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庭にネズミの巣があると危険! 穴の見つけ方と駆除のポイントを紹介!

ネズミの巣 庭

今回は、庭にネズミの巣がある場合の見つけ方や対処法についてご紹介したいと思います。

庭にネズミの巣があると、家の中にも侵入される可能性が高くなります。ネズミは食べ物や断熱材をかじったり、糞尿や病原菌をまき散らしたりするので、衛生的にも経済的にも大きな被害を受ける恐れがあります。そうなる前に、早めにネズミの巣を見つけて駆除することが大切です。

目次

ネズミの巣の特徴

では、庭にネズミの巣があるかどうかをどうやって見分けるのでしょうか? ネズミの巣の特徴は次のようになります。

  • 穴は浅くて小さい。直径は3〜5cm程度
  • 穴の周りに土や草が掘り返されている場合がある
  • 穴の中に葉っぱや段ボール、布切れなどの断熱材が詰め込まれている場合がある
  • 穴の近くにネズミの糞や毛が落ちている場合がある。糞は米粒ほどの大きさで、先端が尖っている
  • 穴の出入り口にはネズミの体についた油が付着している場合がある。油は黒ずんで見える

これらの特徴に当てはまる穴を庭で見つけたら、ネズミの巣の可能性が高いです。庭にネズミの巣を作るのは、主にドブネズミやハツカネズミという種類のネズミです。ドブネズミは湿気の多い場所を好み、ハツカネズミは狭い場所を好みます。どちらも雑食で、穀物や野菜、果物などを食べます。

ネズミの巣を駆除する方法

ネズミの巣を見つけたら、どうすればいいのでしょうか? ネズミの巣を駆除する方法は次のようになります。

  • 殺鼠剤を使う:殺鼠剤はネズミに食べさせると内出血や出血性ショックで死に至らせる毒餌です。ネズミの好物を混ぜて穴の中や出入り口に置きます。ドブネズミは魚肉ソーセージやチーズ、ハツカネズミはトウモロコシや落花生などが効果的です。殺鼠剤は人やペットにも有害なので、取り扱いには注意が必要です。
  • 粘着シートを使う:粘着シートはネズミが乗るとくっついて動けなくなる罠です。穴の出入り口やネズミの通り道に敷きます。粘着シートは殺鼠剤と併用すると効果的です。粘着シートには人やペットもくっつく可能性があるので、注意が必要です。
  • ネズミ捕り器を使う:ネズミ捕り器はネズミを生きたまま捕まえる罠です。穴の出入り口やネズミの通り道に設置します。ネズミの好物を餌として入れます。ネズミ捕り器は殺鼠剤や粘着シートよりも人やペットに優しいですが、捕まえたネズミの処理には注意が必要です。

いずれの方法も、ネズミの巣を駆除した後は、残った糞や毛、巣材などを除去して、殺菌消毒をしっかり行うことが大切です。ネズミは病原菌やダニを媒介するので、感染症の予防のためにも必ず行ってください。また、ネズミの巣を駆除しただけでは、再びネズミがやってくる可能性があります。そのため、再発防止のためにも、次のような対策を行ってください。

  • 庭の穴を埋める:ネズミの巣穴を埋めることで、ネズミの侵入を防ぎます。穴を埋めるときは、石や金属などの硬いものを入れてから土をかぶせると効果的です。ネズミは穴を掘り返すことがあるので、定期的に確認してください。
  • 餌や水を与えない:ネズミは餌や水がある場所に集まります。庭に生ゴミや食べ残し、ペットの餌や水などを置かないようにしましょう。また、庭に果物や野菜などを栽培している場合は、ネットや柵などで覆って保護してください。
  • 巣の材料を与えない:ネズミは巣の材料として、ダンボールや新聞紙、布切れなどを使います。庭にこれらのものを置かないようにしましょう。また、庭に木や草などが生い茂っている場合は、定期的に刈り込んでください。ネズミは隠れる場所を好みます。

まとめ

ネズミの巣を放置しておくと、ネズミの被害が拡大するだけでなく、家の中にも侵入される危険があります。早めにネズミの巣を見つけて駆除し、再発防止の対策を行ってください。ネズミの巣の駆除や対策に自信がない場合は、プロのネズミ駆除業者に相談してみるのもおすすめです。ネズミ駆除業者は、ネズミの巣の撤去や駆除、再発防止の対策などを専門的に行ってくれます。ネズミの被害にお悩みの方は、ぜひご利用ください。

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