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太陽光発電を無料設置! サービスの種類やメリット・デメリット、選ぶ際のポイントなどを徹底解説!

太陽光発電 無料設置

太陽光発電は、環境にやさしく、電気代を節約できるというメリットがありますが、一方で、高額な初期費用がかかるというデメリットもあります。そこで、初期費用をゼロにして太陽光発電を設置できるサービスが注目されています。今回は、そのようなサービスの種類やメリット・デメリット、選ぶ際のポイントなどをご紹介します。

目次

太陽光発電を無料で設置できるサービスの種類

太陽光発電を無料で設置できるサービスには、大きく分けて3つの種類があります。

リースモデル

リースモデルとは、太陽光発電システムを月々定額で借りるサービスです。このサービスのメリットは、初期費用がかからないことと、発電した電気を自由に使えることです。自宅で使わない分は、電力会社に売電することができます。売電収入は、リース料金の一部として還元される場合があります。また、契約期間が終了すると、太陽光発電システムは自分のものになります。つまり、リース料金を払い続ければ、最終的には太陽光発電システムを無料で手に入れることができるというわけです。このサービスのデメリットは、契約期間が長いことと、途中で解約すると違約金や買取費用が発生することです。契約期間は、一般的に10年から20年程度です。その間に、家を売ったり、屋根の工事をしたりする場合は、発電事業者と相談する必要があります。また、蓄電池やエネファームと併用できない場合があるので、注意が必要です。

PPAモデル

PPAモデルとは、太陽光発電システムを設置する代わりに、発電事業者と電力購入契約を結ぶサービスです。このサービスのメリットは、初期費用がかからないことと、発電した電気を安く買えることです。発電事業者は、自分よりも安い価格で電気を提供してくれます。そのため、電気代が安くなります。また、契約期間が終了すると、太陽光発電システムは自分のものになります。このサービスのデメリットは、余った電気を売電できないことと、契約期間が長いことです。発電した電気は、全て発電事業者が売電します。そのため、売電収入を得ることができません。契約期間は、一般的に10年から20年程度です。その間に、家を売ったり、屋根の工事をしたりする場合は、発電事業者と相談する必要があります。また、蓄電池やエネファームと併用できない場合があるので、注意が必要です。

屋根貸しモデル

屋根貸しモデルとは、自宅の屋根スペースを発電事業者に貸し出すサービスです。このサービスのメリットは、初期費用がかからないことと、屋根貸し料として収入が得られることです。発電事業者は、自分の屋根に太陽光発電システムを設置して、発電した電気を売電します。その代わりに、自分には月々一定額の屋根貸し料が支払われます。このサービスのデメリットは、発電した電気を自宅で使えないことと、契約期間が長いことです。発電した電気は、全て発電事業者が売電します。そのため、電気代が安くなることはありません。契約期間は、一般的に10年から20年程度です。その間に、家を売ったり、屋根の工事をしたりする場合は、発電事業者と相談する必要があります。また、契約終了後の撤去費用がかかる場合があるので、注意が必要です。

太陽光発電を無料で設置できるサービスのメリット

太陽光発電を無料で設置できるサービスには、以下のようなメリットがあります。

初期費用がかからないので、資金的な負担が少ない

太陽光発電システムは、一般的に数百万円から数千万円の高額な投資が必要です。しかし、無料で設置できるサービスを利用すれば、その費用をゼロにすることができます。発電事業者が太陽光発電システムの購入や設置を行ってくれるので、自分でお金を出す必要がありません。また、太陽光発電システムの価格は、年々下がっている傾向にあります。そのため、契約期間が終了すると、太陽光発電システムを安く買い取ることができる場合もあります。

契約期間中のメンテナンスや修理費用がかからないので、安心して利用できる

太陽光発電システムは、長期間にわたって使用するものです。そのため、定期的なメンテナンスや故障時の修理が必要になる場合があります。これらの費用は、自分で負担する必要があります。しかし、無料で設置できるサービスを利用すれば、その費用を発電事業者が負担してくれます。発電事業者は、太陽光発電システムの性能や安全性を保証するために、定期的に点検や清掃を行ってくれます。また、故障やトラブルが発生した場合にも、迅速に対応してくれます。そのため、自分で手間や心配をする必要がありません。

発電した電気を自宅で使えるので、電気代が安くなる

太陽光発電は、自宅で使う電気を自分で作ることができます。そのため、電力会社から買う電気の量を減らすことができます。電気代が安くなります。日本では、電力会社の電気料金は、時間帯や季節によって変動します。ピーク時や夏冬などの需要が高い時期は、電気料金が高くなります。しかし、太陽光発電は、昼間に発電することができます。そのため、ピーク時や夏冬などの電気料金が高い時期にも、電気代を節約できます。

停電時に非常用電源として使える

太陽光発電は、停電時にも発電することができます。そのため、災害などの緊急時にも、電気を使うことができます。ライフラインとして重要な役割を果たします。日本では、地震や台風などの自然災害が頻発しています。そのため、停電に備えることが必要です。太陽光発電システムには、蓄電池やバックアップ機能を備えたものもあります。これらを併用すると、夜間や曇りの日などにも、電気を使うことができます。

契約期間が終了すると、太陽光発電システムが自分のものになる

太陽光発電を無料で設置できるサービスの中には、契約期間が終了すると、太陽光発電システムが自分のものになるものもあります。その場合、自分は太陽光発電システムの所有者となります。そのため、発電した電気を自由に使ったり、売電したりすることができます。また、太陽光発電システムは、一般的に20年から30年程度の寿命があります。そのため、契約期間が終了しても、まだ発電することができます。その分、電気代を節約できます。

太陽光発電を無料で設置できるサービスのデメリット

一方で、以下のようなデメリットもあります。

契約期間が長いので、途中で解約すると違約金や買取費用が発生する

太陽光発電を無料で設置できるサービスは、一般的に10年から20年程度の契約期間が必要です。その間に、自分のライフスタイルやニーズが変わる可能性があります。例えば、家を売ったり、引っ越したり、太陽光発電システムをやめたりする場合があります。しかし、契約期間中に解約すると、発電事業者に違約金や買取費用を支払う必要があります。これらの費用は、太陽光発電システムの価格や残りの契約期間によって異なりますが、数百万円から数千万円になる場合もあります。そのため、契約する前に、自分の将来の予定や目的を考えておくことが大切です。

売電収入を得られない場合がある

太陽光発電を無料で設置できるサービスの中には、発電した電気を全て発電事業者が売電するものもあります。その場合、自分は売電収入を得ることができません。また、売電価格は、年々下がっていく傾向にあります。そのため、将来的に売電収入が減る可能性があります。日本では、太陽光発電の売電価格は、固定価格買取制度(FIT)によって保証されていますが、2024年度からは、入札制度に移行する予定です。入札制度では、発電事業者が競争的に売電価格を決めるため、売電価格が下落する可能性が高まります。

蓄電池やエネファームと併用できない場合がある

太陽光発電を無料で設置できるサービスの中には、蓄電池やエネファームと併用できないものもあります。蓄電池やエネファームは、発電した電気を貯めたり、熱や水素に変えたりする装置です。これらを併用すると、電気の自給自足率を高めたり、さらに電気代を節約したりすることができます。しかし、発電事業者との契約内容や条件によっては、これらの装置を設置できない場合があります。例えば、発電事業者が発電した電気を全て売電する場合や、発電事業者が指定した部材や施工会社以外のものを使う場合などです。自分のニーズや目的に合わせて、サービスを選ぶことが必要です。

家を売買する際に手間が増える場合がある

太陽光発電を無料で設置できるサービスは、発電事業者との契約が必要です。そのため、家を売買する際には、発電事業者との契約を解除したり、譲渡したり、継続したりする必要があります。これには、手続きや費用がかかる場合があります。また、家の購入者や売主にとっても、太陽光発電システムの有無や契約内容が影響する場合があります。例えば、家の価格や評価、買い手のニーズや希望などに関係する場合があります。そのため、家を売買する際には、発電事業者との契約をよく確認しておくことが大切です。

屋根の工事がしにくくなる場合がある

太陽光発電を無料で設置できるサービスは、自分の屋根に太陽光発電システムを設置します。そのため、屋根の工事をする際には、太陽光発電システムを一時的に外したり、移動したりする必要があります。これには、手間や費用がかかる場合があります。また、屋根の形や材質によっては、太陽光発電システムを設置できない場合や、補強工事が必要な場合があります。そのため、屋根の状態や工事の計画を考慮しておくことが必要です。

契約終了後の撤去費用がかかる場合がある

太陽光発電を無料で設置できるサービスの中には、契約期間が終了すると、太陽光発電システムを撤去するものもあります。その場合、自分は太陽光発電システムの所有者にならず、発電事業者に返却する必要があります。また、撤去費用や屋根の復旧費用を自分で負担する必要がある場合があります。これらの費用は、太陽光発電システムの規模や屋根の状態によって異なりますが、数十万円から数百万円になる場合もあります。そのため、契約する前に、契約終了後の費用や手続きを確認しておくことが大切です。

太陽光発電を無料で設置できるサービスを選ぶ際のポイント

太陽光発電を無料で設置できるサービスを選ぶ際には、以下のようなポイントに注意してください。

本当に初期費用が無料かどうか確認する

追加でかかる費用がないかどうかもチェックする。例えば、屋根の補強工事や配線工事、申請手数料などが必要な場合があります。また、契約終了後の撤去費用や買取費用が発生する場合もあります。発電事業者に詳細な見積もりを提示してもらい、契約内容をよく確認しましょう。

保証内容が充実しているかどうか確認する

発電量や故障時の対応などを明確にしておく。太陽光発電システムは、長期間にわたって使用するものです。そのため、発電量の保証や故障時の修理費用の負担などを確認しておくことが大切です。発電事業者に保証書やアフターサービスの内容を示してもらい、信頼できるかどうか判断しましょう。

発電事業者が信頼できるパネル部材メーカーや施工会社と提携しているかどうか確認する

品質や安全性に問題がないかどうかも重要です。太陽光発電システムは、パネルやインバーターなどの部材や、屋根への取り付けや配線などの施工によって、性能や耐久性が変わります。そのため、発電事業者が使用する部材や施工会社が、国内外の基準や認証を満たしているかどうかを確認しておくことが必要です。発電事業者に部材や施工の仕様書や証明書を提示してもらい、品質や安全性を確かめましょう。

自分の家の屋根の状態や発電量の見込み、電気の使用量や目的などを考慮して、最適なサービスを選ぶ

リースモデル、PPAモデル、屋根貸しモデルのそれぞれの特徴やメリット・デメリットを比較してみるとよいでしょう。例えば、以下のような場合には、それぞれのサービスがおすすめです。

  • リースモデル:自宅で発電した電気を使いたい場合や、売電収入を得たい場合におすすめです。また、将来的に太陽光発電システムを自分のものにしたい場合にもおすすめです。
  • PPAモデル:電気代を安くしたい場合や、発電事業者との関係をシンプルにしたい場合におすすめです。また、将来的に太陽光発電システムを自分のものにしたい場合にもおすすめです。
  • 屋根貸しモデル:屋根貸し料として収入を得たい場合や、発電事業者との関係をシンプルにしたい場合におすすめです。また、太陽光発電システムを自分のものにしたいと考えていない場合にもおすすめです。

太陽光発電を無料で設置できるサービス

太陽光発電を無料で設置できるサービスは、現在、多数の発電事業者が提供しています。ここでは、代表的なサービスをいくつか紹介します。

ハチドリソーラー

リースモデルのサービスで、月々定額のリース料金で太陽光発電システムを借りることができます。発電した電気は自由に使えて、余った分は売電できます。契約期間は10年で、終了後は太陽光発電システムが自分のものになります。業界最長の15年保証が付いています。

ほっとでんき

PPAモデルのサービスで、発電事業者と電力購入契約を結ぶことで、太陽光発電システムを無料で設置できます。発電した電気は使った分だけ料金が発生します。余った分は発電事業者が売電します。契約期間は10年または20年で、終了後は太陽光発電システムが自分のものになります。

シェアでんき

PPAモデルのサービスで、発電事業者と電力購入契約を結ぶことで、太陽光発電システムを無料で設置できます。発電した電気は使った分だけ料金が発生します。余った分は発電事業者が売電します。契約期間は10年で、終了後は太陽光発電システムが自分のものになります。

HOME太陽光でんき

屋根貸しモデルのサービスで、自宅の屋根スペースを発電事業者に貸し出すことで、太陽光発電システムを無料で設置できます。発電した電気は全て発電事業者が売電します。契約期間は10年または20年で、終了後は太陽光発電システムは撤去されます。屋根貸し料として、月々一定額の収入が得られます。

まとめ

太陽光発電は、環境にやさしく、電気代を節約できるという魅力的なエネルギーですが、初期費用が高いというハードルがあります。しかし、太陽光発電を無料で設置できるサービスを利用すれば、そのハードルをクリアできます。リースモデル、PPAモデル、屋根貸しモデルのそれぞれの特徴やメリット・デメリットを比較して、自分に合ったサービスを選んでみてください。太陽光発電で、快適でエコな暮らしを始めましょう。

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