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プログラミングが苦手な人必見! ビジュアルプログラミングで直感的にコーディングを始めよう!

ビジュアルプログラミング

プログラミングというと、英数字や記号でコードを書いてコンピューターに命令するイメージがありますが、実はそうではない方法もあります。それが「ビジュアルプログラミング」です。ビジュアルプログラミングとは、カラフルなブロックやイラストなどを使って、直感的にプログラミングをする方法のことです。この記事では、ビジュアルプログラミングの仕組みやメリット、おすすめのツールを紹介します。

目次

ビジュアルプログラミングの仕組み

ビジュアルプログラミングでは、あらかじめ用意されたパーツを組み合わせて、プログラムを作ります。パーツには、動きや音や色などの機能が設定されており、それらをドラッグ&ドロップしたり、線でつないだりすることで、プログラムを組み立てていきます。パーツの種類や形は、ビジュアルプログラミングのツールによって異なりますが、基本的な考え方は同じです。

ビジュアルプログラミングのツールは、Webブラウザやスマートフォン、タブレットなどで使えるものが多く、インターネットに接続していれば、すぐにプログラミングを始めることができます。また、ビジュアルプログラミングで作ったプログラムは、画面上で実行したり、他の人と共有したりすることができます。

ビジュアルプログラミングのメリット

ビジュアルプログラミングには、以下のようなメリットがあります。

  • 直感的に取り組みやすい
  • 挫折しにくく楽しく学べる
  • テキストプログラミングの学習に備えられる

直感的に取り組みやすい

ビジュアルプログラミングは、視覚的にわかりやすいパーツを使ってプログラミングをするため、直感的に取り組みやすいです。英数字や記号でコードを書くテキストプログラミングと比べると、文法や構文などを覚える必要が少なく、初心者でも簡単にプログラミングを始めることができます。また、パーツの色や形で機能が区別されているため、パーツの役割や組み合わせ方が理解しやすいです。

挫折しにくく楽しく学べる

ビジュアルプログラミングは、パーツを組み合わせるだけでプログラムができるため、挫折しにくいです。テキストプログラミングでは、一文字間違えるだけでエラーが出たり、思った通りに動かなかったりすることがありますが、ビジュアルプログラミングでは、そういったトラブルが起こりにくいです。また、ビジュアルプログラミングでは、自分の作ったプログラムをすぐに実行したり、他の人と共有したりすることができるため、達成感や楽しさを感じやすいです。

テキストプログラミングの学習に備えられる

ビジュアルプログラミングは、プログラミングの基礎的な考え方やロジックを身につけることができます。例えば、パーツを組み合わせることで、変数や条件分岐、繰り返し処理などのプログラミングの基本概念を理解することができます。これらの概念は、テキストプログラミングでも共通しているため、ビジュアルプログラミングで学んだことが、テキストプログラミングの学習に役立ちます。ビジュアルプログラミングは、テキストプログラミングの入門としてもおすすめです。

ビジュアルプログラミングのおすすめのツール

ビジュアルプログラミングのツールは、さまざまな種類がありますが、ここでは、代表的な3つのツールを紹介します。

  • Scratch(スクラッチ)
  • Viscuit(ビスケット)
  • Node-RED(ノードレッド)

Scratch(スクラッチ)

Scratch(スクラッチ)は、MITメディアラボが開発した、世界中で使われているビジュアルプログラミングのツールです。Scratchでは、カラフルなブロックを組み合わせて、キャラクターや背景に動きや音や色をつけることができます。Scratchは、Webブラウザやスマートフォン、タブレットで使えるほか、オフラインでも使えるデスクトップ版もあります。Scratchは、ひらがなが読める子どもから大人まで、幅広い年齢層におすすめです。

Viscuit(ビスケット)

Viscuit(ビスケット)は、株式会社ビスケットが開発した、就学前の子どもでも使えるビジュアルプログラミングのツールです。Viscuitでは、自由に描いたイラストに「メガネ」という独自の仕組みを使って、動きや音や色をつけることができます。Viscuitは、Webブラウザやスマートフォン、タブレットで使えます。Viscuitは、文字が少なく直感的に操作できるため、小さな子どもにおすすめです。

Node-RED(ノードレッド)

Node-RED(ノードレッド)は、IBMが開発した、IoT(モノのインターネット)の制御に使えるビジュアルプログラミングのツールです。Node-REDでは、Webブラウザ上のエディタで、さまざまな機能が設定された「ノード」と呼ばれるパーツを線でつないで、プログラムを作ります。Node-REDで作ったプログラムは、「Raspberry Pi」や「BeagleBone基板」という小型のコンピュータで動かすことができます。Node-REDは、IoTに興味がある人におすすめです。

まとめ

ビジュアルプログラミングは、直感的に取り組みやすく、挫折しにくく、楽しく学べるプログラミングの方法です。また、テキストプログラミングの学習に備えることもできます。ScratchやViscuitやNode-REDなど、さまざまなビジュアルプログラミングのツールがありますので、自分に合ったものを選んで、プログラミングの世界を楽しんでみてください。ビジュアルプログラミングは、プログラミングの入門としても、創造力や表現力を高めるためにも、おすすめです。

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