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Macでプログラミングを始めるなら知っておきたいメリットと注意点

プログラミング Mac

Macはプログラミングに向いていると言われることがありますが、その理由は何でしょうか? Macでプログラミングをするメリットと注意点を以下にまとめました。

目次

メリット

  • MacはUnixというコンピューターのベースとなるOSが使われているため、プログラミングに必要なツールやコマンドが豊富に揃っています。Unixに馴染んでおくと、LinuxやiOSなどの他のOSとも互換性が高くなります。
  • MacはApple製品との相性が良いので、iPhoneやiPadなどのiOSアプリを開発することができます。日本ではスマホユーザーの6割以上がAppleを使用しているため、iOSアプリの市場は大きく、需要も高いです。
  • Macはデザイン性や操作性が高く、プログラミングに集中しやすい環境を提供します。また、Macユーザーは増加傾向にあるため、将来性も高いと言えます。

注意点

  • MacはWindowsと比べて対応しているソフトウェアやプログラミング言語が限られている場合があります。例えば、C#やVisual StudioなどはWindowsと相性が良く、Macではエラーが発生しやすいと言われています。
  • Macは高価であることが多く、故障や修理にも費用がかかります。また、Macは独自の規格や仕様を持っているため、周辺機器やパーツの選択肢が少なくなります。
  • Macはプログラミングだけでなく、英語力やビジネススキルなどの+αのスキルが必要になることがあります。特に、iOSアプリを公開するにはApple Developer Programに登録する必要があり、その際に英語力が求められます。

Macでプログラミングを始めるための手順

Macでプログラミングを始めるためには、以下の手順を踏むことをおすすめします。

  1. Xcodeのインストール:XcodeはAppleが提供する統合開発環境で、Macでプログラミングをするのに必要なツールが揃っています。Xcodeの公式サイトからダウンロードしてインストールしましょう。
  2. Xcodeの起動:Xcodeを起動すると、「Welcome to Xcode」という画面が表示されます。ここから新しいプロジェクトを作成したり、既存のプロジェクトを開いたりできます。
  3. Apple Developer Programの確認:Apple Developer Programに登録すると、iOSアプリを公開したり、最新のベータ版を取得したり、アプリの高度な機能を活用できたりします。登録には年間99ドルの費用がかかります。
  4. プロジェクトの作成:Xcodeでプロジェクトを作成すると、プログラムのコードを書くためのファイルや設定が自動的に生成されます。プロジェクトの種類や名前、言語などを選択して作成しましょう。
  5. プロジェクトの設定:プロジェクトを作成したら、プロジェクトの設定を確認しましょう。プロジェクトの名前やバージョン、対応デバイスなどを変更することができます。
  6. アプリのシミュレート:プログラムのコードを書いたら、実際にアプリが動くかどうかを確認するためにシミュレートしましょう。Xcodeの左上の再生ボタンをクリックすると、仮想的にアプリを実行できます。また、iOS端末を接続すれば、実機でのシミュレートも可能です。

Macでプログラミング入門におすすめの言語5選

Macでプログラミングを始めるなら、OSに依存せず、かつ人気の高いプログラミング言語を選ぶと良いでしょう。以下に、Macでプログラミング入門におすすめの言語5選を紹介します。

  • JavaScript:WebサイトやWebアプリの開発に欠かせないプログラミング言語です。ブラウザ上で動作するので、OSに関係なく使えます。また、Node.jsやReactなどの人気のフレームワークもJavaScriptで作られています。
  • Python:AIや機械学習、データ分析などの分野で広く使われているプログラミング言語です。文法がシンプルで読みやすく、初心者にも学びやすいです。また、豊富なライブラリやモジュールがあり、様々な機能を簡単に実装できます。
  • Java:AndroidアプリやWebアプリ、サーバーサイドの開発に使われるプログラミング言語です。仮想マシン上で動作するので、OSに依存せずに使えます 。また、オブジェクト指向の概念をしっかりと学べる言語です。
  • Ruby:Webアプリやスクリプトの開発に使われるプログラミング言語です 。文法が自然言語に近く、書きやすく読みやすいです。また、Ruby on Railsという人気のフレームワークがあり、Webアプリの開発を効率的に行えます。
  • Swift:Appleが開発したプログラミング言語で、iOSやmacOSなどのアプリ開発に使われます。文法がシンプルでモダンで、パフォーマンスも高いです 。また、Xcodeとの相性が良く、デバッグやテストが容易です。

まとめ

今回は、Macでプログラミングをする際のメリットと注意点、入門におすすめの言語をご紹介しました。Macでプログラミングを始めることで、様々なアプリやWebサイトを作成することができます。ぜひ、この記事を参考にして、Macでプログラミングに挑戦してみてください。

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