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外壁のひび割れは放置できない! 種類や原因、補修方法、費用相場を徹底解説!

外壁 ひび割れ 補修

外壁のひび割れは、放置しておくと雨漏りや外壁の剥がれなどの大きなトラブルにつながる可能性があります。そこで、この記事では、外壁のひび割れの種類と原因、補修方法と費用相場について、わかりやすく解説します。外壁のひび割れの対策を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

目次

外壁のひび割れの種類と原因

外壁のひび割れは、大きく分けて以下の2種類があります。

  • ヘアークラック:幅0.3mm以下の浅いひび割れ。外壁の表面に塗られた塗料が紫外線や振動などで劣化して割れることが原因。外壁の機能には影響しないが、外壁塗装の目安となる。
  • クラック:幅1mm以上の深いひび割れ。外壁材自体にダメージがあることが原因。地震や地盤沈下などの外的圧力による構造クラックや、乾燥や増築などの施工不良による乾燥クラックや縁切れクラックなどがある。雨水の侵入や外壁の剥がれなどの危険性が高いので、早急に補修が必要。

外壁のひび割れは、外壁材の種類によっても発生しやすさや特徴が異なります。一般的に、モルタルやコンクリートなどの湿式工法(塗り壁)の外壁は、乾燥や伸縮によってひび割れが発生しやすいです。一方、サイディングなどの乾式工法(パネル壁)の外壁は、ひび割れが発生しにくいですが、釘の緩みやコーキングの劣化によってひび割れが発生することがあります。

外壁のひび割れの補修方法と費用相場

外壁のひび割れの補修方法は、ひび割れの大きさや深さ、外壁材の種類によって異なります。一般的に、以下のような工法があります。

  • シール工法:コンクリートやモルタルなどのひび割れを硬質エポキシ樹脂や可とう性エポキシ樹脂などでシールする工法。ひび割れの幅が1mm以下の場合に適用できる。
  • Uカットシール材充てん工法:コンクリートやモルタルなどのひび割れをダイヤモンドカッターなどでU字型にカッティングし、可とう性エポキシ樹脂や弾性シーリング材を充てんする工法。ひび割れの幅が1mm以上の場合に適用できる。
  • パネル張り替え工法:サイディングなどのパネル壁のひび割れを、同じ種類のパネルで張り替える工法。ひび割れの幅が3mm以上の場合や、パネルが反ったり剥がれたりしている場合に適用できる。

外壁のひび割れの補修費用は、補修箇所の面積や工法、業者によって異なりますが、大まかな相場は以下の通りです。

  • 部分補修:8~30万円
  • 全体補修:50~130万円

外壁補修業者を選ぶ際の注意点

外壁の補修をする業者を選ぶときには、以下の点に注意してください。

資格や実績を確認する

外壁の補修は専門的な知識や技術が必要なので、業者には外装劣化診断士や建築士などの資格を持っているか、過去の施工事例や口コミなどの実績を確認することが大切です。

見積りを比較する

外壁の補修の費用は業者によって異なります。複数の業者から見積りを取り、内容や金額を比較することで、適正な価格やサービスを判断することができます。

保証やアフターサービスを確認する

外壁の補修は一度で終わりではありません。補修後にも劣化やトラブルが発生する可能性があります。そのときに、業者がどのような保証やアフターサービスを提供してくれるかを確認することが重要です。

以上の点を参考にして、信頼できる業者を選んでください。また、業者を選ぶ際には、業者比較サービスを利用するのも一つの方法です。業者比較サービスは、自分の要望に合った業者を紹介してくれるサービスで、無料で利用できます。

まとめ

外壁のひび割れは、放置すると建物の機能や美観に影響を与えるだけでなく、雨漏りや外壁の剥がれなどの重大なトラブルに発展する可能性があります。外壁のひび割れの種類と原因、補修方法と費用相場を理解して、適切な対策を行いましょう。外壁のひび割れの補修には専門的な知識と技術が必要なので、自分で行うのはおすすめできません。ひび割れを発見したら、早めに信頼できる業者に相談しましょう。

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