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紫外線に強い塗料と色で外壁塗装を長持ちさせる方法

紫外線に強い塗料と色 外壁塗装

今回は、紫外線に強い塗料についてご紹介します。外壁塗装をする際には、紫外線による劣化を防ぐために、塗料の種類や色に注意する必要があります。では、どのような塗料や色が紫外線に強いのでしょうか? それでは見ていきましょう。

目次

紫外線に強い塗料とは?

紫外線に強い塗料としては、ラジカル制御型塗料がおすすめです。この塗料は、塗料の主成分の一つである酸化チタンに紫外線が当たると発生する、塗膜を破壊する物質「ラジカル」の発生と活動を抑える技術を採用しています。これにより、塗膜の劣化を防ぎ、耐久性を向上させます。また、シリコン樹脂や紫外線吸収剤などを配合することで、汚れやキズにも強い塗膜を形成します。

ラジカル制御型塗料の例としては、以下のような商品があります。

  • アレスダイナミックTOP:関西ペイントの高性能ハイクラスシリコン塗料で、紫外線による塗膜劣化を抑制する4つの技術を駆使しています。艶の選択が可能で、超低汚染性と強力な付着力を兼ね備えています。
  • シリコンREVO1000:アステックペイントの次世代型シリコン塗料で、高性能シリコンレジンとUVトラップにより、紫外線劣化を阻止します。耐候性、耐汚染性、耐水性に優れています。
  • 水性屋根用遮熱塗料:アサヒペンの水性塗料で、特殊顔料により太陽光の赤外線を反射し、屋根の表面温度の上昇を抑えます。シリコンアクリル樹脂とHALS(紫外線劣化防止剤)配合により、耐候性が優れています。

紫外線に強い色とは?

紫外線に強い色としては、明るい色や白色がおすすめです。明るい色や白色は、紫外線を反射しやすく、暗い色や黒色よりも色あせしにくいと言われています。また、明るい色や白色は、夏場の熱を遮断し、室内の温度上昇を抑える効果もあります。ただし、明るい色や白色は、汚れが目立ちやすいというデメリットもありますので、定期的なメンテナンスが必要です。

紫外線に強い色の例としては、以下のような色があります。

  • ホワイト:純白の色で、紫外線を最も反射しやすい色です。清潔感や爽やかさを感じさせる色ですが、汚れが一番目立ちやすい色でもあります。
  • クリーム:白に黄色を混ぜた色で、ホワイトよりもやわらかく暖かみのある色です。紫外線を反射しやすい色ですが、ホワイトほど汚れが目立ちにくい色です。
  • ライトグレー:白に黒を混ぜた色で、ホワイトよりも落ち着いた印象の色です。紫外線を反射しやすい色ですが、ホワイトほど汚れが目立ちにくい色です。

まとめ

以上、紫外線に強い塗料と色についてご紹介しました。外壁塗装をする際には、紫外線による劣化を防ぐために、ラジカル制御型塗料や明るい色を選ぶと良いでしょう。もちろん、塗料や色だけでなく、施工方法やメンテナンスも重要ですので、プロのアドバイスを受けることをおすすめします。

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