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外壁塗料の最強はどれ? 塗料の種類と特徴、長期的なコスパを徹底分析

外壁塗料 最強

外壁塗装をするときに、どの塗料を選ぶかはとても重要なことです。塗料の種類によって、耐久性や防汚性、価格などが大きく異なります。では、外壁塗料の中で最強と言えるのはどの塗料なのでしょうか? 今回は、外壁塗料の種類や特徴、おすすめの塗料をランキング形式でご紹介します。

目次

外壁塗料の種類と特徴

外壁塗料には、主に以下の6種類があります。

  • アクリル塗料
  • シリコン塗料
  • ウレタン塗料
  • フッ素塗料
  • 無機塗料
  • 光触媒塗料

それぞれの塗料の特徴を簡単に説明します。

アクリル塗料

アクリル塗料は、アクリル樹脂を主成分とした塗料で、光沢感や発色が良いのが特徴です。価格も安く、昔はよく使われていましたが、耐久性が低く、5~8年程度で塗り替えが必要になります。また、汚れやカビに弱いという欠点もあります。現在は、耐久性の高い塗料が多く出てきているので、あまりおすすめできません。

シリコン塗料

シリコン塗料は、シリコン樹脂を主成分とした塗料で、外壁塗装で最も多く使われている塗料です。耐久性や防汚性が高く、10~15年程度持つと言われています。価格も1㎡あたり2,000~3,000円程度と手頃で、コスパが良いと言えます。種類も多く、扱っている業者も多いので、迷ったらシリコン塗料を選ぶと間違いないでしょう。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、ウレタン系樹脂を主成分とした塗料で、柔らかくて弾力性があるのが特徴です。外壁のひび割れに追随する能力があり、8~10年程度持ちます。しかし、光沢感が強く、汚れやホコリが付きやすいという欠点もあります。また、価格も1㎡あたり3,000~4,000円程度と高めです。

フッ素塗料

フッ素塗料は、顔料にフッ素樹脂が配合された塗料で、塗膜の耐久性が非常に高いのが特徴です。15~20年程度持つと言われており、汚れが付きにくく、セルフクリーニング効果があります。カラーバリエーションも豊富で、新築時から使われることも多いです。ただし、高性能な分、価格も高く、1㎡あたり3,500~5,000円程度かかります。

無機塗料

無機塗料は、鉱物やセラミック、ガラスなどの無機物を主成分とした塗料で、高耐久性が特徴です。塗膜が劣化する原因となる炭素含有量が少ないので、20年以上持つと言われています。外壁が汚れにくいというメリットもありますが、塗膜が硬くなりやすいというデメリットもあります。最近は、伸縮性の高い種類も出てきていますが、価格は1㎡あたり4,000~5,000円程度と高めです。

光触媒塗料

光触媒塗料は、酸化チタンを原料とした塗料で、セルフクリーニング機能を持つのが特徴です。太陽光に当たると、塗膜に含まれる酸化チタンが活性酸素を発生させ、外壁に付着した汚れを分解し、雨水などで洗い流します。15~20年程度持つと言われており、長期間綺麗な状態を保つことができます。価格は1㎡あたり3,000~4,000円程度です。

外壁塗料のおすすめランキング

それでは、外壁塗料の中で最強と言えるのはどの塗料なのでしょうか? ここでは、耐久性や防汚性、価格などを総合的に判断して、おすすめの塗料をランキング形式でご紹介します。

第6位:アクリル塗料

アクリル塗料は、価格が安く、光沢感や発色が良いというメリットがありますが、耐久性が低く、汚れやカビに弱いという欠点があります。5~8年程度で塗り替えが必要になるので、コスパはあまり良くありません。また、現在はより高性能な塗料が多く出てきているので、あまりおすすめできません。

第5位:ウレタン塗料

ウレタン塗料は、柔らかくて弾力性があり、外壁のひび割れに追随する能力があるというメリットがありますが、光沢感が強く、汚れやホコリが付きやすいという欠点があります。8~10年程度持つので、耐久性はそこそこですが、価格は高めです。

第4位:シリコン塗料

シリコン塗料は、耐久性や防汚性が高く、10~15年程度持つというメリットがあります。価格も手頃で、コスパが良いと言えます。種類も多く、扱っている業者も多いので、迷ったらシリコン塗料を選ぶと間違いないでしょう。

第3位:無機塗料

無機塗料は、鉱物やセラミック、ガラスなどの無機物を主成分とした塗料で、高耐久性が特徴です。塗膜が劣化する原因となる炭素含有量が少ないので、20年以上持つと言われています。外壁が汚れにくいというメリットもありますが、塗膜が硬くなりやすいというデメリットもあります。最近は、伸縮性の高い種類も出てきていますが、価格は1㎡あたり4,000~5,000円程度と高めです。

第2位:光触媒塗料

光触媒塗料は、セルフクリーニング機能を持つのが最大のメリットです。太陽光に当たると、塗膜に含まれる酸化チタンが活性酸素を発生させ、外壁に付着した汚れを分解し、雨水などで洗い流します。15~20年程度持つと言われており、長期間綺麗な状態を保つことができます。価格もそこまで高くなく、1㎡あたり3,000~4,000円程度です。

第1位:フッ素塗料

そして、外壁塗料の中で最強と言えるのは、フッ素塗料です。フッ素塗料は、塗膜の耐久性が非常に高く、15~20年程度持つというメリットがあります。汚れが付きにくく、セルフクリーニング効果があります。カラーバリエーションも豊富で、新築時から使われることも多いです。高性能な分、価格も高く、1㎡あたり3,500~5,000円程度かかりますが、その分、塗り替えの頻度が低くなるので、長期的に見ればコスパも良いと言えます。

まとめ

外壁塗装をするときには、自分の家の状況や予算に合わせて、最適な塗料を選ぶことが大切です。外壁塗装は、一度やると長くそのままになるので、慎重に選びましょう。

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