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ナメクジ対策に悩むあなたに! 3つの簡単な退治方法を紹介!

ナメクジ 対策

ナメクジは家庭菜園や花壇などでよく見かける害虫ですが、その生態や被害、予防・駆除方法について知っておくと、早めに対処できます。この記事では、ナメクジの基本情報と効果的な対策方法をご紹介します。

目次

ナメクジとは

ナメクジはカタツムリと同じ仲間で、体長4センチから5センチ程度の小さな生物です。日本では古くから生息しており、湿気が多い場所を好みます。雑食性で、植物や果物などを食べてしまいます。また、広東住血線虫という寄生虫を媒介することもあります。

ナメクジは雌雄同体であり、自家受精を行って卵を産みます。卵は丸くて透明で直径は11㎜ほどですが、見落としてしまうことが多く、大量発生する原因になります。ナメクジの卵は日陰で湿り気のある場所に産みつけられます。産みつける場所にはプランターの裏や土の中、生ごみの山などがあります。

ナメクジの被害

ナメクジの被害として最も大きなものが野菜や果樹の葉を食べてしまう食害です。これは成虫・幼虫関係なくもたらされるため、早いうちから予防しましょう。また、感染症の原因にもなることがあります。

ナメクジが食害した葉や果物は小さく丸い食べ跡が残ります。また、色素沈着や黒ずみが見られることもあります。これらのの症状を見逃さずにチェックしましょう。

ナメクジ対策方法

ナメクジ対策方法には以下のようなものがあります。

1. 塩で退治する

塩水を作ってナメクジにかける方法です。塩水はナメクジにに脱水症状を引き起こして死滅させます。塩水作り方は以下の通りです。

  • 水500mlに塩小さじ1杯(約3g)入れる
  • 10分ほど置いてから吸い取る
  • 重曹500g(粉末)入れて混ぜる
  • 水500ml加えてよく混ぜる

塩水を作ったらスプレーボトルやペットボトルに入れて持ち歩きましょう。ナメクジが発生した場所や被害した葉や果物に直接かけたり、周囲に散布したりします。

2. 熱湯で退治する

熱湯をかける方法です。熱湯はナメクジ体温を上昇させて変性させます。熱湯の作り方は以下の通りです。

  • 水500ml(沸騰したら火から下ろす)
  • 石石鹸小さじ1杯(約5g)入れる
  • 熱湯をナメクジにかける
  • 10分ほど置いてからナメクジを回収する

熱湯をかけたら、ナメクジはすぐに死滅しますが、そのままにしておくと、他のナメクジを呼び寄せる可能性があります。そのため、10分ほど置いたら、ナメクジを回収して処分しましょう。

3. ビールで退治する

ビールを入れた容器を置く方法です。ビールに含まれる酵母や糖分にナメクジが惹かれて入ってきますが、ビールの中で溺れて死滅します。ビールを入れた容器の作り方は以下の通りです。

  • ペットボトルや牛乳パックなどの容器を用意する
  • 容器の上部を切り取って逆さにする
  • 容器の中にビールを入れる(約3分の1程度)
  • 容器の口にテープで固定する

ビールを入れた容器を作ったら、ナメクジが発生した場所や被害した葉や果物の近くに置きましょう。ナメクジはビールの匂いに誘われて容器に入ってきますが、出られなくなります。定期的に容器を交換しましょう。

まとめ

ナメクジは家庭菜園や花壇の害虫ですが、塩水、熱湯、ビールなどの方法で退治できます。ナメクジの被害を防ぐためには、早めに対策をしましょう。また、ナメクジの卵や糞も見逃さないようにしましょう。ナメクジ対策で、美しい花やおいしい野菜を育てましょう。

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