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プログラミングを学べる大学の学部学科を紹介! プログラマーになるための準備と学習方法

プログラミング 大学

プログラミングは、現代社会において欠かせないスキルのひとつです。ゲームやアプリ、SNS、電子書籍サービスなどのソフトウェアやPC、スマートフォンといったハードウェアはもちろん、洗濯機や電子レンジなど日常的に使うさまざまなものもプログラムで動いています。

プログラミングに興味があり、将来プログラマーやエンジニアになりたいと考えている高校生も多くいることでしょう。しかし、プログラミングを扱う仕事は多岐にわたっており、ひと口にプログラマーやエンジニアといっても、進むべき進路や方向性はさまざまです。

プログラミングを学ぶ方法には、大学や専門学校、その他スクール、独学などさまざまな選択肢がありますが、今回は大学でプログラミングを学ぶ場合について紹介します。

目次

大学でプログラミングを学ぶメリット

大学でプログラミングを学ぶ場合には、以下のようなメリットがあります。

  • プログラミングの実践力の基礎となる学術的理論が学べる
  • 社会の新しいあり方に対応できる力が身につく
  • 他分野の学生と交流できるので視野が広がる

プログラミングの実践力の基礎となる学術的理論が学べる

大学ではプログラムの書き方自体を学ぶことが目的ではなく、その理論的背景や周辺技術も含んだ形での学習に重点が置かれます。プログラムを使って何ができて、その周辺にある技術は何なのか、プログラミング言語がどのようにコンピュータ上で実行されるのか、コンピュータがどのように動いているのか、また、ネットワークがどのように構築されているのか。そういったことそれぞれに理論があり、それらを理解し知識を相互につなげることで、俯瞰した視点から情報通信技術と、その社会的役割を把握する力を養います。

社会の新しいあり方に対応できる力が身につく

プログラミングは常に進化しており、新しい技術や言語が次々と登場しています。そのため、プログラマーやエンジニアになるには、自分で新しい知識を学び続ける姿勢が必要です。大学ではプログラミングだけでなく、他の領域の見識も広がります。例えば、人文社会科学や自然科学、芸術や言語など、さまざまな分野の学問を学ぶことができます。これらの学問は、プログラミングと直接関係がないように見えるかもしれませんが、実はプログラミングに応用できる知識や発想の源泉になります。また、社会の変化やニーズに対応できる柔軟性や創造性も身につけることができます。

他分野の学生と交流できるので視野が広がる

大学ではプログラミングを学ぶ学生だけでなく、他の分野の学生とも交流する機会があります。例えば、サークルや部活動、ゼミナールや研究室、留学やインターンシップなどです。これらの活動を通して、自分とは異なる価値観や考え方、興味や関心を持つ人と出会い、コミュニケーションをとることができます。これは、プログラマーやエンジニアになったときにも役立つスキルです。なぜなら、プログラマーやエンジニアは、自分の専門分野だけでなく、クライアントやユーザー、他のチームメンバーなど、さまざまな人と協力して仕事をするからです。大学で多様な人と関わることで、自分の視野を広げるとともに、他者への理解や共感、協調性やリーダーシップなどの能力を養うことができます。

大学でプログラミングを学べる学部

では、具体的にどのような学部でプログラミングを学ぶことができるのでしょうか?ここでは、プログラミングを学べる学部の一例を紹介します。

理工学部

理工学部は、プログラミングを学ぶ学部の代表格といえるでしょう。理工学部には、情報理工学科、情報工学科、システム情報学科、情報メディア学科など、プログラミングに関連する学科が多くあります。これらの学科では、プログラミング言語やアルゴリズム、データ構造、データベース、ネットワーク、オペレーティングシステム、人工知能、ソフトウェア工学など、プログラミングの基礎から応用までを幅広く学ぶことができます。また、コンピュータのハードウェアや電子回路、ロボット、組み込みシステムなど、プログラミングと密接に関わる分野も学ぶことができます。

情報学部

情報学部は、プログラミングを学ぶ学部の中でも、特に情報技術や情報社会に焦点を当てた学部です。情報学部には、情報システム学科、情報科学科、情報工学科、情報デザイン学科、情報メディア学科など、プログラミングに関連する学科が多くあります。これらの学科では、プログラミングの基礎や応用に加えて、情報セキュリティ、情報倫理、情報マネジメント、情報デザイン、情報表現、情報コミュニケーション、情報教育など、情報技術や情報社会に関するさまざまな分野を学ぶことができます。また、情報学部では、プログラミングだけでなく、数学や統計、論理学、心理学、社会学など、情報を分析や理解するための基礎知識も学ぶことができます。

経済学部

経済学部は、プログラミングを学ぶ学部としては意外に思われるかもしれませんが、実はプログラミングと経済学は密接に関係しています。経済学部には、経済情報学科、経営情報学科、経済工学科など、プログラミングに関連する学科があります。これらの学科では、プログラミングの基礎や応用に加えて、経済学や経営学、会計学、金融学、統計学など、経済やビジネスに関する知識も学ぶことができます。また、プログラミングを使って、経済やビジネスの問題を分析したり、モデル化したり、シミュレーションしたり、最適化したりする方法も学ぶことができます。

文学部

文学部は、プログラミングを学ぶ学部としてはあまり一般的ではないかもしれませんが、実はプログラミングと文学も関係しています。文学部には、文芸情報学科、メディア文化学科、言語情報学科など、プログラミングに関連する学科があります。これらの学科では、プログラミングの基礎や応用に加えて、文学や文化、言語、コミュニケーションなど、人間の表現や思考に関する知識も学ぶことができます。また、プログラミングを使って、文学や文化の作品を分析したり、生成したり、伝達したりする方法も学ぶことができます。

大学でプログラミングを学ぶための準備

大学でプログラミングを学ぶためには、高校時代にどのような準備をすればよいのでしょうか?ここでは、大学でプログラミングを学ぶための準備の一例を紹介します。

数学の基礎をしっかり身につける

プログラミングは、数学と密接に関係しています。プログラミングをするときには、数学的な思考や論理が必要です。また、プログラミングの応用分野には、微分積分や線形代数、確率統計など、高度な数学が必要なものも多くあります。そのため、大学でプログラミングを学ぶためには、高校で数学の基礎をしっかり身につけることが重要です。数学の基礎を身につけることで、プログラミングの理解や学習がスムーズになります。

プログラミングの入門書やオンライン教材を使って自習する

大学でプログラミングを学ぶためには、高校でプログラミングの授業を受ける必要はありません。しかし、プログラミングの入門書やオンライン教材を使って自習することは、大学でプログラミングを学ぶための有効な準備です。プログラミングの入門書やオンライン教材を使って自習することで、プログラミングの基本的な概念や文法、プログラムの書き方や実行方法などを学ぶことができます。また、プログラミングの入門書やオンライン教材には、プログラミングの練習問題や課題が用意されているものも多くあります。これらの練習問題や課題を解くことで、プログラミングの実践力や応用力を養うことができます。

プログラミングに関するイベントやコミュニティに参加する

プログラミングに関するイベントやコミュニティに参加することも、大学でプログラミングを学ぶための準備のひとつです。プログラミングに関するイベントやコミュニティには、プログラミングの初心者から上級者まで、さまざまなレベルの人が参加しています。これらのイベントやコミュニティに参加することで、プログラミングの最新の情報やトレンド、技術やノウハウなどを知ることができます。また、プログラミングに関する質問や相談、意見交換や協力などをすることができます。これらのことは、プログラミングの学習やスキルアップに役立ちます。

大学でプログラミングを勉強するとどんな仕事に就ける?

大学でプログラミングを勉強すると、さまざまな仕事に就くことができます。プログラミングは、ソフトウェアやハードウェア、ネットワークや人工知能など、情報通信技術の分野において必要なスキルです。そのため、プログラミングを学ぶことで、以下のような仕事に就くことができます。

  • プログラマー:プログラムの設計や開発、テスト、保守などを行う仕事です。プログラマーは、ゲームやアプリ、ウェブサイト、システムなど、さまざまなソフトウェアを作ることができます。
  • エンジニア:プログラムだけでなく、ハードウェアやネットワーク、セキュリティなどの技術的な問題に対応する仕事です。エンジニアは、コンピュータやスマートフォン、ロボット、自動車など、さまざまなハードウェアを開発や改良することができます。
  • 研究者:プログラミングを使って、新しい技術や理論を発見や開発する仕事です。研究者は、人工知能やビッグデータ、暗号化など、最先端の分野に挑戦することができます。

これらは、プログラミングを学ぶことで就くことができる仕事の一例です。プログラミングは、他の分野とも組み合わせることができるので、経済や文化、教育など、さまざまな分野で活躍することができます。プログラミングを学ぶことで、自分の興味や適性に合った仕事を見つけることができます。

まとめ

プログラミングは、現代社会において欠かせないスキルのひとつです。プログラミングに興味があり、将来プログラマーやエンジニアになりたいと考えている高校生は、大学でプログラミングを学ぶことを検討してみてはいかがでしょうか? 大学でプログラミングを学ぶ場合には、以下のようなメリットがあります。

  • プログラミングの実践力の基礎となる学術的理論が学べる
  • 社会の新しいあり方に対応できる力が身につく
  • 他分野の学生と交流できるので視野が広がる

大学でプログラミングを学ぶためには、高校時代に以下のような準備をすることがおすすめです。

  • 数学の基礎をしっかり身につける
  • プログラミングの入門書やオンライン教材を使って自習する
  • プログラミングに関するイベントやコミュニティに参加する

プログラミングを学ぶことで、自分のアイデアや夢を実現することができます。プログラミングの世界は、無限の可能性が広がっています。あなたも、プログラミングを学んで、その可能性に挑戦してみましょう!

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