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日本語でプログラミングできる「なでしこ」の特徴と使い方

プログラミング なでしこ

プログラミングと聞くと、英語のような難しいコードを書かなければならないと思っていませんか? 実は、日本語でプログラミングできる言語があります。それが「なでしこ」というプログラミング言語です。この記事では、なでしこの特徴や使い方を紹介します。

目次

なにができるの?

なでしこは、日本語をベースにしたプログラミング言語です。直感的で分かりやすく、日々の作業自動化やプログラミング学習にもぴったりです。オープンソースなので誰でも気軽にはじめられます。

なでしこには、Windowsに特化したv1系とWebに特化したv3系の二系統があります。v1系は、Windowsのアプリケーションやファイル操作などを簡単に扱えます。v3系は、Webブラウザで動くプログラムを作れます。また、PCにインストールしてバッチ処理や機械学習、ドローン制御などにも使えます。

なでしこは、インタプリタ方式のスクリプト言語です。つまり、コードを逐次解釈しながら実行するので、コンパイルやビルドなどの手間がありません。大規模なシステム開発には不向きですが、数行から数十行程度の簡易なスクリプトで日常業務をラクにするような使い方に適しています。

どうやってはじめるの?

なでしこをはじめるには、まず、なでしこの公式サイトから、自分の環境に合ったバージョンをダウンロードしてインストールします。v1系は、Windowsのみ対応です。v3系は、Webブラウザ版とデスクトップ版とコンソール版があります。Webブラウザ版は、インストール不要で、ブラウザ上でプログラムを実行できます。デスクトップ版は、Web版プログラムをデスクトップアプリとして配布できます。コンソール版は、PCにインストールして、コマンドラインからプログラムを実行できます。

インストールが完了したら、なでしこの簡易エディタを起動して、プログラミングをはじめましょう。簡易エディタは、コードを入力するエディタ部分と、実行結果を表示するコンソール部分から構成されています。

どんなコードを書くの?

なでしこのコードは、日本語で書きます。基本的には、命令と引数を組み合わせて文を作り、文と文の間には改行を入れます。例えば、以下のコードは、画面に「こんにちは」と表示するプログラムです。

「こんにちは」と表示

このコードを簡易エディタに入力して、実行ボタンを押すと、コンソール部分に「こんにちは」と表示されます。

なでしこには、さまざまな命令が用意されています。例えば、以下のコードは、1から10までの数を足して、その結果を表示するプログラムです。

合計=0
1から10まで繰り返す
 合計=合計+回数
ここまで
「合計は」と合計と「です」と表示

このコードを実行すると、コンソール部分に「合計は55です」と表示されます。

なでしこの命令の一覧は、公式サイトやマニュアルで確認できます。また、なでしこでは、自分で命令を定義することもできます。

まとめ

なでしこは、日本語でプログラミングできる言語です。日常業務の自動化やプログラミング学習におすすめです。なでしこの公式サイトからダウンロードして、簡易エディタでプログラミングをはじめましょう。なでしこで、あなたのアイデアを実現しましょう!

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