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積水ハウスの太陽光発電ってどうなの? メリットとデメリットを徹底解説!

積水ハウス 太陽光発電

太陽光発電は、再生可能エネルギーの代表格として注目されています。太陽の光を電気に変換することで、自然にやさしく、経済的にもお得な暮らしができるというのが魅力です。しかし、太陽光発電を導入するには、様々な条件や費用がかかります。また、メーカーや販売店によっても、品質や価格、サービスなどが異なります。そこで、今回は、住宅メーカーの中でもトップクラスのシェアを誇る積水ハウスの太陽光発電について、メリットとデメリットを徹底解説していきます。

目次

積水ハウスの太陽光発電のメリット

積水ハウスの太陽光発電には、以下のようなメリットがあります。

積水ハウスの住宅との相性が良い

積水ハウスの太陽光発電は、積水ハウスの住宅との相性が良いという点が大きなメリットです。積水ハウスは、太陽光発電を住宅の設計段階から考慮しています。例えば、屋根の形状や方位、傾斜角度などを最適化することで、太陽光パネルの設置面積や発電効率を高めています。また、太陽光パネルのカラーや形状を選べることで、住宅のデザインにも配慮しています。さらに、積水ハウスの住宅は、高断熱・高気密・高耐震の性能を備えており、太陽光発電との相乗効果で、省エネ・快適・安全な住まいを実現できます。積水ハウスの住宅と太陽光発電は、一体的に設計・施工されることで、品質や安心感が高まります。

シャープとカネカの太陽光パネルから選べる

積水ハウスの太陽光発電は、シャープとカネカの太陽光パネルから選べるという点もメリットです。シャープとカネカは、国内外で高いシェアを誇る太陽光パネルのメーカーです。シャープの太陽光パネルは、黒を基調とした統一感のあるカラーリングと、4種類の形状を組み合わせるルーフィット設計が特徴です。カネカの太陽光パネルは、瓦一体型であるVISOLAが特徴です。瓦一体型の太陽光パネルは、屋根に同化した形で設置できるため、屋根のデザインに全く支障をきたしません。積水ハウスの太陽光発電では、これらの太陽光パネルの中から、自分の好みや予算に合わせて選ぶことができます。

水素住宅の実用化に向けて先進的な取り組みをしている

積水ハウスの太陽光発電は、水素住宅の実用化に向けて先進的な取り組みをしているという点もメリットです。水素住宅とは、太陽光発電による再生可能エネルギーの電力を用いて、自宅で水素をつくり、住宅内の電力を自給自足する住宅のことです。積水ハウスは、住宅メーカー初となる水素住宅の2025年夏の実用化を目指し、2023年6月から総合住宅研究所で実証実験を開始しました。水素住宅は、太陽光発電の発電量の変動や電力の蓄電・輸送の問題を解決するとともに、ゼロカーボンを実現する画期的な住宅です。積水ハウスの太陽光発電は、水素住宅の実現に向けて、最先端の技術と環境への配慮を示しています。

積水ハウスの太陽光発電のデメリット

積水ハウスの太陽光発電には、以下のようなデメリットがあります。

費用が高め

積水ハウスの太陽光発電は、費用が高めという点が欠点です。積水ハウスだけでなく、ハウスメーカーが提供する太陽光発電の費用の目安は30〜45万円/kWとなっています。一方、普通の販売店が提供する太陽光発電の費用の目安は20〜35万円/kWとなっています。つまり、ハウスメーカーの太陽光発電の方が、約40%ほど費用が高くなっています。さらに、30〜45万円/kWという数字は、あくまでも費用の目安の話です。費用交渉をしないと、60万円/kWぐらいの費用になることもよくあります。ハウスメーカーの太陽光発電の費用が高い理由は、以下のようなものが考えられます。

  • ハウスメーカーは、太陽光発電の設置を住宅の建築と同時に行うことで、工事のコストや時間を削減できます。しかし、その分、太陽光発電の費用には、住宅の建築費用の一部が上乗せされている可能性があります。
  • ハウスメーカーは、太陽光発電の品質や安全性に対して、高い信頼性を保証することを重視しています。そのため、太陽光パネルやパワーコンディショナーなどの機器は、国内外の有名メーカーのものを選んでいます。しかし、その分、太陽光発電の費用には、高品質な機器のコストが反映されています。
  • ハウスメーカーは、太陽光発電のアフターサービスにも力を入れています。例えば、積水ハウスの太陽光発電は、10年間の保証期間と、年に1回の定期点検が付いています。また、太陽光発電の故障やトラブルに対しても、24時間365日の対応体制を整えています。しかし、その分、太陽光発電の費用には、アフターサービスの費用が含まれています。

これらの理由から、ハウスメーカーの太陽光発電の費用は、普通の販売店のものよりも高くなっています。しかし、費用だけで判断するのではなく、品質や安心感、サービスなども考慮する必要があります。積水ハウスの太陽光発電は、高い費用に見合った価値を提供していると言えるでしょう。

屋根の保障がついていないことがある

積水ハウスの太陽光発電は、屋根の保障がついていないことがあるという点が欠点です。屋根の保障とは、太陽光パネルの設置によって、屋根の防水性や耐久性に悪影響が出ないことを保障するものです。屋根の保障があれば、もしも、屋根に水漏れや割れなどのトラブルが起きた場合に、無料で修理してもらえます。しかし、屋根の保障がなければ、自分で修理費用を払わなければなりません。積水ハウスの太陽光発電では、屋根の保障の有無は、太陽光パネルの種類や設置方法によって違います。例えば、シャープの太陽光パネルは、屋根に埋め込むルーフィット設計であれば、屋根の保障がありますが、屋根の上に乗せるルーフオン設計であれば、屋根の保障がありません。カネカの太陽光パネルは、瓦と一体化するVISOLAであれば、屋根の保障がありますが、瓦の上に設置する瓦上型であれば、屋根の保障がありません。積水ハウスの太陽光発電を導入するときには、屋根の保障の有無を確認することが大事です。

専用の販売店しか選べない

積水ハウスの太陽光発電は、専用の販売店しか選べないという点が欠点です。専用の販売店とは、太陽光発電の販売・設置・保守を行う業者のことです。専用の販売店の選択肢が多いほど、費用やサービスの比較がしやすくなります。しかし、積水ハウスの太陽光発電は、積水ハウスの住宅との相性を重視しているため、積水ハウスが指定する専用の販売店からしか購入できません。積水ハウスが指定する専用の販売店は、積水ハウスの太陽光発電の品質や安全性を担保するために、厳しい審査を受けています。しかし、その分、他の販売店との競争が少なくなり、費用やサービスの面で不利になる可能性があります。積水ハウスの太陽光発電を購入するときには、専用の販売店の評判や実績を調べることが重要です。

まとめ

積水ハウスの太陽光発電は、積水ハウスの住宅との相性が良く、シャープとカネカの太陽光パネルから選べるという利点があります。また、水素住宅の実用化に向けて先進的な取り組みをしているという利点があります。一方で、費用が高めで、屋根の保障がついていないことがあるという欠点もあります。さらに、専用の販売店しか選べないという欠点もあります。積水ハウスの太陽光発電は、利点と欠点を比較検討して、自分のニーズや予算に合わせて決める必要があります。

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