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ネズミの侵入を防ぐために知っておきたい穴の塞ぎ方と注意点

ネズミ 穴塞ぐ

ネズミは家の中に侵入すると、食べ物を荒らしたり、糞尿を撒き散らしたり、電線や家具をかじったりと、さまざまな被害をもたらします。ネズミを家に入れないためには、ネズミの侵入経路を塞ぐことが重要です。しかし、ネズミは小さな隙間からでも入り込んでくるし、硬い歯で穴を広げてしまうこともあります。そこで、この記事では、ネズミの侵入経路を塞ぐ方法と注意点についてご紹介します。

目次

ネズミの侵入経路を塞ぐ方法

ネズミの侵入経路を塞ぐ方法は、大きく分けて以下の4つです。

  • 金網やパンチングメタルをはめる
  • 防鼠パテを埋め込む
  • 金だわしを詰める
  • 忌避スプレーをまく

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

金網やパンチングメタルをはめる

通風孔や換気扇などの隙間をふさぐ場合は、金網やパンチングメタル(穴の開いた金属板)を使うと効果的です。金網やパンチングメタルは、ネズミの歯ではかじり切れないので、侵入を防ぐことができます。ただし、網目や穴が大きすぎるとネズミが通れてしまうので、隙間が15mm以下のものを選ぶか、隙間をずらして2枚以上設置するようにしましょう。また、金網やパネルをしっかりと固定しないと、ネズミに引っ張られて外れてしまう可能性があります。針金やビスなどで固定するのがおすすめです。

防鼠パテを埋め込む

壁や床に空いた穴やひび割れをふさぐ場合は、防鼠パテを使って埋めましょう。防鼠パテは、粘土のような材質のパテで、ネズミが嫌がる成分が配合されています。ネズミが苦手なわさびやトウガラシなどの成分が入っているので、ネズミが近づきにくく、かじりにくくなります。防鼠パテは、隙間に詰め込んで平らにならすだけで使えるので、手軽に対策できます。

金だわしを詰める

金だわしは、キッチン用品としてよく使われるものですが、ネズミの侵入対策にも使えます。金だわしは、金網やパンチングメタルと同様に、ネズミの歯ではかじり切れないので、侵入を防ぐことができます。金だわしは、柔らかくて形が変えやすいので、小さな穴や曲がりくねった隙間にも詰め込むことができます。金だわしは、100円ショップやスーパーなどで手軽に入手できるので、コスパも良いです。

忌避スプレーをまく

忌避スプレーは、ネズミが嫌う臭いがするスプレーです。ネズミが苦手なトウガラシやハッカなどの成分が入っているので、ネズミを寄せ付けない効果が期待できます。忌避スプレーは、網戸や窓枠など、完全に塞げない場所に使うと効果的です。また、金網やパテなどの塞ぐ道具にも散布すると、侵入予防の効果を高めることができます。忌避スプレーは、効果の持続が2週間程度なので、定期的に散布しましょう。

ネズミの侵入経路を塞ぐときの注意点

ネズミの侵入経路を塞ぐときには、以下の2つの注意点を念頭に置いておきましょう。

  • 事前に屋内のネズミがいない状態にしておく
  • 新しく穴を開けられないようにする

事前に屋内のネズミがいない状態にしておく

侵入経路を塞ぐ前に、家の中のネズミは駆除するか追い出しておきましょう。屋内にネズミが入ったまま侵入経路を塞いでしまうと、家の中にネズミを閉じ込めることになってしまいます。糞害が長く続いたり、死骸が悪臭を放ったり、腐敗液が漏れ出たりと、さらに被害が増える可能性があります。ネズミの駆除や追い出しには、ネズミ捕りや殺鼠剤などの道具を使うことができますが、自力で対処するのが難しい場合は、プロの業者に依頼するのも一つの方法です。

新しく穴を開けられないようにする

ネズミは、家がすでに「餌のある場所」と認識されている場合、餌場に執着して対策した場所以外のところから侵入を試みる可能性があります。また、外から新たなネズミが入ってこないように、屋外にもネズミを寄せ付けないための対策を行っておきましょう。屋外からネズミを防除するときは、ネズミが入ってきそうな場所や入ってきたことのある場所に忌避剤を使用しましょう。また、ハッカやミントなどのハーブ系の植木を玄関などに置いておくと、ネズミが寄り付かないようにするという効果があります。さらに、ネズミが餌に惹かれないように、ゴミや食べ物の残りはしっかりと処分し、キッチンや食器棚などは清潔に保つようにしましょう。

まとめ

ネズミの侵入経路を塞ぐ方法として、金網やパンチングメタル、防鼠パテ、金だわし、忌避スプレーなどがあります。これらの方法を適切に使って、ネズミの侵入を防ぎましょう。また、侵入経路を塞ぐ前には、屋内のネズミがいない状態にしておくことと、新しく穴を開けられないようにすることが重要です。ネズミの被害に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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