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月々5000円で中古車に乗れる! でも知らないと損する中古車リースの落とし穴

中古車リース 月々5000円

中古車をリースするという選択肢は、新車を購入するよりも費用を抑えられるというメリットがあります。

しかし、中古車リースには様々なプランや条件があり、その中でも月々5000円程度で利用できる格安リースは特に注意が必要です。

この記事では、月々5000円で中古車をリースする方法と注意点について解説します。

目次

月々5000円で中古車をリースする方法

月々5000円で中古車をリースする方法は、主に以下の3つがあります。

  • 定額ニコノリパック中古車
  • 定額エコノリくん
  • ユズカリ

これらのプランでは、月々約5000円で中古車をリースできますが、年に2回のボーナス月に料金が加算される点に注意してください。

また、リースできる車種は限られており、主に軽自動車やコンパクトカーが多くなっています。

以下では、それぞれのプランの特徴や利用できる車種の例を紹介します。

定額ニコノリパック中古車

定額ニコノリパック中古車は、全国47都道府県どこへでも掲載車両が届けられ、最短3週間での納車も可能です。

保証範囲内であれば修理回数が無制限となり、最大406ヵ所まで無償で保証してもらえます。

また、リース契約満了後は「返却」「延長」「買取」から選べます。

月々5500円から中古車をリースできますが、年に2回のボーナス月に料金が加算されます。

例えば、ダイハツ「ミライース X SA」(2013年式・走行距離23,000km)を7年契約でリースする場合は、月額料金は5500円ですが、ボーナス時には54560円が加算されます。

このように、定額ニコノリパック中古車は、月々の料金が安く見えても、実際にはボーナス時に大きな負担がかかる点に注意が必要です。

定額エコノリくん

定額エコノリくんは、軽自動車の展示販売を行う徳島県の軽自動車専門店「カラフル!」が提供する軽中古車リースです。

月々4980円から車に乗れますが、年に2回のボーナス月に料金が加算されます。

例えば、スズキ「アルト L」(2018年式・走行距離7,000km)を5年契約でリースする場合は、月額料金は4980円ですが、ボーナス時には33000円が加算されます。

定額エコノリくんの特徴は、リースできる軽自動車がすべて新車登録から5年以内かつ走行距離50,000km以内となっている点です。

これは、中古車リースでは珍しい条件であり、比較的新しい車に乗れるメリットがあります。

また、リース料金には、車両代に加えて車検代や自動車税(種別割)、オイル交換代など、5年間で車にかかる基本料金が含まれています。

ユズカリ

ユズカリは、株式会社ファブリカコミュニケーションズの運営する中古車リースです。

月々5005円から車に乗れますが、年に2回のボーナス月に料金が加算されます。

例えば、スズキ「ワゴンR ハイブリッド(HYBRID) FX」(2017年式・走行距離22,546km)を6年契約でリースする場合は、月額料金は5005円ですが、ボーナス時には50000円が加算されます。

ユズカリでは、国産車だけでなくメルセデス・ベンツやBMWなどの輸入中古車も取り扱っています。

また、全車両に1年の保証がつき、国産車であれば全期間の保証をつけることも可能です。

メンテナンス付きプランでは、車検代や法定点検代などの維持費も月額料金に組み込むことができます。

月々5000円で中古車をリースする注意点

月々5000円で中古車をリースする注意点としては、以下の3つがあります。

  • 完全定額制ではない
  • 希望する車種やグレードに乗れない
  • 質の低い車に当たる可能性がある

以下では、それぞれの注意点について詳しく説明します。

完全定額制ではない

月々5000円で中古車をリースできるというのは、あくまで月々の料金のことであり、実際にはボーナス時に大きな負担がかかります。

これは、完全定額制ではなく、頭金やボーナス払いが必要なプランだからです。

完全定額制とは、頭金やボーナス払いが不要で、月々の料金だけで車に乗れるプランのことです。

完全定額制ではないプランの場合は、月々の料金が安くても、実際には年間で見ると高くつく可能性があります。

例えば、上記の例で紹介したダイハツ「ミライース X SA」を7年契約でリースする場合は、月々5500円ですが、ボーナス時には54560円が加算されます。

そのため、月々5000円で中古車をリースする場合は、必ずボーナス時の料金や総支払額を確認することが重要です。

また、完全定額制のプランを選ぶこともおすすめです。

希望する車種やグレードに乗れない

月々5000円で中古車をリースする場合は、希望する車種やグレードに乗れない可能性があります。

これは、5000円程度でリースできる中古車は限られており、主に軽自動車やコンパクトカーが多くなっています。

また、年式や走行距離も高くなっている場合が多くあります。

そのため、最新の機能やオプションを備えた高級車や人気車種に乗りたい場合は、月々5000円では満足できないかもしれません。

また、在庫状況によっては希望する色や装備がない場合もあります。

そのため、月々5000円で中古車をリースする場合は、自分の希望と現実のギャップに注意することが必要です。

また、希望する車種やグレードに乗りたい場合は、もう少し月額料金を上げることも検討してみましょう。

質の低い車に当たる可能性がある

月々5000円で中古車をリースする場合は、質の低い車に当たる可能性があります。

安価な中古車は故障やトラブルが起きやすい場合があります。

そのため、中古車リースを利用する場合は、以下の点に注意してください。

  • 車の状態を確認する
  • 保証内容を確認する
  • メンテナンスプランを選ぶ

以下では、それぞれの注意点について詳しく説明します。

車の状態を確認する

中古車リースを利用する場合は、車の状態を確認することが重要です。

特に、年式や走行距離、事故歴や修復歴などは、車の品質や耐久性に大きく影響します。

一般的に、年式が古くなるほど故障率が高くなります。

また、走行距離が多いほど摩耗や劣化が進みます。

事故歴や修復歴がある場合は、隠れたダメージや不具合が残っている可能性があります。

そのため、中古車リースを利用する場合は、できるだけ年式が新しくて走行距離が少なくて事故歴や修復歴がない車を選ぶことがおすすめです。

また、実際に車を見て触って確認することも大切です。

保証内容を確認する

中古車リースを利用する場合は、保証内容を確認することも重要です。

保証とは、故障やトラブルが発生した場合に修理費用や代車費用などを負担してくれるサービスのことです。

保証には、期間や範囲、回数などの条件があります。

例えば、期間は1年から5年まで様々です。

範囲はエンジンやミッションなどの主要部品からオーディオやエアコンなどの電装品まで様々です。

回数は1回から無制限まで様々です。

例えば、回数が無制限の場合は、保証期間中に何度でも修理費用が無料になります。

回数が限られている場合は、その回数を超えると修理費用が自己負担になります。

そのため、中古車リースを利用する場合は、保証の期間や範囲、回数などを確認することが必要です。

また、保証の内容に不安がある場合は、任意保険に加入することもおすすめです。

メンテナンスプランを選ぶ

中古車リースを利用する場合は、メンテナンスプランを選ぶことも重要です。

メンテナンスプランとは、車検や法定点検などの定期的な整備や消耗品の交換などを月額料金に含めることができるサービスのことです。

メンテナンスプランを選ぶメリットは、以下の通りです。

  • 整備や消耗品の交換にかかる費用を月々の料金に組み込むことで、予期せぬ出費を防ぐことができる
  • 整備や消耗品の交換を専門店に任せることで、車の状態を良好に保つことができる
  • 整備や消耗品の交換を定期的に行うことで、故障やトラブルのリスクを減らすことができる

メンテナンスプランを選ぶ場合は、以下の点に注意してください。

  • メンテナンスプランに含まれる内容や条件を確認する
  • メンテナンスプランに含まれない内容や費用についても把握する
  • メンテナンスプランの有無で月額料金が変わる場合がある

まとめ

月々5000円で中古車をリースする場合は、完全定額制ではない点や希望する車種やグレードに乗れない点、質の低い車に当たる可能性がある点などに注意しながら、自分に合ったプランを選ぶことが大切です。

また、安心して利用できる中古車リースを選ぶためには、車の状態や保証内容やメンテナンスプランなども確認することが必要です。

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