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石材調塗料で外壁を塗り替える前に知っておきたいこと メリットとデメリットを徹底解説!

石材調塗料 外壁塗り替え

今回は、石材調塗料で外壁を塗り替えるときのポイントについてお話ししたいと思います。

石材調塗料とは、セラミックや天然石などを細かく砕いて塗料に混ぜたもので、天然の石材のような風合いや高級感を表現できる塗料です。最近では、一般住宅の外壁塗装にも人気があります。

しかし、石材調塗料にはメリットだけでなく、デメリットや注意点もあります。塗り替えを検討している方は、以下の内容を参考にしてください。

目次

石材調塗料のメリット

石材調塗料には、以下のようなメリットがあります。

デザイン性が高い

石材調塗料は、立体感や光沢、色合いなどが豊富で、本物の石材のような仕上がりになります。建物に重厚感や高級感を与えることができます。

耐久性が高い

石材調塗料は、雨風や紫外線に強く、劣化しにくいです。また、汚れが目立ちにくく、メンテナンスが楽です。一般的な塗料よりも長持ちします。

断熱・遮熱効果がある

石材調塗料は、セラミックや天然石などの微粒子が中が空洞になっているため、熱の伝導が悪く、断熱・遮熱効果があります。冬は暖かく、夏は涼しく、快適な室内環境を保つことができます。

石材調塗料のデメリット

石材調塗料には、以下のようなデメリットがあります。

費用が高い

石材調塗料は、一般的な塗料よりも高価です。また、塗装の工程が多く、塗装技術が必要なため、施工費用も高くなります。塗り替えの初期費用を抑えたい場合には向きません。

塗装の難易度が高い

石材調塗料は、伸びが悪く、塗りムラが出やすいです。また、塗装後にトップコートを塗る必要があります。塗装の難易度が高いため、技術力の高い業者を選ぶ必要があります。

コケやカビが生えやすい

石材調塗料は、塗装面がざらざらとした仕上がりになるため、水分が入り込みやすく、コケやカビの温床になりやすいです。特に、湿気の多い場所や季節には、定期的な清掃や防カビ剤の塗布が必要です。

石材調塗料を塗り替えるときの注意点

石材調塗料を塗り替えるときには、以下のような注意点があります。

既存の塗膜の状態を確認する

石材調塗料は、既存の塗膜の上に塗ることができますが、既存の塗膜が弾性塗料やシリコン塗料などの柔軟性の高い塗料の場合には、相性が悪いため、塗膜が剥がれやすくなります。その場合には、既存の塗膜を除去する必要があります。

色や仕上げ方法を事前に確認する

石材調塗料は、色や仕上げ方法によって、仕上がりの印象が大きく変わります。小さなサンプルだけでは、実際の仕上がりとのギャップが出ることがあります。そのため、事前に実際の施工例を見て、色や仕上げ方法を確認することが大切です。

まとめ

石材調塗料は、高級感や耐久性が高い塗料ですが、費用や塗装の難易度が高い塗料でもあります。塗り替えを検討している方は、メリットやデメリット、注意点をしっかり理解して、信頼できる業者に依頼することが大切です。

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