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マンション買取で高く売るコツ! 3つのポイントを押さえて、スピーディーに現金化しよう!

マンション買取

マンションを売却するときには、仲介と買取の2つの方法があります。仲介とは、不動産会社に売却活動を依頼し、一般の市場で買い手を探す方法です。買取とは、不動産会社が直接買い取ってくれる方法です。どちらの方法にもメリットとデメリットがありますが、今回は買取について詳しく解説していきます。

目次

買取のメリット

買取のメリットは、以下のようなものがあります。

現金化が早い

買取は買い手を探す必要がないので、スピーディーに売却できます。売却資金の使い道が決まっている場合や、早く手放したい場合には便利です。

契約不適合責任が免責になることがある

仲介で売却すると、売主は物件に欠陥がないことを保証する責任があります。しかし、買取では不動産会社が買主になるので、特約によってこの責任を免責にできます。これにより、売主は後からトラブルに巻き込まれるリスクを減らせます。

ご近所に知られずに売却できる

買取では広告や内見などの売却活動が不要なので、周囲に売却することを知られることがありません。プライバシーを守りたい場合には有効です。

仲介手数料が不要

仲介で売却すると、売主は不動産会社に仲介手数料を支払わなければなりません。しかし、買取では不動産会社が買主になるので、仲介手数料が発生しません。これにより、売却費用を抑えることができます。

買取のデメリット

買取のデメリットは、以下のようなものがあります。

売却価格が安い

買取は市場相場の7~8割程度の価格で売却することになります。不動産会社は買取した物件をリフォームやリノベーションして再販売することを目的としているので、仕入れ値を安く抑える必要があります。高く売りたい場合には不向きです。

買取会社の選び方が難しい

買取は不動産会社によって買取価格やサービス内容が異なります。そのため、複数の不動産会社に査定依頼をして、比較検討する必要があります。しかし、買取会社の中には、不当に高い査定額を提示して契約を急かす悪徳業者も存在します。買取会社を選ぶときには、信頼できる情報源や口コミを参考にすることが大切です。

買取に向いているマンション

買取に向いているマンションは、以下のようなものがあります。

改修が必要なほど室内状態が悪い

室内状態が悪いマンションは、一般の市場では売れにくいです。リフォームやリノベーションをしてから売却することもできますが、その費用を回収できる保証はありません。買取では、不動産会社がリノベーションすることを前提にしているので、どんな状態でも売却できます。

築年数が古い

築年数が古いマンションは、価値が下がりやすく、一般の市場では買い手が見つかりにくいです。買取では、不動産会社が築年数に関係なく買い取ってくれるので、手間や時間をかけずに売却できます。

立地が悪い

立地が悪いマンションは、住み心地や資産価値が低く、一般の市場では需要が少ないです。買取では、不動産会社が立地に関係なく買い取ってくれるので、売却しやすいです。

マンション買取で高く売るコツ

マンション買取とは、不動産会社が直接マンションを買い取ってくれる方法です。市場相場の7~8割程度の価格で売却することになりますが、スピーディーに現金化できるというメリットがあります。しかし、買取価格は不動産会社によって異なりますし、交渉の余地もあります。では、どのようにして買取価格を高くすることができるのでしょうか? ここでは、マンション買取で高く売るコツを3つご紹介します。

複数の不動産会社に査定依頼をする

買取価格は不動産会社の独自の基準によって決まります。そのため、一社だけに査定依頼をすると、適正な価格かどうか判断できません。複数の不動産会社に査定依頼をすることで、買取価格の相場を把握することができます。また、査定額を比較することで、最も高い価格を提示した不動産会社を選ぶことができます。

査定時には物件の良い点をアピールする

買取価格は物件の状態や立地などによって変わります。査定時には、物件の良い点を不動産会社にアピールすることが大切です。例えば、築年数が古くても、リフォームや修繕をしている場合は、そのことを伝えましょう。また、立地が悪くても、交通の便や周辺施設などの利点を挙げましょう。物件の良い点をアピールすることで、買取価格を上げることができます。

交渉する際には根拠を示す

買取価格は、不動産会社との交渉によって変わることがあります。交渉する際には、根拠を示すことが重要です。例えば、他社の査定額や市場相場、物件の評価などを提示することで、買取価格を高くすることができます。ただし、交渉する際には、相手の立場や感情を尊重することも忘れないようにしましょう。無理な要求や高圧的な態度は、交渉を不利にすることがあります。

マンション買取の手順

マンション買取をおこなう場合、次のような手順を踏みます。

STEP1:買取業者の選定

まずは、買取査定を依頼する不動産会社を選びます。インターネットで「マンション 買取 業者」と検索すると、多くの会社が見つかります。しかし、すべての会社が信頼できるとは限りません。そのため、ホームページで会社の情報や評判、買取実績を確認したり、電話やメールで問い合わせしたりすることが大切です。また、買取査定は複数の会社に依頼することで、買取価格の相場を把握することができます。査定額を比較することで、最も高い価格を提示した会社を選ぶことができます。

STEP2:マンションの査定

STEP1で選んだ不動産会社にマンションの査定を依頼します。査定には、机上査定と訪問査定の2種類があります。机上査定とは、売主が伝えたマンションの情報だけで査定額を算出する方法です。訪問査定とは、不動産会社が現地に来て、マンションの実際の状態を確認して査定額を算出する方法です。一般的には、机上査定で査定額の概算を聞いたあとに、訪問査定で最終的な査定額を決めます。査定を依頼するときには、マンションの築年数や面積、間取り、設備、修繕履歴などの詳細な情報を伝えることが重要です。査定額は、これらの情報に基づいて決まります。

STEP3:マンションの買取額・買取条件の決定

査定が終わったら、マンションの買取額と買取条件を決めます。買取額は、査定額に基づいて決まりますが、交渉の余地があります。交渉するときには、根拠を示すことが重要です。例えば、他社の査定額や市場相場、物件の評価などを提示することで、買取額を高くすることができます。買取条件とは、引き渡しの時期や残置物の処分方法などのことです。これらの条件も、不動産会社と話し合って決めます。買取額と買取条件に納得できたら、買取契約に進みます。

STEP4:売買契約の締結

マンションの買取額と買取条件が決まったら、売買契約を締結します。売買契約とは、売主と買主が物件の売買に関する内容を文書で確認し、合意することです。売買契約には、売買代金や引き渡し時期、契約不適合責任の有無などの内容が記載されます。売買契約には、司法書士が立ち会うことが一般的です。司法書士は、契約書の内容の確認や説明、印紙税の納付などの手続きを行います。売買契約を締結するときには、売主は手付金として売買代金の10%程度を受け取ります。

STEP5:入金の確認・引き渡し

売買契約を締結したら、入金の確認と引き渡しを行います。入金の確認とは、売主が残りの売買代金を受け取ることです。入金の確認は、売買契約で決めた日に行います。入金の確認ができたら、引き渡しを行います。引き渡しとは、売主がマンションの鍵を買主に渡すことです。引き渡しも、売買契約で決めた日に行います。入金の確認と引き渡しを行ったら、マンション買取の手続きは完了です。

まとめ

買取は、仲介と比べて売却価格が安くなる代わりに、スピーディーに売却できる方法です。売却理由や物件の特徴によって、買取が適している場合もあります。買取会社の選び方や契約内容には注意が必要ですが、買取のメリットを活用して、スムーズにマンションを売却しましょう。

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