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イエヒメアリが家に入ってきたら要注意! 駆除方法と予防法を知って被害を防ごう!

イエヒメアリ 駆除

イエヒメアリは、小さくて茶色いアリで、熱帯地域が原産ですが、日本では北海道を除く各地に分布しています。寒さに弱いので、冬場は暖房設備のある家やビルの中に巣を作ります。繁殖力が高く、複数の女王アリがいるため、巣が広がりやすいです。食べ物や衣類に被害を与えたり、人を刺噛したりすることもあります。そんなイエヒメアリを駆除する方法と予防法について、ブログ記事にまとめてみました。

目次

イエヒメアリの駆除方法

イエヒメアリの駆除は、一般的なクロアリの駆除と比べても難しいと言われています。その理由は、巣が多数あり、場所も特定しにくいからです。イエヒメアリを根絶するには、すべての巣を駆除する必要がありますが、それは自分で行うのは大変な労力と時間がかかります。また、イエヒメアリは攻撃的で、人を噛んだり刺したりすることもあるので、危険です。

そこで、イエヒメアリの駆除には、市販の駆除剤を使うのがおすすめです。駆除剤には、殺虫スプレーやジェル剤、顆粒剤などがありますが、イエヒメアリには顆粒剤が効果的です。顆粒剤は、イエヒメアリが餌と間違えて巣に持ち帰り、仲間や女王アリにも食べさせることで、巣ごと全滅させることができます。顆粒剤は、イエヒメアリの通り道や巣の近くに置いておくだけでいいので、簡単に使えます。

ただし、イエヒメアリは非常に小さいので、顆粒剤をそのまま置いても持ち帰れないことがあります。その場合は、顆粒剤をさらに細かく砕いておくといいでしょう。また、イエヒメアリが顆粒剤に食いつきにくい場合は、砂糖水やツナなどの好物を混ぜておくと効果的です。ただし、赤ちゃんやペットがいる家では、この方法は避けたほうが無難です。

イエヒメアリの駆除剤を使うときは、注意点があります。それは、駆除剤の近くでイエヒメアリを殺さないことです。イエヒメアリは、死ぬときに警戒ホルモンを出して、仲間に危険を知らせます。そのため、駆除剤の近くでイエヒメアリを殺すと、他のイエヒメアリが近寄らなくなってしまいます。駆除剤を置いたら、しばらく様子を見て、イエヒメアリが減っているかどうかを確認しましょう。

イエヒメアリの予防法

イエヒメアリの駆除は難しいので、できるだけ家の中に入れないように予防することが大切です²。イエヒメアリの予防法には、次のような方法があります。

食べ物を放置しない

イエヒメアリは雑食性で、人間の食べ物を好んで食べます。そのため、食べ物を放置したり、食べかすを落としたりすると、イエヒメアリを引き寄せてしまいます。食べ物は密閉した容器に入れて、冷蔵庫などに保管しましょう。また、食器や調理器具はすぐに洗って、ゴミは蓋付きのゴミ箱に捨てましょう。

侵入口を防ぐ

イエヒメアリは体が小さいので、窓やドアの隙間、壁や床のヒビ割れなどから簡単に侵入してきます。そういった箇所があれば、パテやシーリング材でふさぐなどしておきましょう。また、忌避剤や毒餌を置くことも効果的です。忌避剤は、アリが嫌うにおいや成分を発するもので、ドラッグストアなどで購入できます。毒餌は、アリが餌と間違えて食べて死ぬもので、駆除剤と同じように使えます。

まとめ

イエヒメアリは、一度家の中に入るとなかなか駆除できない厄介な害虫です。自分で駆除するのが難しい場合は、専門業者に依頼するのも一つの手です。イエヒメアリに悩まされないように、日頃から予防に努めましょう

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