マウスピース矯正とは、歯にぴったりとフィットする透明なプラスチック製の装置(マウスピース)を装着して、歯並びや噛み合わせを改善する矯正治療の方法です。
マウスピースは自分で取り外しができるので、食事や歯磨きのときに外すことができます。
また、透明で目立ちにくいので、見た目にも配慮されています。
ウィ・スマイルとは、マウスピース矯正の一種で、月額1760円から始められる低価格の矯正治療です。
ウィ・スマイルでは、治療前に口腔内を3Dでスキャンし、治療後の歯並びをシミュレーションします。
その後、理想の歯並びになるように設計されたマウスピースを数週間ごとに交換していきます。
治療期間は個人差がありますが、平均3か月から11か月程度です。
ウィ・スマイルのメリット
ウィ・スマイルには、以下のようなメリットがあります。
低価格
ウィ・スマイルは、利益を大幅にカットしたり、大量発注で単価を下げたりすることで、低価格を実現しています。
また、毎月の調整料や治療後の保定管理料がかからない治療定額制なので、追加費用が発生しません。
目立ちにくい
ウィ・スマイルは、表面の光沢が少ない透明なマウスピースを使用するため、目立ちにくいです。
周囲に気づかれずに矯正治療ができます。
取り外し可能
ウィ・スマイルは、自分で取り外しができるので、食事や歯磨きのときに外すことができます。
また、運動や特別な場面では装着しなくても構いません。
事前シミュレーション
ウィ・スマイルでは、治療前に口腔内を3Dでスキャンし、治療後の歯並びをシミュレーションします。
理想の歯並びを矯正歯科医師と一緒にデザインすることができます。
幅広い対応
ウィ・スマイルは、奥歯を含めた歯並び全体の他、すきっ歯や出っ歯などの前歯の気になる部分、後戻りした歯並びまで対応しています。
また、難症例コースも用意されており、他院では対応できないと言われたケースでも対応できる場合があります。
ウィ・スマイルのデメリット
ウィ・スマイルには、以下のようなデメリットもあります。
装着時間の確保
ウィ・スマイルは、1日20時間以上の装着をお勧めしています。
装着時間が少ないと、歯の動くスピードが遅くなり、治療期間が延びる可能性があります。
違和感や痛み
ウィ・スマイルは、新しいマウスピースに交換した当初は、慣れるまで少し歯が浮いたような違和感があります。
また、歯が動くときには痛みを感じることもあります。
適応症例の限定
ウィ・スマイルは、歯科医院で行うため、適応症例が限定されることがあります。
重度の噛み合わせの不正や顎の骨格的な問題などは、ウィスマイルでは対応できない場合があります。
保定装置の必要性
ウィ・スマイルは、治療後に保定装置を使用しないと歯が後戻りするリスクがあります。
保定装置は、ワイヤーを歯に固定するものや、夜間に装着するマウスピース型のものなどがあります。
ウィ・スマイルの費用
ウィ・スマイルの費用は、個人の症状や治療内容などによって異なりますが、以下のようなコースがあります。
- 1回お試しコース:1650円(税込)
- 4回コース:10.78万円(税込)
- 8回コース:23.1万円(税込)
- 12回コース:35.2万円(税込)
- 18回コース:51.7万円(税込)
- 24回コース:66万円(税込)
- 難症例コース:別途お見積もり
これらのコースは、治療費定額制で、毎月の調整料や治療後の保定管理料がかからないので、追加費用が発生しません。
また、最大60回分割まで対応しており、月額1760円から始められます。
ただし、以下のような場合には、別途費用が発生する可能性があります。
- マウスピース紛失・破損時の再作成料
- ホワイトニング
- 拡大床
- ミニインプラント
- リテーナー
また、国の定める医療費控除の制度を利用すると、治療費の一部が還付金として返ってくる場合があります。
詳しくは税務署等にご相談ください。
ウィ・スマイルの治療期間
ウィ・スマイルの治療期間は、個人差がありますが、平均3か月から11か月程度です。
治療期間は、歯科医師と相談しながら決定します。
治療期間は、以下のような要因に影響されます。
- 歯並びや噛み合わせの状態
- マウスピースの装着時間
- マウスピースの交換頻度
- 歯科医師との連携
ウィ・スマイルでは、1日20時間以上の装着をお勧めしています。
装着時間が少ないと、歯の動くスピードが遅くなり、治療期間が延びる可能性があります。
また、数週間ごとに新しいマウスピースに交換する必要があります。
その際には歯科医師と連絡を取り合ってください。
まとめ
ウィ・スマイルは、低価格で目立ちにくく取り外し可能な矯正治療です。
治療前に理想の歯並びをシミュレーションできるのも魅力的です。
しかし、装着時間や違和感や痛み、適応症例や保定装置などのデメリットも考慮する必要があります。
まずは、矯正歯科医師に相談してみましょう。