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シロアリの大量発生は家の危機! 原因と対策を知って被害を防ごう!

シロアリ 大量発生

シロアリは木材を食べる害虫で、家屋の構造や家具に大きな被害を与えることがあります。シロアリは一般に地中や木材の中に巣を作り、人目につかないところで活動しています。しかし、春から夏にかけて、シロアリの一部が羽をつけて飛び立つことがあります。これはシロアリが新しい巣を作るために行う「群飛」という現象で、シロアリの大量発生の兆候です。この記事では、シロアリの大量発生の原因と対策について解説します。

目次

シロアリの大量発生の原因

シロアリはコロニー(集団)を形成して生活しており、コロニーの中には王アリ・女王アリ、副王アリ・副女王アリ、兵アリ、職アリという4つの階級が存在します。女王アリはコロニーの中心となって卵を産み続け、コロニーの規模を拡大していきます。コロニーが一定の規模に達すると、副王アリ・副女王アリの一部が羽をつけて飛び立ち、新しいコロニーを作るためにパートナーを探します。このとき、羽アリが大量に飛び出すことがあります。シロアリの種類によって飛び立つ時期や時間は異なりますが、一般に気温や湿度が高くなる春から夏にかけて多く見られます。

シロアリの羽アリが大量発生すると、家の中や外に羽アリが散らばります。羽アリは光に引き寄せられるため、窓や照明に集まることが多いです。また、羽アリは飛び立った後に羽を落とすことがあります。そのため、床や地面に羽が散らばっているのを見つけることもあります。これらの症状は、シロアリの巣が近くにあることを示しています。シロアリの巣は地中や木材の中にあるため、見つけるのは難しいですが、床下や壁の中にシロアリの蟻道や糞粒があるときは要注意です。

シロアリの大量発生の対策

シロアリの羽アリが大量発生した場合、まずは羽アリを駆除することが必要です。羽アリは殺虫スプレーを使っても逃げてしまうことがあるので、掃除機で吸い込んだり、粘着テープで貼り付けたりするのが効果的です。ただし、これは一時的な対処であり、根本的な解決にはなりません。シロアリの巣を見つけて駆除しなければ、シロアリの被害は拡大していきます。シロアリの巣を駆除するには、専門の業者に依頼するのが最善の方法です。業者はシロアリの巣の位置や規模を正確に把握し、適切な薬剤や工法で駆除を行ってくれます。

シロアリの駆除だけでなく、予防も重要です。シロアリは湿度が高く木材がある環境を好むため、家の中や外の湿気対策や通気対策を行うことが効果的です。また、シロアリ予防剤を木材に塗布したり、シロアリの侵入を防ぐバリアを設置したりすることも有効です。シロアリ予防は定期的に行うことが必要です。シロアリ予防の専門業者に相談して、最適な予防プランを作ってもらいましょう。

まとめ

シロアリの大量発生は、シロアリが新しい巣を作るために飛び立つ現象です。シロアリの羽アリが家の中や外に散らばることで、シロアリの被害が発生していることがわかります。シロアリの被害は放置すれば拡大していきますので、早めに駆除と予防を行うことが必要です。シロアリの駆除と予防は専門の業者に依頼するのが最善の方法です。シロアリの被害に悩んでいる方は、ぜひ業者に相談してみてください。

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