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換気扇からネズミが侵入するのを防ぐ方法を徹底解説!

ネズミ 換気扇

換気扇からネズミが侵入するというのは、意外と多い被害です。ネズミは1cm〜2.5cm程度の隙間があれば、家の中に入り込めるからです。換気扇は床下や天井、壁などにありますが、雨風のせいでカバーが取れたり、経年劣化で格子が壊れたり、汚れていてキレイに閉じられなかったりする場合、ネズミの侵入経路になりやすいです。

そこで今回は、換気扇からネズミが侵入するのを防ぐ方法についてご紹介します。ネズミの侵入を防ぐには、以下の3つのポイントが重要です。

  • ネズミが侵入しているかどうかを確認する
  • ネズミを追い出す
  • 換気扇を塞ぐ

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

目次

ネズミが侵入しているかどうかを確認する

換気扇からネズミが侵入しているかどうかを確認するには、ラットサインと呼ばれるネズミの痕跡を探すことが有効です。ラットサインとは、ネズミの体の汚れがついて黒くなっている部分や足跡、糞などのことです。換気扇の近くにこれらの痕跡がある場合、ネズミが侵入している可能性が高いです。

また、換気扇からチューチューと鳴き声が聞こえたり、ネズミが出入りしている所を目撃したりする場合も、ネズミの侵入が確実です。しかし、換気扇からネズミの糞がバラバラ・ドバドバと出てくる場合は、ネズミではなくコウモリの糞の可能性もあります。コウモリの糞はネズミの糞よりも細長く、乾燥すると粉になります。コウモリの糞には病原菌が含まれることがあるので、注意が必要です。

ネズミを追い出す

換気扇からネズミが侵入していることが分かったら、早急にネズミを追い出す必要があります。ネズミを追い出す方法はいろいろありますが、ここではネズミが苦手とするニオイを利用する方法を紹介します。ネズミが嫌がるニオイとしては、ハーブ、アロマ、わさびなどがあります。換気扇と逆の位置でこれらのニオイを放つことによって、ネズミが換気扇から逃げていきます。

ただし、この方法はネズミの数や種類によって効果が異なることがあります。また、ニオイが弱まるとネズミが戻ってくる可能性もあります。そのため、この方法だけでは不十分な場合もあります。他にも、殺鼠剤や罠、忌避剤や超音波発生器などの方法もありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。ネズミの駆除は自分で行うのが難しい場合もあるので、専門の駆除業者に相談するのが確実です⁶。

換気扇を塞ぐ

ネズミを追い出したら、再び侵入されないように換気扇を塞ぐことが大切です。換気扇を塞ぐ方法はいくつかありますが、ここでは代表的な2つの方法を紹介します。

  • パンチングメタルや金網で塞ぐ
  • アルミテープで塞ぐ

パンチングメタルや金網で塞ぐ方法は、換気扇の開口部や通気口を金属製の網で覆ってしまう方法です。パンチングメタルはステンレスや鉄の金属板に穴あけ加工がされているもので、通気機能を維持しつつネズミの侵入を防ぐことができます¹²。パンチングメタルや金網はホームセンターやインターネットで購入できます。

アルミテープで塞ぐ方法は、換気扇の周囲の細かい隙間をアルミテープでふさぐ方法です。アルミテープは耐熱性や防水性に優れており、ネズミの侵入を確実に防ぐことができます²。パンチングメタルや金網と併用することで、より高い防御効果が期待できます。

ただし、換気扇を塞ぐ際には、通気性を完全に遮ると住宅の劣化につながるので、注意が必要です。また、カバー付きの換気扇に交換することも、ネズミの侵入を防ぐ方法のひとつですが、工事費用がかかります。

まとめ

換気扇からネズミが侵入するのは、家の中に大きな被害をもたらす可能性があります。ネズミの侵入を防ぐには、換気扇の状態を定期的にチェックし、ネズミが嫌がるニオイを利用して追い出し、パンチングメタルやアルミテープで塞ぐことが有効です。しかし、ネズミの駆除は自分で行うのが難しい場合もあるので、専門の駆除業者に相談するのが確実です。

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