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アライグマに悩むあなたに! バルサンで駆除する方法と注意点

アライグマ 駆除 バルサン

アライグマは見た目がかわいい動物ですが、家に侵入して被害をもたらすこともあります。アライグマが家の中にいると、天井や壁を傷つけたり、糞尿や毛で汚したり、病原菌を持ち込んだりする可能性があります。そんなアライグマを追い出す方法の一つとして、バルサンという燻煙剤を使うという方法があります。バルサンは本来は害虫を駆除するためのものですが、アライグマが嫌う煙やニオイを出すことで、家から追い出すことができると言われています。しかし、バルサンを使うには注意点や手順があります。今回は、アライグマの駆除にバルサンを使う場合のメリットやデメリット、使い方や注意点などについて詳しく解説します。

目次

アライグマの駆除にバルサンを使うメリットとデメリット

バルサンを使ってアライグマを駆除する場合のメリットとデメリットは以下の通りです。

メリット

  • アライグマが嫌う煙やニオイで追い出すことができる
  • アライグマを傷つけることなく人道的に駆除できる
  • 害虫も同時に駆除できる
  • 比較的安価で手に入りやすい

デメリット

  • アライグマの子供がいる場合は効果がないか、逆に死なせてしまう可能性がある
  • アライグマが出入り口から逃げるときに、家の中をさらに汚したり傷つけたりする可能性がある
  • バルサンの煙やニオイが人やペットにも有害であるため、使用中は家の外に出なければならない
  • バルサンの煙やニオイが家の中に残ってしまう可能性がある
  • バルサンの煙やニオイが火災報知器や電化製品に影響を与える可能性がある
  • バルサンを使ってもアライグマが再び侵入してくる可能性がある

アライグマの駆除にバルサンを使う手順

バルサンを使ってアライグマを駆除する場合の手順は以下の通りです。

1. アライグマの子供の有無を確認する

まずは、アライグマの子供がいるかどうかを確認します。アライグマは春から夏にかけて出産することが多く、子供は約3か月間親と一緒に暮らします。子供がいる場合は、バルサンを使っても親が子供を守ろうとして、煙の届かない場所に隠したり、逆に突き落としたりする可能性があります。その結果、子供が死んでしまったり、家の中に閉じ込められたりする恐れがあります。アライグマは鳥獣保護管理法で保護されているので、傷つけたり殺したりすることは違法です。また、子供が死んだり閉じ込められたりすると、悪臭や虫の発生などの被害が増える可能性があります。したがって、子供がいる場合はバルサンを使わない方が良いでしょう。

2. アライグマの出入り口を特定する

次に、アライグマが家に侵入する出入り口を特定します。アライグマは屋根裏や床下などに巣を作ることが多く、そのために家の隙間や穴を利用して侵入します。人間にとっては小さな隙間でも、アライグマにとっては十分な侵入口となります。アライグマの出入り口を特定する方法としては、以下のようなものがあります。

  • アライグマの足跡や毛、爪痕、糞尿などの痕跡を探す
  • アライグマの鳴き声や動きの音を聞く
  • 夜間に赤外線カメラやライトを使って観察する
  • アライグマの侵入経路に粘着テープや粉末などを仕掛けて確認する

アライグマの出入り口を特定することで、バルサンを焚く場所やタイミングを決めることができます。また、アライグマを追い出した後に、出入り口を塞ぐことで再侵入を防ぐことができます。

3. バルサンを使う準備をする

アライグマの出入り口を特定したら、バルサンを使う準備をします。バルサンは加熱すると煙を出し、有効成分を部屋全体に届ける仕組みです。そのため、以下のようなことに注意しながら準備をします。

  • バルサンの使用量や時間を説明書に従って決める
  • バルサンの煙やニオイが人やペットに影響しないように、家の外に出る
  • バルサンの煙やニオイが火災報知器や電化製品に影響しないように、カバーをかける
  • バルサンの煙やニオイが食品や食器に影響しないように、外に出すかカバーをかける
  • バルサンの煙やニオイが銀製品や銅製品などに影響しないように、外に出すかカバーをかける
  • バルサンの煙やニオイが煙突や換気扇などから外に出ないように、閉め切る

バルサンを使う準備をしないと、健康被害や物品の損傷、火災報知器の誤作動などのトラブルになる可能性があります。また、バルサンの煙やニオイが外に出てしまうと、効果が薄れたり、近隣に迷惑をかけたりする可能性があります。バルサンを使う準備をしっかりと行ってください。

4. バルサンを焚く

バルサンを使う準備ができたら、バルサンを焚きます。バルサンはアライグマが巣を作っている場所に置き、火をつけます。バルサンは燃えると煙を出し、有効成分を部屋全体に届けます。その煙やニオイがアライグマに不快感を与え、家から逃げ出すように促します。バルサンを焚くときには、以下のようなことに注意します。

  • バルサンは燃えやすいものや水に近づけない
  • バルサンは火のついたまま置かないで、金属製の容器に入れる
  • バルサンは火をつけたらすぐに家の外に出る
  • バルサンは火をつけたら絶対に消さない
  • バルサンは火をつけたら説明書に従って時間を計る

バルサンを焚くときには、安全に注意しながら行います。バルサンは火をつけると煙やニオイが出るので、人やペットに有害です。また、バルサンは火をつけると熱を発するので、火災の原因になる可能性があります。バルサンを焚くときには、必ず家の外に出て、周囲の様子を確認しながら待ちます。

5. アライグマが出て行ったか確認する

バルサンを焚いて一定時間が経ったら、アライグマが出て行ったかどうかを確認します。アライグマが出て行ったかどうかを確認する方法としては、以下のようなものがあります。

  • アライグマの出入り口に粘着テープや粉末などを仕掛けて、通った痕跡を確認する
  • アライグマの出入り口に赤外線カメラやライトを設置して、動きを観察する
  • アライグマの出入り口に音を出すものや光を出すものを置いて、反応を見る
  • アライグマの出入り口に食べ物や水を置いて、消費されたかどうかを見る

アライグマが出て行ったかどうかを確認することで、バルサンの効果を判断することができます。また、アライグマが出て行った後に、出入り口を塞ぐことで再侵入を防ぐことができます。

6. バルサンの煙やニオイを消す

アライグマが出て行ったことを確認したら、バルサンの煙やニオイを消します。バルサンの煙やニオイは人やペットに有害であるだけでなく、不快感やアレルギーの原因になる可能性があります。そのため、以下のようなことを行って、バルサンの煙やニオイを消します。

  • バルサンの残りを水に浸して、不燃物として処分する
  • 窓やドアを開けて、換気扇や扇風機を使って、部屋を十分に換気する
  • 煙やニオイが残っている場所に、消臭剤や芳香剤を置く
  • 煙やニオイが付着したものに、洗剤やアルコールなどで拭き取る
  • 煙やニオイが残っている場合は、専門業者に依頼する

バルサンの煙やニオイを消すことで、健康や快適さを保つことができます。また、バルサンの煙やニオイが消えたことを確認したら、火災報知器や電化製品などのカバーを外して、正常に動作するかどうかを確認します。

まとめ

アライグマの駆除にバルサンを使う場合のメリットやデメリット、使い方や注意点などについて解説しました。バルサンはアライグマが嫌う煙やニオイで追い出すことができる方法ですが、安全や効果には注意が必要です。バルサンを使う前には、アライグマの子供の有無や出入り口の特定を行い、バルサンを使う準備をしっかりと行います。バルサンを使った後には、アライグマが出て行ったかどうかを確認し、バルサンの煙やニオイを消します。バルサンを使ってもアライグマが再び侵入してくる可能性があるので、出入り口を塞いだり、アライグマが嫌うものを置いたりするなどの対策を行うことが重要です。バルサンを使ってアライグマを駆除する場合は、注意深く行ってください。

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