ベランダでガーデニングや食料の保管をしていると、ネズミに狙われることがあります。ネズミは野菜や果物などを食べるだけでなく、病原菌を持っていたり、巣作りのために布や紙をかじったりすることもあります。ネズミがベランダに侵入すると、家の中にも入ってきてしまう可能性が高くなります。そこで、ネズミのベランダ対策について、効果的な方法をご紹介します。
ネズミの餌になるものを排除する
ネズミは食べ物の匂いに敏感です。ベランダに食べ物や生ゴミを置いておくと、ネズミを誘引してしまいます。ベランダで食料の保管やガーデニングをする場合は、以下の点に注意しましょう。
- 食料は密閉容器に入れて、ベランダの奥や高いところに置く。
- 生ゴミはフタ付きのゴミ箱に入れて、ベランダに置かないようにする。
- ガーデニングで作った野菜や果物は、収穫したらすぐに家の中に持ち込む。
- 肥料や土などは、袋の口をしっかり閉じて、ふた付きの箱などに入れて保管する。
ネズミの侵入口をふさぐ
ネズミは小さな隙間からでも侵入できます。ベランダにネズミが入ってこないようにするには、侵入口をふさぐ必要があります。ベランダにある排水口や換気口、窓やドアの隙間などをチェックしましょう。侵入口をふさぐ方法としては、以下のものが有効です。
- 金網やワイヤーメッシュ
- アルミホイルやスチールウール
- シリコンやコーキング剤
- ネズミ忌避剤やアロマオイル
これらのものを侵入口に詰めたり、塗ったり、まいたりして、ネズミが入ってこられないようにしましょう。特に、ペパーミントやユーカリなどのアロマオイルは、ネズミが嫌う匂いなので、効果的です。
ネズミの巣作りの材料を片付ける
ネズミは巣作りのために、布や紙などをかじって持ち去ります。ベランダに巣作りの材料があると、ネズミが住み着きやすくなります。ベランダにある以下のものは、片付けるか、密閉容器に入れて保管しましょう。
- 布製品や衣類
- 新聞紙や雑誌などの紙製品
- 段ボールや空き箱などのダンボール製品
- 木製品や竹製品などの木質製品
また、ベランダにある家具や荷物の間に隙間があると、ネズミが隠れやすくなります。ベランダをできるだけ広くして、隙間をなくすようにしましょう。
まとめ
ネズミのベランダ対策には、餌になるものを排除したり、侵入口をふさいだり、巣作りの材料を片付けたりすることが大切です。ネズミは繁殖力が強く、一度住み着かれると駆除が困難になります。ネズミの被害を防ぐためには、日頃からベランダの清掃や整理整頓を心がけましょう。ネズミの駆除にお困りの場合は、専門業者に相談するのも一つの方法です。ネズミのない快適なベランダライフを楽しみましょう。