MENU

ドブネズミの被害を防ぐ! 効果的な駆除方法と侵入対策のコツ

ドブネズミ 駆除

ドブネズミは、都市の下水や地下街などに生息する大型のネズミです。家に侵入すると、食品や設備の被害だけでなく、感染症のリスクも高まります。ドブネズミの駆除は、侵入経路の封鎖や毒餌の設置など、専門的な知識と技術が必要です。この記事では、ドブネズミの特徴や生態、駆除方法と予防対策について詳しく解説します。

目次

ドブネズミの特徴と生態

ドブネズミは、体長が約22~26cm、尾の長さが約15~21cmと、家ネズミの中では最も大きな種類です。体色は灰色と茶色が混ざったような色で、頭が大きく、耳が小さく、尾が短いのが特徴です。ドブネズミは雑食性で、穀物や乳製品など何でも食べますが、肉や魚などのたんぱく質を好みます。繁殖能力が高く、1年間に約5~6回、一度に約9頭の子ネズミを産みます。寿命は約3年です。

ドブネズミは、主に都市の下水や地下街などに生息し、排水溝を伝って家に侵入します。水洗トイレからも侵入することがあります。また、石膏などでできた柔らかい壁は食い破って穴を開け、壁の裏から室内へ侵入します。ドブネズミは高いところに登るのが苦手なので、床や床下など低いところにラットサイン(ネズミの糞や足跡などの痕跡)が見られます。ドブネズミは湿気の多い場所を好むので、台所や水回りにも出没します。

ドブネズミの被害と危険性

ドブネズミが家に侵入すると、さまざまな被害や危険性があります。以下に主なものを挙げます。

  • 食品や商品の被害:ドブネズミはエサを探して厨房や店頭、食材庫、倉庫などに出没し、食品や商品をかじったり汚したりします。精米や小麦粉、パン粉、肉類などが被害に遭いやすいです。
  • 感染症の媒介:ドブネズミはサルモネラ症、レプトスピラ症(ワイル病)、ツツガムシ病、鼠咬症(そこうしょう)など、食中毒をはじめとする感染症を媒介します。ドブネズミの糞尿や体液に触れたり、かまれたりすると感染する可能性があります。
  • 施設や設備の破壊:ドブネズミは歯を削るために物をかじる習性があります。壁や配線、ガスホースなどをかじられると、火災や漏電などの危険があります。また、壁に穴を開けられると、新たなネズミの侵入口となります。
  • 不快感や風評被害:ドブネズミのにおいや排泄物、あるいはドブネズミ自体が目に付くことで、顧客や住人に不快感を与えます。また、このような状況が風評被害を招き、経済的損失につながる可能性もあります。衛生状況によっては、行政による営業停止処分を受けるリスクもあります。

ドブネズミの駆除方法と予防対策

ドブネズミの駆除は、侵入経路の封鎖や毒餌の設置など、専門的な知識と技術が必要です。以下に効果的な駆除方法と予防対策を紹介します。

  • 侵入経路の封鎖:ドブネズミが家に侵入する隙間や穴を見つけて、パテやセメント、金網、鉄板などでふさぎます。また、玄関や窓などの開口部はできるだけ開けっ放しにしないようにします。
  • 毒餌の設置:ドブネズミは粘着トラップにかかりにくいので、最も効果的なのは殺鼠剤と呼ばれる毒餌を使用する方法です。ドブネズミが通る場所や餌を食べる場所に毒餌を設置します。ただし、毒餌は人やペットにも危険なので、取り扱いには注意が必要です。
  • 忌避剤の使用:ドブネズミが嫌うにおいや音を発する忌避剤を使うことで、ドブネズミを寄せ付けないようにする方法です。忌避剤には、ハッカ油やタバスコなどの香りの強いものや、超音波を発するものなどがあります。ただし、忌避剤は駆除ではなく予防のためのものなので、効果には個体差があります。
  • ネズミを寄せ付けない:ドブネズミはエサを求めて家に侵入します。そのため、食品やゴミは密閉して保管し、日々の清掃を徹底することが重要です。また、水回りや排水溝などの湿気の多い場所は清潔に保ち、水を溜めないようにします。

ドブネズミの駆除は専門の業者に相談しよう

ドブネズミの駆除は、早期発見・早期対応が大切です。ドブネズミの被害に悩んでいる方は、専門の業者に相談してみるといいでしょう。ドブネズミの駆除には、経験と実績のあるドブネズミ駆除業者がたくさんあります。以下に、おすすめのドブネズミ駆除業者をいくつか紹介します。

  • ねずみ110番:全国に214以上の加盟店があり、24時間365日受付可能。無料見積もりや相見積もりにも対応。殺鼠剤や防鼠施工などのサービスが充実。
  • 三共消毒:関東・近畿・東海・北海道・東北・甲信越・中国・九州・沖縄の全国各地で対応。ネズミの種類や生態に応じた駆除方法を提案。長期保証制度やアフターフォローも充実。
  • ラットパトロール:東京都内を中心に対応。ドブネズミの駆除に特化した専門業者。最新の駆除技術や機器を用いて、効率的に駆除。見積もりや調査は無料。

ドブネズミの駆除業者を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。

  • 見積もりの内訳が明確であること
  • 長期の保証期間制度があること
  • 作業内容や報告書が詳細であること
  • 他社との見積もり比較ができること
  • 作業後の清掃や消毒が行われること

まとめ

ドブネズミは、食品や商品の被害、感染症の媒介、施設や設備の破壊、不快感や風評被害など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。ドブネズミの駆除は、自分で行うのではなく、専門の業者に依頼して、安全かつ確実に行ってもらいましょう。ドブネズミの駆除に関するお問い合わせは、お近くのドブネズミ駆除業者にお気軽にご相談ください。

目次