今回は、転職サイトについて解説したいと思います。
転職サイトとは、インターネット上で求人情報を検索したり、応募したりできるサービスのことです。転職活動を始める人にとって、転職サイトは欠かせないツールです。
しかし、転職サイトを利用するには、お金がかかるのではないかと心配する人もいるかもしれません。そこで、今回は転職サイトの利用料金や、おすすめのサイトや選び方について解説していきます。
転職サイトは無料で使えるの?
結論から言えば、転職サイトはほとんどの場合、無料で使えます。転職サイトは、求人を掲載する企業から料金をもらって運営されているので、転職希望者は無料でサービスを利用できるのです。
もちろん、中には有料の転職サイトもありますが、それは特定の層や業界に特化したサービスで、一般的な転職サイトとは異なります。有料の転職サイトについては、後ほど詳しく説明します。
おすすめの無料転職サイト
では、無料で使える転職サイトの中で、どのサイトがおすすめなのでしょうか?ここでは、以下の3つの基準で転職サイトを評価しました。
- 人気度(月間検索数)
- 求人数
- 雇用形態の豊富さ
この3つの基準を高く満たした4つの転職サイトを、おすすめの無料転職サイトとして紹介します。
doda(デューダ)
dodaは、業界最大級の求人数を誇る転職サイトです。月間検索数は約55万件で、転職サイトの中で最も人気があります。求人数も23万件以上と、他のサイトに比べて圧倒的です。
dodaの特徴は、自分の強みや適性を診断してくれるツールが充実していることです。年収査定や合格診断、自己PR発掘診断など、転職活動に役立つツールがたくさんあります。
また、dodaは転職エージェントと連携しているので、専任のキャリアアドバイザーが転職のサポートをしてくれます。非公開求人やスカウトも受けられるので、より多くのチャンスが得られます。
dodaは、IT・WEB・クリエイティブ・機械設計・研究職・施工管理・MR・医療機器・営業・金融・経理・人事・企画・公務員など、幅広い業種や職種の求人があります。正社員や契約社員だけでなく、FCオーナーや業務委託などの雇用形態もあります。
dodaは、求人数や人気度、サポート力など、総合的に優れた転職サイトです。転職活動を始めるなら、まずはdodaに登録してみると良いでしょう。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは、株式会社リクルートが運営する転職サイトです。月間検索数は約22万件で、転職サイトの中で2番目に人気があります。求人数も10万件以上と、豊富です。
リクナビNEXTの特徴は、企業からのスカウトを受けられることです。自分のプロフィールを登録すると、企業から直接応募の誘いが来ることがあります。自分では見つけられなかった求人に出会える可能性があります。
また、リクナビNEXTはグッドポイント診断というツールを提供しています。これは、自分の強みや価値観を分析してくれるツールで、自分に合った求人や職種を見つけるのに役立ちます。
リクナビNEXTは、営業・事務・企画・WEB・クリエイティブ・コンサルタント・士業・金融・不動産・IT・素材・科学・建築・技能工・医療・教育など、多様な業種や職種の求人があります。正社員やフレックス勤務、リモートOKなどの雇用形態もあります。
リクナビNEXTは、スカウトやグッドポイント診断など、転職活動をサポートする機能が充実している転職サイトです。自分に合った求人を見つけたいなら、リクナビNEXTに登録してみると良いでしょう。
type
typeは、都心部のIT系求人に強い転職サイトです。月間検索数は約45万件で、転職サイトの中で3番目に人気があります。求人数は公開求人が約1万件、非公開求人が約2万件と、多くはありませんが、質の高い求人が揃っています。
typeの特徴は、自分のキャリアタイプや転職タイプを診断してくれることです。自分のキャリアの方向性や転職の目的を明確にすることで、自分に合った求人や企業を見つけるのに役立ちます。
また、typeは転職エージェントと連携しているので、専任のキャリアアドバイザーが転職のサポートをしてくれます。非公開求人やスカウトも受けられるので、より多くのチャンスが得られます。
typeは、IT・営業・事務・管理・クリエイティブ・化学・バイオ・プロマネ・電子・メカトロ技術・販売員・教育・医療・福祉など、多様な業種や職種の求人があります。正社員や契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなどの雇用形態もあります。
typeは、IT系の求人に強く、キャリアタイプや転職タイプの診断など、転職活動をサポートする機能が充実している転職サイトです。IT系の転職を考えているなら、typeに登録してみると良いでしょう。
paiza
paizaは、エンジニア専門の転職サイトです。月間検索数は約5万件で、転職サイトの中では比較的低いですが、エンジニアにとっては非常に有用なサイトです。求人数は約1万件と、エンジニアの求人としては多いです。
paizaの特徴は、オンラインでプログラミングスキルを測定してくれることです。自分のレベルや得意な言語を知ることができます。また、企業からのスカウトも受けられるので、自分のスキルに見合った求人に出会えます。
paizaは、Webエンジニア・アプリエンジニア・インフラエンジニア・データサイエンティスト・AIエンジニア・ゲームエンジニア・組み込みエンジニアなど、様々なエンジニアの求人があります。正社員や契約社員、フリーランスなどの雇用形態もあります。
paizaは、エンジニア専門の転職サイトで、プログラミングスキルの測定やスカウトなど、エンジニアにとって魅力的な機能が充実しています。エンジニアとしてのキャリアを高めたいなら、paizaに登録してみると良いでしょう。
転職サイトの選び方
以上、おすすめの無料転職サイトを4つ紹介しました。しかし、これらのサイトだけでなく、他にもたくさんの転職サイトがあります。では、自分に合った転職サイトを選ぶには、どうすれば良いのでしょうか?
ここでは、転職サイトを選ぶ際に注意すべきポイントを3つ挙げます。
- 自分の目指す業種や職種に特化したサイトを探す
- 複数のサイトに登録して、比較する
- 有料のサービスやオプションには注意する
自分の目指す業種や職種に特化したサイトを探す
転職サイトには、一般的なものだけでなく、特定の業種や職種に特化したものもあります。例えば、医療系の転職ならメドフィット、教育系の転職なら教員の転職ドットコム、外資系の転職ならキャリアクロスなどです。
これらのサイトは、その分野に精通したキャリアアドバイザーや、専門的な求人情報を提供してくれます。自分の目指す業種や職種が決まっているなら、その分野に特化した転職サイトを探してみると良いでしょう。
複数のサイトに登録して、比較する
転職サイトには、それぞれに特徴や強みがあります。例えば、求人数や人気度、サポート力、スカウト機能、診断ツールなどです。自分にとって最適な転職サイトを見つけるには、複数のサイトに登録して、比較することが大切です。
登録する際には、自分のプロフィールや希望条件をできるだけ詳しく入力することが重要です。そうすることで、自分に合った求人や企業を見つけやすくなります。また、登録したサイトのメールやアプリの通知をチェックすることも忘れずにしましょう。
有料のサービスやオプションには注意する
転職サイトは基本的に無料で使えますが、中には有料のサービスやオプションがある場合もあります。例えば、プレミアム会員になると、より多くの求人やスカウトを受けられるというものです。
有料のサービスやオプションには、必ず利用規約や料金表を確認することが必要です。また、自動更新や解約手続きにも注意することが必要です。有料のサービスやオプションを利用するかどうかは、自分の判断で慎重に決めましょう。
まとめ
転職サイトは、転職活動に欠かせないツールですが、その中でも無料で使えるおすすめのサイトや、選び方のポイントを紹介しました。
転職サイトを利用することで、自分に合った求人や企業を見つけることができます。しかし、転職サイトだけに頼るのではなく、自分のキャリアや目標を明確にすることも大切です。
転職活動は、自分の人生の大きな転機です。転職サイトを上手に活用して、自分の理想の転職を実現しましょう。