MENU

屋根裏にネズミがいると危険! 対処法と予防法を徹底解説!

屋根裏 ネズミ

屋根裏から「カサカサ」「トタトタ」「カリカリ」という音が聞こえるときは、もしかしたらネズミが住み着いているかもしれません。ネズミは繁殖力が強く、家や健康にさまざまな被害をもたらす可能性があります。そこで、この記事では屋根裏にネズミがいるときの対処法と予防法について紹介します。

目次

屋根裏にネズミがいるかどうかの確認方法

屋根裏にネズミがいるかどうかは、次の3つの方法で確認できます。

  • 鳴き声で確認する
  • 足音で確認する
  • フンや巣で確認する

鳴き声で確認する

ネズミは「キーキー」「キュッキュッ」という高い鳴き声を上げます。屋根裏からこのような鳴き声が聞こえる場合は、ネズミが住み着いている可能性が高いです。ただし、アライグマやハクビシンなどの他の動物も屋根裏に住み着くことがあります。アライグマは「クルクル」という鳥のような鳴き声、ハクビシンは「キュンキュン」や「グルグル」、猿のような「キーキー」という鳴き声を上げるので、鳴き声で区別できます。

足音で確認する

ネズミは「カタカタ」「トタトタ」「カサカサ」「カリカリ」という音を立てて屋根裏を走り回ります。屋根裏からこのような音が聞こえる場合は、ネズミが住み着いている可能性が高いです。ただし、ネズミはそこまで大きな音を立てないので、あまりにも音が大きい場合はアライグマやハクビシンなどの大型の動物の可能性もあります。

フンや巣で確認する

ネズミは屋根裏に巣を作ったり、フンをしたりします。屋根裏にフンや巣がある場合は、ネズミが住み着いている証拠です。ネズミのフンは茶色や黒色で、米粒程度から2cm程度の大きさで、先端が尖っているのが特徴です。ネズミの巣は断熱材や紙、布などを集めて作られており、ネズミの毛やフンが混じっていることが多いです。

屋根裏にネズミがいるときの対処法

屋根裏にネズミがいるときは、早めに駆除することが重要です。ネズミは短期間で数を増やし、家や健康に被害を与える可能性があります。屋根裏にネズミがいるときの対処法としては、次の5つの方法があります。

  • 音から出入り口を探す
  • 状況に応じた方法で対処する
  • フンや巣を清掃・消毒する
  • 侵入経路の封鎖する
  • 専門業者に依頼する

音から出入り口を探す

ネズミが住宅に侵入するには、必ず出入り口が存在します。出入り口を見つけるには、ネズミの音を頼りにします。屋根裏から「カサカサ」「トタトタ」「カリカリ」という音が聞こえる場所を探し、そこにラットサインがないか確認します。ラットサインとは、ネズミの足跡やフン、油汚れや尿によるシミなどのネズミの通り道を示す汚れのことです。ラットサインがある場所は、ネズミの出入り口である可能性が高いです。

状況に応じた方法で対処する

出入り口を見つけたら、状況に応じた方法で対処します。ネズミの駆除方法には、次のようなものがあります。

  • くん煙剤で追い出す
  • 粘着テープで捕獲する
  • 捕獲器で捕獲する
  • 毒餌で駆除する
  • 忌避剤で寄せ付けない

くん煙剤で追い出す

くん煙剤とは、ネズミが嫌うニオイを発生させる剤のことです。くん煙剤を屋根裏に設置すると、ネズミはニオイに耐えられずに逃げ出します。くん煙剤は、ネズミが巣を作っている場合や、ネズミの数が多い場合に効果的です。ただし、くん煙剤は人にも刺激が強いので、使用するときは換気や防護具に注意しましょう。

粘着テープで捕獲する

粘着テープとは、ネズミが乗るとくっついて動けなくなるテープのことです。粘着テープをネズミの通り道に設置すると、ネズミはテープに引っかかって捕獲できます。粘着テープは、ネズミの数が少ない場合や、ネズミの出入り口がわかっている場合に効果的です。ただし、粘着テープはネズミに苦痛を与えるので、動物愛護の観点から好ましくないという意見もあります。

捕獲器で捕獲する

捕獲器とは、ネズミをおびき寄せて閉じ込める器具のことです。捕獲器には、ネズミが好む餌やニオイを仕込んでおきます。ネズミが捕獲器に入ると、扉が閉まって出られなくなります。捕獲器は、ネズミに苦痛を与えないので、動物愛護の観点から好ましいという意見もあります。ただし、捕獲器はネズミの数が多い場合や、ネズミの巣がある場合には効果が低いかもしれません。また、捕獲したネズミの処分にも注意が必要です。

毒餌で駆除する

毒餌とは、ネズミが食べると死んでしまう餌のことです。毒餌をネズミの通り道や巣に設置すると、ネズミは毒餌を食べて駆除できます。毒餌は、ネズミの数が多い場合や、ネズミの巣がある場合に効果的です。ただし、毒餌は人やペットにも危険なので、使用するときは注意しましょう。また、毒餌を食べたネズミが死ぬ場所がわからないと、死骸が腐って悪臭や虫の発生の原因になるかもしれません。

忌避剤で寄せ付けない

忌避剤とは、ネズミが嫌うニオイや味を持つ剤のことです。忌避剤をネズミの出入り口や通り道に塗ったり、スプレーしたりすると、ネズミは忌避剤を避けて近寄らなくなります。忌避剤は、ネズミの数が少ない場合や、ネズミの侵入を防ぎたい場合に効果的です。ただし、忌避剤はネズミに慣れられると効果がなくなるかもしれません。また、忌避剤は人にも刺激があるので、使用するときは換気や防護具に注意しましょう。

フンや巣を清掃・消毒する

ネズミを駆除したら、屋根裏のフンや巣を清掃・消毒することが必要です。ネズミのフンや巣は、病原菌やダニ、ノミなどの媒介者となり、感染症やアレルギーなどの健康被害を引き起こす可能性があります。フンや巣を清掃・消毒するときは、次のような手順で行いましょう。

  • 防護具を着用する
  • フンや巣を乾いたまま払い落とさない
  • フンや巣を水や消毒液で湿らせる
  • フンや巣を掃除機やほうきで回収する
  • フンや巣を入れた袋を密閉して廃棄する
  • 屋根裏を消毒液で拭き掃除する
  • 防護具を洗浄・廃棄する
  • 手や体を洗う

侵入経路の封鎖する

ネズミを駆除したら、屋根裏にネズミが再び侵入しないように、侵入経路の封鎖をすることが必要です。ネズミは2cm程度の隙間や穴から侵入できるので、屋根裏の壁や床、天井などにある隙間や穴を見つけて、金属網やコンクリート、モルタルなどでふさぎましょう。また、ネズミは電線や木材などをかじって侵入することもあるので、電線や木材には忌避剤を塗ったり、金属板などで覆ったりしましょう。

専門業者に依頼する

屋根裏にネズミがいるときの対処法は、自分で行うこともできますが、専門業者に依頼することもできます。専門業者に依頼すると、次のようなメリットがあります。

  • ネズミの種類や数、出入り口などを正確に判断してくれる
  • ネズミの駆除や清掃・消毒を効率的に行ってくれる
  • ネズミの再発防止やアフターケアを行ってくれる
  • ネズミに関する知識や経験が豊富である
  • ネズミに対する恐怖や嫌悪感を感じない

専門業者に依頼するときは、次のような点に注意しましょう。

  • 料金やサービス内容を事前に確認する
  • 信頼できる業者を選ぶ
  • 保証や保険があるかどうかを確認する
  • 作業中や作業後の注意事項を守る

屋根裏にネズミがいるときの予防法

屋根裏にネズミがいるときの対処法を紹介しましたが、ネズミの被害を防ぐには、予防が一番です。屋根裏にネズミが侵入しないように、次のような予防法を行いましょう。

  • 屋根裏の隙間や穴をふさぐ
  • 屋根裏の断熱材や紙、布などを減らす
  • 屋根裏の換気を良くする
  • 屋根裏に食べ物や水を置かない
  • 屋根裏に忌避剤を置く
  • 屋根裏の状態を定期的に確認する

まとめ

屋根裏にネズミがいるときは、早めに駆除しましょう。ネズミは繁殖力が強く、家や健康にさまざまな被害をもたらす可能性があります。屋根裏にネズミがいるときの対処法としては、音から出入り口を探し、状況に応じた方法で対処し、フンや巣を清掃・消毒し、侵入経路を封鎖することが必要です。また、専門業者に依頼することもできます。屋根裏にネズミが侵入しないように、隙間や穴をふさぐ、断熱材や紙、布などを減らす、換気を良くする、食べ物や水を置かない、忌避剤を置く、状態を定期的に確認するなどの予防法を行いましょう。屋根裏にネズミがいるときは、この記事を参考にして、早急に対策をとってください。

目次