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ハンディPOSレジとは メリット・デメリットや費用、導入手順などを詳しく解説します

ハンディPOSレジとは

今回は、ハンディPOSレジという便利なシステムについてご紹介したいと思います。

ハンディPOSレジとは、手のひらサイズのPOSシステム末端のことで、バックヤードの棚卸作業やイベント・催事などの簡易販売用のレジとして使用できます。

飲食店で店員がオーダーを入力する端末もハンディPOSレジの一種です。

目次

ハンディPOSレジのメリット

まず、メリットについてですが、以下のような点があります。

電源不要

電源がなくても使えるので、災害時や停電時にも活躍します。

また、電源コードがないので、配線の散らかりや転倒の危険もありません。

設置場所不要

場所を選ばずに使えるので、店舗のレイアウトやスペースの制約に悩む必要がありません。

また、移動販売や出張販売などにも対応できます。

在庫管理・棚卸もスムーズ

商品マスタを内蔵できるので、商品コードやバーコードを読み取るだけで商品名や価格を表示できます。

また、販売数量や金額を自動で集計できるので、在庫管理や棚卸作業が簡単になります。

レシート発行

レシートはお客様にとっても重要なものです。

ハンディPOSレジとモバイルプリンタを併用すれば、どこでもレシートを発行できます。

レシートには店名や日付、商品名や価格などの情報が記載されます。

POSレジとの連携

ハンディPOSレジとPOSレジを連携させると、オーダー入力から会計まで一貫したシステムが構築できます。

オーダー入力はハンディPOSレジで行い、会計はPOSレジで行います。

このようにすると、オーダー内容の伝達ミスや重複入力などの問題が解消されます。

ハンディPOSレジのデメリット

次に、デメリットについてですが、以下のような点が考えられます。

バッテリー切れのリスク

電源不要というメリットがある一方で、バッテリー切れのリスクもあります。

バッテリー残量を常に確認し、充電や交換を行う必要があります。

通信障害の影響

ハンディPOSレジは無線通信でPOSレジや販売管理ソフトと連携します。

しかし、通信環境が悪い場合や通信障害が発生した場合は、連携が途切れたり遅延したりする可能性があります。

操作性・画面サイズの制限

ハンディPOSレジは小型軽量なので持ち運びやすいですが、その分操作性や画面サイズに制限があります。

キー操作やタッチ操作が難しい場合や画面表示が見づらい場合があるかもしれません。

ハンディPOSレジの費用

ハンディPOSレジの費用は、以下のように分けられます。

初期費用

ハンディPOSレジを導入する際にかかる一時的な費用です。

端末本体や周辺機器の購入費用や設置費用、ソフトウェアのライセンス料などが含まれます。

月額費用

ハンディPOSレジを運用する際にかかる継続的な費用です。

サービス料や保守・メンテナンス費用、通信費などが含まれます。

ハンディPOSレジの費用は、導入するサービスや機種によって異なりますが、一般的な相場は以下のようになります。

  • 初期費用:1台あたり5万円~10万円前後
  • 月額費用:1台あたり1,000円~3,000円前後

ただし、これらはあくまで目安であり、実際には導入する台数や機能、オプションなどによって変動します。

また、一部のサービスでは初期費用や月額費用が無料となる場合もあります。

ハンディPOSレジの導入手順

ハンディPOSレジを導入するには、以下のような手順が必要です。

  1. まず、自分の店舗や業務に合ったハンディPOSレジのサービスや機種を選びます。ハンディPOSレジは様々なメーカーやプロバイダから提供されており、機能や価格、サポート体制などが異なります。自分のニーズに合わせて比較検討しましょう。
  2. 次に、選んだサービスや機種の提供元に問い合わせや見積もりを依頼します。専門の担当者が連絡してくれて、商談や契約の手続きを進めます。契約内容や料金プランなどをよく確認しましょう。
  3. 契約が完了したら、ハンディPOSレジの端末や周辺機器を購入またはレンタルします。また、商品マスタや顧客マスタなどの登録作業も行います。これらは自分で行う場合と提供元が代行してくれる場合があります。
  4. 端末や周辺機器が届いたら、設置や設定を行います。これも自分で行う場合と提供元が訪問してサポートしてくれる場合があります。無線通信でPOSレジや販売管理ソフトと連携する場合は、通信環境も確認しましょう。
  5. 設置や設定が完了したら、トレーニングを受けます。提供元が訪問して操作方法や注意点などを教えてくれる場合もあれば、オンラインで動画やマニュアルを見ながら学ぶ場合もあります。
  6. トレーニングが終わったら、ハンディPOSレジの導入は完了です。実際に店舗で使用してみましょう。万が一トラブルが発生した場合は、提供元に連絡して対応してもらいましょう。

まとめ

ハンディPOSレジは、飲食店や小売店など、さまざまな業態においてオペレーションの効率化や精度向上に貢献するシステムです。

興味のある方は、ぜひ各公式サイトで詳細を調べてみてください。

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