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プログラミングを始める中学生におすすめの言語と学習方法

プログラミング 中学生

プログラミングは、コンピュータに命令を与えて、自分の思い通りに動かすことができる技術です。プログラミングを学ぶことで、ゲームやアプリ、ウェブサイトなどを自分で作ることができます。また、プログラミングは、論理的思考力や創造力、問題解決能力などを鍛えることにもなります。

プログラミングは、小学校で必修化されましたが、中学校でも技術・家庭科の一部として必修になりました。中学生にとって、プログラミングはITに強くなるだけでなく、将来の進路やキャリアにも役立つスキルです。

しかし、プログラミングは、様々な言語や教材があり、どれから始めたらいいかわからないという方も多いかもしれません。そこで、この記事では、中学生におすすめのプログラミング言語と学習方法を紹介します。

目次

中学生におすすめのプログラミング言語

プログラミング言語とは、コンピュータに命令を与えるための言葉です。プログラミング言語には、様々な種類があり、それぞれに特徴や用途があります。中学生におすすめのプログラミング言語は、以下の3つです。

Scratch(スクラッチ)

Scratchは、マサチューセッツ工科大学が開発したビジュアルプログラミング言語です。ブロックを組み合わせてプログラムを作ることができます。日本語にも対応しており、初心者でもわかりやすく楽しくプログラミングができます。ゲームやアニメーションなどを自由に作ることができます。また、Scratchは無料で使える上に、世界中の人と作品を共有したり、コメントしたりすることができるコミュニティサイトもあります。

Scratchは、プログラミングの基本的な概念や思考法を身につけるのに最適な言語です。Scratchで作ったプログラムは、他の言語にも応用できます。Scratchは、小学校のプログラミング教育でもよく使われていますが、中学生でも十分に楽しめる言語です。

HTML/CSS

HTMLとCSSは、ウェブページを作るためのプログラミング言語です。HTMLは、ウェブページの構造や内容を指定する言語です。CSSは、ウェブページの見た目やスタイルを指定する言語です。HTMLとCSSを組み合わせることで、自分の好きなデザインのウェブページを作ることができます。

HTMLとCSSは、プログラミングの入門としてもおすすめの言語です。HTMLとCSSは、タグや属性という単語でプログラムを書くので、比較的覚えやすいです。また、HTMLとCSSで作ったウェブページは、ブラウザで簡単に確認できます。自分の作ったウェブページを見ることで、成果を感じることができます。

Python(パイソン)

Pythonは、汎用性の高いプログラミング言語です。Pythonは、文法がシンプルで読みやすいのが特徴です。Pythonは、様々な分野で使われており、ウェブ開発やデータ分析、機械学習などにも応用できます。Pythonは、プログラミングの応用力を高めるのに最適な言語です。

Pythonは、ScratchやHTML/CSSの次に学ぶと良い言語です。Pythonは、テキストエディタやコマンドラインというツールを使ってプログラムを書くので、少し難しく感じるかもしれません。しかし、Pythonは、プログラミングの基礎を理解していれば、比較的簡単に学べる言語です。Pythonで作ったプログラムは、実用的で役に立つものが多いです。

中学生のプログラミング学習方法

中学生におすすめのプログラミング言語を紹介しましたが、それだけではプログラミングを学ぶことはできません。プログラミングを学ぶには、以下のような学習方法があります。

オンライン教材を使う

オンライン教材とは、インターネット上でプログラミングを学べる教材のことです。オンライン教材には、無料のものや有料のものがあります。オンライン教材のメリットは、自分のペースで学べることや、手軽に始められることです。オンライン教材のデメリットは、わからないところがあってもすぐに質問できないことや、モチベーションが続かないことです。

オンライン教材を使うときは、以下のことに注意しましょう。

  • 自分の目標やレベルに合った教材を選ぶ
  • 教材の内容だけでなく、自分で工夫してプログラムを作る
  • わからないところがあったら、インターネットで調べたり、他の人に聞いたりする

オンライン教材の例は、以下のようなものがあります。

  • Progate:プログラミングの基礎から応用まで学べる教材。無料で使えるコースもあります。
  • ドットインストール:3分間の動画でプログラミングを学べる教材。無料で使えるレッスンもあります。
  • Paizaラーニング:プログラミングの基礎から実践まで学べる教材。無料で使えるコースもあります。

参考書を使う

参考書とは、プログラミングを学ぶための本のことです。参考書には、プログラミング言語の文法や機能、プログラミングの基礎や応用、プログラミングのプロジェクトや課題などが紹介されています。参考書のメリットは、詳しく丁寧にプログラミングを学べることや、自分の興味や目的に合わせて選べることです。参考書のデメリットは、値段が高いことや、最新の情報や技術に追いついていないことです。

参考書を使うときは、以下のことに注意しましょう。

  • 自分のレベルや目標に合った参考書を選ぶ
  • 参考書の内容だけでなく、自分で実践してプログラムを作る
  • 参考書の内容が古くなっていないか、インターネットで確認する

参考書の例は、以下のようなものがあります。

  • Scratchで学ぶプログラミング入門:Scratchを使ってプログラミングの基礎を学ぶ本。ゲームやアニメーションを作りながら、プログラミングの考え方や手順を身につけることができます。
  • HTML&CSSとWebデザインが1冊でしっかり学べる本:HTMLとCSSを使ってウェブページを作る本。ウェブページの構造やデザインの基本から、レスポンシブやアクセシビリティなどの応用まで学べます。
  • みんなのPython 第4版:Pythonを使ってプログラミングを学ぶ本。Pythonの文法や機能のほか、ファイル操作やデータベース、ウェブスクレイピングなどの実用的なプログラムも作れます。

まとめ

以上、中学生におすすめのプログラミング言語と学習方法を紹介しました。プログラミングは、自分のアイデアを形にすることができる楽しい技術です。ぜひ、プログラミングに挑戦してみてください。

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