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災害時も安心! シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナの特徴とメリットを徹底解説

シャープ V2H

今回はシャープのV2Hレディ型パワーコンディショナについてご紹介します。V2Hとは、Vehicle to Homeの略で、電気自動車やプラグインハイブリッド車の電気を家庭の電力として使用できる仕組みのことです。シャープは、2023年から2024年にかけて、V2Hシステムと連携できるEV用コンバータを発売する予定です。そのために、2022年4月から、V2Hシステムと連携できるようになる新型パワーコンディショナを販売しました。その名は、「JH-55NF3」と「JH-40NF2」です。これらのパワーコンディショナは、太陽光発電システムや家庭用蓄電池とも連携できるので、太陽光発電、蓄電池、電気自動車の3連携制御が可能になります。この記事では、シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナの特徴やメリットを詳しく解説します。

目次

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナの特徴

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、以下のような特徴を持っています。

  • 家中まるごと停電対応
  • 将来のEV連携が可能
  • 選べる蓄電池対応
  • 太陽光発電の入力枚数が少なくてもOK
  • 重塩害地域にも設置可能

それぞれの特徴について、詳しく見ていきましょう。

家中まるごと停電対応

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、全負荷200V対応になっています。これは、停電時に分電盤に電気を供給することで、家中の電気が使えるということです。コンセントの差し替え不要なので、いざという時も安心です。エアコンやIHといった200V電源を必要とする電化製品も使えます。ただし、接続している機器や太陽光発電システムおよび蓄電池システムの使用状況や環境条件によっては、機器を使用できない場合があります。また、分電盤に繋がる機器をたくさん使うと、ためた電気を早く使い切るため、停電時は使用する機器に注意が必要です。

将来のEV連携が可能

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、将来的にEV用コンバータを接続することで、EVとの連携が可能になります。EV用コンバータは、2024年春に発売予定です。EVと連携することで、EVの電気を家庭の電力として使用したり、太陽光発電や蓄電池の電気をEVに充電したりすることができます。これにより、電気の自給自足率を高めたり、電気料金を節約したり、災害時の備えとして活用したりすることができます。ただし、EV用コンバータは全てのEVやプラグインハイブリッド車と接続可能なわけではありません。接続可能な車種は、EV用コンバータ発売時にシャープのウェブサイトで公開される予定です。

選べる蓄電池対応

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、シャープ製の蓄電池とも連携できます。蓄電池の容量は、6.5kWh、9.8kWh、13kWh(6.5kWh×2台)の3タイプから選べます。消費電力量や設置場所、停電時の備えなど、条件や要望に合わせて蓄電池を選ぶことができます。また、後から蓄電池の設置や増設も可能です。蓄電池の設置や増設が可能な期間は、パワーコンディショナ設置後おおよそ5年以内です。蓄電池の保証条件も確認しておきましょう。

太陽光発電の入力枚数が少なくてもOK

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、太陽光発電システムの入力枚数が少なくてもOKです。太陽光発電システムの入力枚数とは、太陽光パネルの枚数のことです。太陽光パネルの枚数によって、パワーコンディショナに電気を送れるかどうかが決まります。今までシャープで販売されていたパワーコンディショナは、太陽光パネルを5枚設置しないとパワーコンディショナに電気を送れませんでした。しかし、今回販売された「JH-55NF3」は、太陽光パネル3枚からパワーコンディショナに電気を送れるようになりました。これにより、狭い屋根でも太陽光パネルを設置できて発電量が確保できます。

重塩害地域にも設置可能

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、重塩害地域にも設置可能です。重塩害地域とは、海岸線から500m以内の地域のことです。重塩害地域では、潮風や波しぶきによってパワーコンディショナが錆びたり、故障したりする可能性があります。そのため、今まではシャープ製のだけでなく、どのメーカーのパワーコンディショナも、重塩害地域に設置できませんでした。しかし、今回販売されたパワーコンディショナは、重塩害地域にも対応できるようになりました。これにより、海の近くに住んでいる方でも、太陽光発電システムを設置できるようになりました。シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、塩害対策として、耐食性の高い素材やコーティングを採用しています。また、パワーコンディショナの内部には、塩分や湿気を吸収する乾燥剤が入っています。これにより、パワーコンディショナの寿命を延ばすことができます。ただし、重塩害地域に設置する場合は、設置条件や保証期間が通常の地域と異なる場合があります。詳しくは、シャープのウェブサイトや販売店にお問い合わせください。

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナのメリット

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナには、以下のようなメリットがあります。

  • 災害時の備えとして活用できる
  • 電気料金を節約できる
  • 環境にやさしい

それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。

災害時の備えとして活用できる

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、災害時の備えとして活用できます。停電時には、太陽光発電や蓄電池、EVの電気を家庭の電力として使用できます。これにより、ライフラインが途絶えても、生活に必要な電気を確保できます。また、EVの電気を外部に供給することもできます。これにより、近隣の方や避難所などに電気を提供できます。さらに、EVの電気を使って、携帯電話やスマートフォンなどの充電もできます。これにより、情報収集や連絡などができます。シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、災害に強い暮らしをサポートします。

電気料金を節約できる

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、電気料金を節約できます。太陽光発電や蓄電池、EVの電気を家庭の電力として使用することで、電力会社からの電気の購入量を減らすことができます。また、電力会社からの電気の買い取り価格が高い時間帯には、太陽光発電や蓄電池、EVの電気を売電することもできます。これにより、電力会社からの収入を増やすことができます。さらに、シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、太陽光発電や蓄電池、EVの電気の最適な制御を行うことで、電気の効率的な利用を実現します。これにより、電気の無駄を減らすことができます。シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、電気の節約に役立ちます。

環境にやさしい

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、環境にやさしいです。太陽光発電や蓄電池、EVの電気は、再生可能エネルギーと呼ばれる、自然のエネルギーを利用した電気です。再生可能エネルギーは、化石燃料と違って、枯渇する心配がありません。また、二酸化炭素や有害物質などの排出量も少ないです。これにより、地球温暖化や大気汚染などの環境問題の解決に貢献できます。シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、環境に優しい暮らしをサポートします。

まとめ

シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、太陽光発電、蓄電池、EVの3連携制御が可能なパワーコンディショナです。家中まるごと停電対応や重塩害地域対応などの特徴を持っています。災害時の備えや電気料金の節約、環境にやさしいなどのメリットがあります。シャープのV2Hレディ型パワーコンディショナは、太陽光発電システムの新しい可能性を広げます。ぜひ、ご検討ください。

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