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カマドウマに悩むあなたに! 効果的な駆除方法と予防対策を紹介!

カマドウマ 駆除

カマドウマは、バッタ目カマドウマ科の昆虫で、便所コオロギとも呼ばれます。見た目が不快で、飛び跳ねる姿が怖いため、家に入ってきたら駆除したいと思う人も多いでしょう。しかし、カマドウマは人に害を与える虫ではありませんし、殺虫剤を使ってもなかなか効果が出ません。では、どうすればカマドウマを駆除できるのでしょうか? この記事では、カマドウマの生態や駆除方法、予防対策などを詳しくご紹介します。

目次

カマドウマの生態

カマドウマは、日本全国に分布している虫で、湿気の多い場所に潜んでいます。地下室や側溝、床下、落ち葉の下などに生息していることがあります。雑食性で、人間の食べ物や植物、動物の死骸なども餌になります。繁殖期は特に決まっていませんが、土の中に産卵します。孵化後の幼虫はすでにカマドウマの形をしており、翅がないので飛べませんが、後ろ足の脚力が大きく、びょんびょん跳ねます。その跳躍力は、体長の20倍もあると言われています。

カマドウマの駆除方法

カマドウマは、人に害を与える虫ではありませんが、見た目や跳躍力が不快なため、駆除したいと思う人も多いでしょう。カマドウマを駆除する方法は、大きく分けて以下の3つになります。

1. 捕獲して外に出す

カマドウマは、人に噛んだり刺したりすることはありませんので、虫取り網や手袋などを使って捕まえて外に出すことができます。この方法は、カマドウマに対して優しい方法ですし、精神的なダメージも少ないでしょう。ただし、カマドウマは素早く動くので、捕まえるのが難しい場合もあります。また、カマドウマが嫌いな人にとっては、近づくのが苦痛かもしれません。

2. 掃除機で吸い取る

カマドウマを捕まえるのが難しい場合や、近づきたくない場合は、掃除機で吸い取ることもできます。掃除機の吸引力でカマドウマの動きを止めることができますし、視覚的なダメージも軽減できます。ただし、掃除機の中でカマドウマが死ぬとは限りませんので、吸い取った後はすぐに掃除機の中身を処分するか、紙パック式の掃除機であれば紙パックごと交換するようにしましょう。

3. 殺虫剤を使う

カマドウマを確実に殺したい場合は、殺虫剤を使うこともできます。しかし、カマドウマは体が大きく、殺虫剤を使ってもなかなか効果が出ません。そのため、殺虫剤を使う場合は、以下の点に注意しましょう。

  • カマドウマに直接噴射すること。空中に噴霧しても効果が薄いです。
  • カマドウマの背中や腹部に狙いを定めること。頭部や足にかけても効きにくいです。
  • カマドウマが死ぬまで噴射し続けること。一度に死なない場合が多いので、動きが止まるまで噴射します。
  • 死んだカマドウマの死骸を処分すること。死骸には病原菌や寄生虫が付着している可能性があります。

殺虫剤のメリットは、確実にカマドウマを殺せることです。デメリットは、殺虫剤の成分が人体やペットに影響を与える可能性があることや、死骸の処理が必要なことです。

カマドウマの予防対策

カマドウマの駆除方法を紹介しましたが、やはり一番はカマドウマが家に入ってこないようにすることが大切です。カマドウマの予防対策としては、以下のことが挙げられます³。

  • 湿気を取り除く:カマドウマは湿気の多い場所を好むので、換気や除湿をこまめに行いましょう。特に風呂場や台所、床下などは注意が必要です。
  • 餌を与えない:カマドウマは雑食性で、人間の食べ物や植物、動物の死骸なども餌になります。食べ物の残りやゴミは密閉して保管し、植物は適切に手入れしましょう。また、カマドウマはカビや菌類も食べますので、カビの発生を防ぐことも大切です。
  • 侵入経路を塞ぐ:カマドウマは外から家に入ってくることが多いので、窓やドアの隙間、排水口や換気口などの穴を網やテープなどで塞ぎましょう。また、床下と室内の間に隙間がある場合は、シーリングなどでふさぎましょう。
  • 防虫剤を使う:カマドウマが嫌う匂いのする防虫剤を、床下や玄関などに置いておくことで、カマドウマの侵入を防ぐことができます。市販の防虫剤や、ハッカ油やユーカリ油などの天然の香りのものがおすすめです。

まとめ

カマドウマは、見た目が不快で、飛び跳ねる姿が怖いため、家に入ってきたら駆除したいと思う人も多いでしょう。しかし、カマドウマは人に害を与える虫ではありませんし、殺虫剤を使ってもなかなか効果が出ません。この記事では、カマドウマの生態や駆除方法、予防対策などを詳しく紹介しました。カマドウマに悩まされている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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