今回は、Windowsで無料で使えるレジソフトをご紹介します。
レジソフトとは、パソコンやタブレットをレジスターのように使えるソフトウェアのことです。
レジソフトを使えば、商品の登録や会計、在庫管理や売上分析など、店舗運営に必要な機能を手軽に利用できます。
また、クレジットカードや電子マネー、QRコードなどの決済方法にも対応しているものが多くあります。
レジソフトは、専用の機器を購入する必要がなく、既存のパソコンやタブレットで利用できるため、初期費用やランニングコストを抑えることができます。
さらに、クラウド型のものなら、インターネットに接続するだけでデータの管理やバックアップができるため、安心して運用できます。
では、Windowsで無料で使えるレジソフトはどのようなものがあるのでしょうか?
ここでは、おすすめの5つのレジソフトとそのメリット・デメリットをご紹介します。
Airレジ
Airレジは、0円で使えるPOSレジアプリです。iOS版とWindows版があります。
Airレジには商品登録や会計などの基本レジ機能や管理・分析機能が含まれており、サポートも無料です。
また、Airレジはクレジットカードや電子マネー、QRコードなどの決済方法にも対応しており、決済手数料も低く抑えられます。
Airレジは初期費用や月額料金がかからないので、コストを気にせず利用できるPOSレジアプリです。
Airレジのメリットとデメリット
Airレジのメリットとデメリットは以下の通りです。
- メリット
- 0円で使えるPOSレジアプリであるため、初期費用や月額料金がかからない。
- 商品登録や会計などの基本レジ機能や管理・分析機能が含まれており、サポートも無料であるため、コストを気にせず利用できる。
- クレジットカードや電子マネー、QRコードなどの決済方法にも対応しており、決済手数料も低く抑えられるため、利益率を高めることができる。
- デメリット
- iOS版とWindows版しかなく、Android版はない。
- 連携する周辺機器に制限がある場合がある。
レジスター
レジスターは、PCやタブレットで無料で利用できるレジスターソフトです。
商品登録や会計などの基本的なレジ機能はもちろん、バーコードリーダーやキャッシュドロワーなどの周辺機器とも連携できます。
また、バーコードタイプのポイントカードにも対応しており、顧客管理やメールマガジン配信なども可能です。
レジスターはエクセルで作成したリストを読み込めるので、商品登録も簡単です。
無料版は商品登録数が10件までですが、有料版は2,310円(個人利用)または11,110円(業務・法人利用)で無制限に登録できます。
レジスター のメリットとデメリット
レジスター のメリットとデメリットは以下の通りです。
- メリット
- 専用の機器を購入する必要がなく、パソコンやタブレットで利用できるため、初期費用やランニングコストを抑えることができる。
- バーコードリーダーやキャッシュドロワーなどの周辺機器とも連携できるため、店舗運営がスムーズになる。
- バーコードタイプのポイントカードにも対応しており、顧客管理やメールマガジン配信なども可能であるため、集客やリピート率の向上に役立つ。
- デメリット
- 無料版は商品登録数が10件までであるため、商品数が多い場合は有料版にアップグレードする必要がある。
- サポートサービスは月額800円で受けられるが、無料版では電話サポートは受けられない。
BCPOS
BCPOSは、クラウド連動型のPOSシステムです。
月額5,000円から利用できますが、サブスクリプション契約中は税制改正や機能改良によるバージョンアップが無償で行われます。
また、電話サポートも無料です。
BCPOSには在庫管理や売上分析、顧客管理などの機能が全て含まれており、小売店に必要な機能が揃っています。
さらに免税書類作成システムやクレジットカード決済などの連携機能も豊富です。
複数店舗を運営する場合にも便利な店舗本部管理システムもあります。
BCPOSのメリットとデメリット
BCPOSのメリットとデメリットは以下の通りです。
- メリット
- クラウド連動型のPOSシステムであるため、インターネットに接続するだけでデータの管理やバックアップができる。
- 在庫管理や売上分析、顧客管理などの機能が全て含まれており、小売店に必要な機能が揃っている。
- 免税書類作成システムやクレジットカード決済などの連携機能も豊富であるため、海外からのお客様や多様な決済方法にも対応できる。
- デメリット
- 月額5,000円から利用できるが、無料では利用できない。
- サブスクリプション契約中は税制改正や機能改良によるバージョンアップが無償で行われるが、契約を解除するとその恩恵を受けられなくなる。
WeBee
WeBeeはWebベースの汎用POSシステムです。
市販のPCをPOS端末として使用できますし、Android端末やiPadなども入力端末として使用できます。
WeBeeは拡張性や汎用性が高く、自由にカスタマイズすることができます。
データベースサーバーをクラウド化することもローカル化することも可能ですし、複数税率にも対応しています。
WeBeeは幅広い業種や多店舗で利用できるPOSシステムです。
WeBeeのメリットとデメリット
WeBeeのメリットとデメリットは以下の通りです。
- メリット
- Webベースの汎用POSシステムであるため、市販のPCをPOS端末として使用できるし、Android端末やiPadなども入力端末として使用できる。
- 拡張性や汎用性が高く、自由にカスタマイズすることができる。データベースサーバーをクラウド化することもローカル化することも可能であるし、複数税率にも対応している。
- 幅広い業種や多店舗で利用できるPOSシステムであるため、事業規模や業態に合わせて柔軟に対応できる。
- デメリット
- 無料では利用できず、価格は問い合わせする必要がある。
- カスタマイズするためには専門的な知識や技術が必要になる場合がある。
PC-POS MATE
PC-POS MATEは、NECソリューションイノベータが提供するPOSシステムです。
店舗管理や商品・在庫管理、顧客管理、情報分析などの機能がサブパッケージ化されており、セミオーダー方式でニーズに合わせたシステム構築ができます。
PC-POS MATEは免税販売手続きやクーポン発行などの機能も備えており、180社2万セット以上の販売実績があります。
POS専用機はもちろん、PCやタブレットでも利用できます。
PC-POS MATEのメリットとデメリット
PC-POS MATEのメリットとデメリットは以下の通りです。
- メリット
- NECソリューションイノベータが提供するPOSシステムであるため、信頼性や安定性が高い。
- 店舗管理や商品・在庫管理、顧客管理、情報分析などの機能がサブパッケージ化されており、セミオーダー方式でニーズに合わせたシステム構築ができる。
- 免税販売手続きやクーポン発行などの機能も備えており、180社2万セット以上の販売実績がある。
- デメリット
- 無料では利用できず、価格は問い合わせする必要がある。
- POS専用機はもちろん、PCやタブレットでも利用できるが、対応する機種やOSに制限がある場合がある。
まとめ
以上がWindowsで無料で使えるレジソフトのご紹介でした。
それぞれに特徴やメリットがありますので、自分の店舗に合ったものを選んでみてください。
パソコンやタブレットをレジとして活用することで、店舗運営を効率化しましょう。