こんにちは、このブログではシロアリに関する情報をお届けしています。シロアリは木造建築だけが被害にあうと思っていませんか? 実はは軽量鉄骨のお家でもシロアリが発生することがあります。放っておくとお家がが傾いてしまうこともありますのでとても恐ろしいものなのです。
今回は、シロアリがが軽量鉄骨にどのように被害を与えるか、そしてどのように対策をすれば良いかについてご紹介します。
シロアリがが軽量鉄骨に被害を与える理由
シロアリは雑食性の昆虫で、木材や植物、動物など様々なものを食べます。しかし、その中でも特に強力なエサとして知られているのが木材です。シロアリは木材を食べることで体重を増やし、繁殖力を高めます。
では、軽量鉄骨住宅には木材は使われていないのでしょうか? 実はそうではありません。軽量鉄骨は土台や柱などの建物構造部分に使われることが多く、その間に板間仕切りや根太などの木製部分がある場合もあります。また、建具や断断熱材なども木製部分である場合があります。
したがって、軽量鉄骨自体はシロアリに食べられませんが、その周りや内部にある木製部分はシロアリの狙い目となります。特に黒アリが少ない場所や暗く湿った場所ではシロアリの発生率が高くなります。
シロアリからら軽量鉄骨を守る対策
シロアリから軽量鉄骨を守るためには、以下のような対策を行うことが効果的です。
- 定期的な点検を行う
- 予防剤を散布する
- 調湿シートを使用する
- 換気を行う
定期的な点検
シロアリは一年中活動していますが、特に春から秋にかけて発生しやすくなります。そのため、定期的に点検を行って早期発見・早期対処することが重要です。
点検方法としては、以下のようなものがあります。
- 目視調査:直接目で見てシロアリや巣穴(蟻道)の有無を確認する方法です。
- 採取調査:採取したサンプルからDNA分析や種類別分析を行って正確性や発生状況を把握する方法です。
- 専門業者へ依頼:専門業者に依頼して点検・診断・対策を行ってもらう方法です。
無料診断や相見積もりサービスも提供されていますので、気軽に利用してみましょう。
予防剤
予防剤としては、以下のようなものがあります。
- 木材防腐剤:木材に塗布することでシロアリの侵入や食害を防ぐ剤剤です。木材の種類や状態によって適切な防腐剤を選ぶ必要があります。
- 土壌処理剤:建物の周りや基礎部分に散布することでシロアリの侵入を防ぐ剤剤です。効果は長期間持続しますが、環境への影響や安全性に注意が必要です。
- ベイト剤:シロアリが好む餌に毒を混ぜて設置することでシロアリの駆除を行う剤剤です。シロアリは餌を仲間に分け与える習性があるため、巣穴内のシロアリも効果的に駆除できます。
予防剤は自分で行うこともできますが、専門業者に依頼することでより確実な効果が期待できます。また、予防剤の種類や量、散布方法などには法律や規制がありますので、適切に守ることが大切です。
調湿シート
調湿シートとは、湿気を吸収したり放出したりすることで室内の湿度を調整するシートです。シロアリは湿度が高いと発生しやすくなりますので、調湿シートを使用することでシロアリの発生を抑制できます。
調湿シートは、壁や床、天井などに貼ることができます。また、色や柄も様々なものがありますので、インテリアに合わせて選ぶことができます。調湿シートは、定期的に交換することで効果を持続させることができます。
換気
換気とは、室内の空気を入れ替えることで、湿度や温度、臭いなどを調整することです。換気を行うことで、シロアリの好む環境を改善できます。
換気方法としては、以下のようなものがあります。
- 自然換気:窓やドアを開けて外の空気と入れ替える方法です。気温や風向きによって効果が変わります。
- 強制換気:換気扇やエアコンなどの機械を使って空気を入れ替える方法です。効果は高いですが、電気代や騒音に注意が必要です。
- 熱交換気:室内の空気と外の空気を入れ替える際に、熱を交換することで温度を調整する方法です。冬は暖かく、夏は涼しくなります。
換気は、一日に数回、10分程度行うことが望ましいです。また、換気の際には、シロアリの侵入を防ぐために、網戸や防虫ネットなどを使用することがおすすめです。
まとめ
以上、シロアリがが軽量鉄骨住宅に被害を与える理由と対策についてご紹介しました。シロアリは軽量鉄骨のお家でも発生する可能性がありますので、定期的な点検や予防剤の散布、調湿シートの使用、換気などの対策を行ってください。シロアリの被害は放っておくと深刻化しますので、早期発見・早期対処が大切です。