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ネズミ駆除の方法とグッズを徹底解説! 自分でできる対策からプロに依頼するメリットまで

ネズミ駆除

家にネズミが侵入してしまったら、早急に対策をしなければなりません。ネズミは食べ物や家具をかじったり、糞尿で衛生的な問題を引き起こしたり、病気の媒介者になったりする可能性があります。また、ネズミの存在は心理的にも不快感や恐怖感を与えます。そこで、自分でできるネズミ駆除の方法とグッズをご紹介します。

ネズミ駆除の方法は大きく分けて、ネズミを捕まえる方法とネズミを追い出す方法があります。捕まえる方法は、ネズミの数を確実に減らすことができますが、死骸の処理や罠の設置に手間がかかります。追い出す方法は、ネズミの姿を見なくて済むことや簡単にできることがメリットですが、効果が一時的であったり、ネズミが再び侵入してきたりする可能性があります。自分の家の状況や好みに合わせて、適切な方法を選びましょう。

目次

ネズミを捕まえる方法とグッズ

ネズミを捕まえる方法には、粘着シート、殺鼠剤や毒餌、捕獲器などがあります。これらのグッズは、ホームセンターやネットショップで購入できます。ただし、ネズミは非常に警戒心が強いので、ただ置いておくだけではなかなか捕まえることができません。以下に、それぞれのグッズの使い方のコツを紹介します。

粘着シート

粘着シートは、ネズミが走っているときに足をくっつけて動けなくするグッズです。粘着シートは、ネズミの出没スポットや通路に広く置きます。最初は、粘着面を見せないようにして、ネズミに慣れさせます。2、3日後に粘着面を露出させると、ネズミが罠にかかりやすくなります。粘着シートの上に餌を置くのは逆効果です。ネズミが止まってしまうと、粘着力が弱まって逃げられてしまう可能性があります。

殺鼠剤や毒餌

殺鼠剤や毒餌は、ネズミに食べさせることで内出血や中毒などで死に至らせるグッズです。殺鼠剤や毒餌には、即効性のものと遅効性のものがあります。即効性のものは、数時間でネズミを死に至らせますが、ネズミが痛みを感じて仲間に警告することがあります。遅効性のものは、数日かけてネズミを死に至らせますが、ネズミが痛みを感じないので、他のネズミに食べさせることができます。殺鼠剤や毒餌は、ネズミの被害のあった食べ物や、コーン油やソースなどをかけておくと、食いつきが良くなります。また、室内に他の食べ物がないようにして、ネズミに毒餌や殺鼠剤しか選択肢がないようにします。ネズミは貯食性があるので、根気よく駆除しましょう。

捕獲器

捕獲器は、餌でネズミをおびき寄せて、生け捕りにするグッズです。捕獲器には、バネでネズミを挟むタイプや、箱やカゴでネズミを閉じ込めるタイプがあります。箱やカゴのタイプは、ネズミの姿が見えないので、他のネズミに警戒心を与えないで済みます。また、ネズミに触れずに処理できるので、粘着シートや殺鼠剤よりも衛生的です。捕獲器は、壁ぎわや物陰に置きます。ネズミは細く狭い場所を好むので、そこに餌を仕掛けると効果的です。捕獲器は、ネズミの臭いがつくと、よりネズミが入りやすくなります。壊れるまで何度でも使えるので、経済的です。

ネズミを追い出す方法とグッズ

ネズミを追い出す方法には、忌避剤、超音波装置、ネズミが嫌うものなどがあります。これらのグッズは、ネズミが嫌う臭いや音を発生させて、ネズミを家から遠ざけたり、家に入れなくしたりするものです。これらのグッズは、ネズミを捕まえる方法よりも簡単にできることがメリットですが、効果が一時的であったり、ネズミが慣れてしまったりする可能性があります。以下に、それぞれのグッズの使い方のコツを紹介します。

忌避剤

忌避剤は、ネズミが嫌うニオイを発生させるグッズです。忌避剤には、置き型のゲル状やくん煙タイプ、スプレータイプなどがあります。置き型のゲル状タイプは、消臭剤のように置いておくだけでOKです。くん煙タイプは、煙でネズミを追い出せるグッズです。スプレータイプは、ネズミの通り道や出入り口に噴霧するグッズです。忌避剤の上に餌を置くのは逆効果です。ネズミが止まってしまうと、忌避効果が弱まってしまう可能性があります。

忌避剤のメリットは、以下のようなものがあります。

  • 簡単に使える
  • ネズミの死骸を処理しなくて良い
  • ペットや人には無害なものが多い

忌避剤のデメリットは、以下のようなものがあります。

  • 効果が一時的である
  • ネズミが慣れてしまうことがある
  • ペットや人にも臭いや煙が不快に感じられることがある

忌避剤を使うときは、ネズミの種類や生息場所、自分の家の状況に合わせて選ぶことが大切です。

燻煙タイプ

燻煙タイプは、容器に水を入れると煙が広がってネズミを追い出せるグッズです。燻煙タイプのメリットは、以下のようなネズミに効果がある点です。

  • 狭い隙間にいるネズミ
  • どこにいるかわからないネズミ
  • 天井裏や屋根裏にいるネズミ

逆に、燻煙タイプのデメリットは、以下の通りです。

  • 使用前に、ペットや植物、電子機器や洋服、食べ物などを屋外に出したり、カバーを掛けたりする必要がある
  • 使用中の数時間は、家主も家に戻れない

燻煙タイプは、ネズミの出入り口や通路に置くと効果的です。煙が充満すると、ネズミは窒息感や刺激臭によって逃げ出そうとします。煙は目に見えない隙間にも入り込むので、ネズミの隠れ場所にも届きます。ただし、煙は人間にも有害なので、使用時には十分な注意が必要です。

ネズミ駆除には、自分の家の状況や好みに合わせて、適切な方法を選びましょう。もし、ネズミ駆除に自信がない場合は、プロに相談するのも一つの手段です。

ネズミ駆除にプロが必要な場合

ネズミ駆除にプロが必要な場合は、専門の業者に依頼することができます。業者によっては、無料で現地調査や見積りを行ってくれるところもあります。また、駆除方法や再発防止策、保証期間なども異なりますので、複数の業者を比較して、自分の家に合ったプランを選ぶことが大切です。

ネズミ駆除のプロに依頼するメリットは、以下のようなものがあります。

  • ネズミの生態や住宅の構造に詳しい専門家が、効果的な駆除方法を提案してくれる
  • ネズミの死骸や糞尿の清掃や消毒も行ってくれる
  • ネズミの侵入口をふさぐ作業や超音波装置の設置など、再発防止策も行ってくれる
  • 一定期間の再発保証や無料点検などのアフターフォローがある

ネズミ駆除のプロに依頼するデメリットは、以下のようなものがあります。

  • 費用がかかる
  • 作業に時間がかかる場合がある
  • 作業中に家にいられない場合がある
  • 作業によっては建物に傷がつく場合がある

まとめ

ネズミ駆除は、家の安全や衛生、快適さを守るために重要なことです。ネズミは、食べ物や家具をかじったり、糞尿で汚したり、病気を媒介したりする可能性があります。また、ネズミの存在は、心理的にも不快感や恐怖感を与えます。そこで、この記事では、自分でできるネズミ駆除の方法とグッズをご紹介しました。ネズミ駆除の方法は大きく分けて、ネズミを捕まえる方法とネズミを追い出す方法があります。それぞれにメリットとデメリットがありますので、自分の家の状況や好みに合わせて、適切な方法を選びましょう。もし、ネズミ駆除に自信がない場合は、プロに相談するのも一つの手段です。プロに依頼すると、効果的で安全な駆除方法を提案してくれますし、再発防止策やアフターフォローも行ってくれます。費用はかかりますが、ネズミの被害を根本的に解決できる可能性が高くなります。

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