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積水ハウスの外壁塗装はどう選ぶ? 外壁材の種類やメンテナンス時期、費用相場や施工会社の選び方を徹底解説!

積水ハウス 外壁塗装

今回は積水ハウスの外壁塗装について詳しく解説していきます。積水ハウスの外壁塗装は、一般的な外壁塗装とは違い、独自の外壁材や塗料を使用しています。そのため、外壁塗装の必要性や費用、施工会社の選び方などに注意が必要です。この記事では、次のような内容をお伝えします。

  • 積水ハウスの外壁材の種類とメンテナンス時期
  • 積水ハウスの外壁塗装にかかる費用の内訳と相場
  • 積水ハウス以外の施工会社に外壁塗装を依頼するときの注意点
目次

積水ハウスの外壁材の種類とメンテナンス時期

積水ハウスの住宅では、次の4種類の外壁材が使われています。

  • SC25セラミックウォール
  • シェルテック・コンクリート
  • セラブリッド
  • ダインコンクリート

それぞれの外壁材の塗り替えの目安は、次のとおりです。

  • SC25セラミックウォール:約15年
  • シェルテック・コンクリート:約15年
  • セラブリッド:約30年
  • ダインコンクリート:約30年

外壁材の劣化の症状として、次のようなものがあります。

  • チョーキング現象:外壁の塗料が粉状になる現象。外壁を手で触ると白い粉がつく。
  • ヒビ割れ:外壁にひびが入る現象。水分の侵入や膨張・収縮によって発生する。
  • カビやコケ:外壁にカビやコケが発生する現象。水分やゴミが溜まると繁殖しやすくなる。

これらの症状が見られたら、外壁塗装の時期を検討しましょう。積水ハウスでは、引き渡しから3カ月・1年・2年・5年・10年・15年・20年・25年のタイミングで定期点検を実施しています。点検の際には、外壁の状態や塗り替えの必要性について相談できます。

積水ハウスの外壁塗装にかかる費用の内訳と相場

積水ハウスの外壁塗装にかかる費用は、一般的な外壁塗装よりも高めです。その理由は、次の3つです。

  • オリジナル塗料の材料単価が高い
  • 積水ハウスの中間マージンがかかる
  • 4度塗りをするので人件費と材料費がかかる

それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

オリジナル塗料の材料単価が高い

積水ハウスの外壁塗装では、オリジナルの塗料が使われています。これは、市場には出回っていない塗料で、積水ハウスが設定した価格になります。オリジナルの塗料は、外壁材に合った性能や色を持っており、仕上がりや耐久性には問題ありません。しかし、同等の性能を持つ塗料は他にもありますので、積水ハウス以外の施工会社に依頼することで、材料費を抑えることができます。

積水ハウスの中間マージンがかかる

外壁塗装を積水ハウスに依頼した場合、積水ハウスのグループ会社である「積水ハウスリフォーム株式会社」が施工します。しかし、積水ハウスリフォームは、提携している施工会社に塗装工事を依頼します。そのため、積水ハウスと積水ハウスリフォームの中間マージンが発生し、費用が高くなります。施工会社に直接依頼することで、中間マージンをカットすることができます。

4度塗りをするので人件費と材料費がかかる

積水ハウスの外壁塗装は、4度塗りが基本です。一般的な外壁塗装は3度塗りが基本になっているため、塗装の回数が1回多いです。そのため、塗装に必要な塗料の量が増えるだけでなく、作業員を確保する日数も増えるため、費用が高くなります。4度塗りは、塗膜の厚みや密着性を高める効果がありますが、必ずしも必要というわけではありません。3度塗りでも十分な仕上がりが得られる場合がありますので、施工会社に相談してみましょう。

積水ハウス以外の施工会社に外壁塗装を依頼するときの注意点

積水ハウスの外壁塗装は、積水ハウス以外の施工会社に依頼するときの注意点は、次のようなものがあります。

  • 外壁材に合った塗料を選ぶ
  • 積水ハウスの保証やアフターサービスを受けられなくなる可能性がある
  • 施工会社の信頼性や実績を確認する

外壁材に合った塗料を選ぶ

積水ハウスの外壁材は、一般的な外壁材とは異なる性質や構造を持っています。そのため、外壁材に合わない塗料を使うと、塗膜の剥がれや色あせ、ひび割れなどの劣化が早まる可能性があります。また、外壁材の特徴を活かすためには、専用の塗料が必要な場合もあります。例えば、ダインコンクリートの場合は、高耐候クリア塗装「タフクリア30」を使うことで、耐火性や耐久性を維持できます。積水ハウス以外の施工会社に依頼する場合は、外壁材に合った塗料を選んでもらうようにしましょう。

積水ハウスの保証やアフターサービスを受けられなくなる可能性がある

外壁塗装を積水ハウスに依頼した場合、積水ハウスの保証やアフターサービスを受けることができます。しかし、積水ハウス以外の施工会社に依頼した場合、積水ハウスの保証やアフターサービスを受けられなくなる可能性があります。これは、積水ハウスが外壁塗装の品質や施工方法について責任を持てないからです。もし、外壁塗装に不具合が生じた場合、施工会社に対応してもらうことになります。そのため、施工会社に依頼する場合は、保証期間やアフターサービスの内容を確認しておきましょう。

施工会社の信頼性や実績を確認する

外壁塗装は、住宅の外観や耐久性に大きく影響する工事です。そのため、施工会社の信頼性や実績を確認することが重要です。積水ハウス以外の施工会社に依頼する場合は、次のような点に注意して選びましょう。

  • 見積もりや契約書の内容が明確であること
  • 施工前・施工中・施工後の説明や連絡がしっかりしていること
  • 施工例や口コミ、評判を確認できること
  • 資格や認定を持っていること
  • 保険に加入していること

まとめ

積水ハウスの外壁塗装は、住まいの美しさや快適さを長く保つために重要な工事です。しかし、積水ハウスの外壁塗装には、一般的な外壁塗装とは異なる特徴や注意点があります。そのため、外壁塗装を検討する際には、外壁材の種類やメンテナンス時期、塗料の選び方、費用の内訳と相場、施工会社の信頼性や実績などをしっかりと把握しておく必要があります。積水ハウスに依頼する場合も、積水ハウス以外の施工会社に依頼する場合も、メリットとデメリットがあります。自分の住まいに合った最適な外壁塗装を選ぶために、この記事を参考にしてください。

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