ネズミは家の中に侵入すると、壁やコードをかじったり、フンや尿で汚したり、病気の媒介になったりと、さまざまなトラブルの原因になります。そこで、ネズミを寄せ付けないようにするネズミよけの方法とおすすめ商品を紹介します。
ネズミよけの方法
ネズミよけには、捕獲・駆除・忌避の3つの方法があります。それぞれの特徴と注意点を見ていきましょう。
捕獲・駆除
捕獲・駆除は、ネズミを物理的に捕まえたり殺したりする方法です。効果は高いですが、後処理が必要になります。また、ペットや子どもが誤って触ったり食べたりしないように注意が必要です。
- 捕獲カゴ：餌で誘導してカゴに閉じ込める方法です。屋内・屋外どちらでも使えますが、捕獲したネズミは自分で殺処分する必要があります。
- 粘着シート：強力な粘着剤の付いたシートにネズミがくっつく方法です。手軽に使えますが、ほこりや水分に弱いので定期的に交換する必要があります。また、ペットや子どもが触れないように注意しましょう。
- 殺鼠剤：毒エサをネズミに食べさせて駆除する方法です。効果は強力ですが、毒性が高いのでペットや子どもの誤食に注意が必要です。また、死骸の処理や悪臭の対策も必要です。
忌避
忌避は、ネズミが嫌がる音やニオイで寄せ付けないようにする方法です。殺さないので後処理が不要ですが、効果は個体や環境によって異なります。また、人間やペットにも影響がある場合があるので注意が必要です。
- 超音波：ネズミが嫌がる周波数の音を出す機械を設置する方法です。薬剤を使わないので安全ですが、ハムスターやうさぎなどの小動物にも影響があるので注意しましょう。また、ネズミが音に慣れてしまうこともあるので、バリエーションを付けられるものがおすすめです。
- 薬剤：ネズミが嫌がるニオイや成分を含むスプレーや燻煙剤を使う方法です。効果は長持ちしますが、猫や犬などのペットにも悪影響を与える可能性があるので注意しましょう。
ネズミよけのおすすめ商品
それでは、ネズミよけのおすすめ商品を紹介します。人気や評判の高い商品を選んでいます。
捕獲カゴ：アース製薬 ネズミ捕りかご
アース製薬 ネズミ捕りかごは、餌を置いてネズミを誘導し、カゴに入ったら出られなくなる仕組みの捕獲カゴです。2匹以上捕獲できることもあり、ネズミの種類を問わず使えます。また、捕獲後は繰り返し使用できるので経済的です。ただし、捕獲したネズミは自分で殺処分する必要があります。
粘着シート：SHIMADA ネズミ捕りシート
SHIMADA ネズミ捕りシートは、強力な粘着剤でネズミを捕まえるシートです。防水性が高く油分にも強いので、水回りやキッチンなどにも使えます。また、害虫も退治できるので一石二鳥です。ただし、ペットや子どもが触れないように注意しましょう。また、定期的に交換するのがおすすめです。
殺鼠剤：アース製薬 デスモアプロ 投げ込みタイプ
アース製薬 デスモアプロ 投げ込みタイプは、毒エサを入れた袋をネズミの巣や通り道に投げ込むだけで駆除できる殺鼠剤です。ネズミが袋をかじって毒エサを食べると、内出血によって死に至ります。また、ネズミがエサを持ち帰ることで、巣にいる仲間にも毒エサを食べさせることができます。ただし、毒性が高いのでペットや子どもの誤食に注意しましょう。また、死骸の処理や悪臭の対策も必要です。
超音波：日新商事 セーブ・インダストリー SAVE ネズミ撃退器 SV-2256
日新商事 セーブ・インダストリー SAVE ネズミ撃退器 SV-2256は、ネズミが嫌がる周波数の音を出して追い払う超音波タイプのネズミよけです。音のバリエーションが豊富で、ネズミが音に慣れにくいのが特徴です。また、人間やペットには聞こえない音なので安心です。ただし、ハムスターやうさぎなどの小動物には影響があるので注意しましょう。
薬剤：メイダイ ネズミ忌避剤
メイダイ ネズミ忌避剤は、ネズミが嫌がるハーブ成分とネコのニオイで、置くだけでカンタンにネズミがいなくなる忌避剤です。効果は約3ヶ月持続しますが、使用場所や環境によって異なります。また、人間やペットにも安全で、香りも爽やかです。ただし、猫や犬などのペットには興味を持たれる可能性があるので注意しましょう。
まとめ
以上、ネズミよけの方法とおすすめ商品を紹介しました。ネズミよけには、捕獲・駆除・忌避の3つの方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。自分の家の状況や目的に合わせて、最適なネズミよけを選んでください。ネズミは一匹でも見つけたら早めに対策することが大切です。ネズミよけで、快適な生活を守りましょう。
