小売店でレジを導入すると、会計作業の効率化や売上分析などのメリットがあります。
しかし、POSレジは様々な種類や機能があり、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、小売店におすすめのPOSレジを5つ紹介します。
選ぶポイントや各レジの特徴も解説しますので、参考にしてみてください。
小売店におすすめのPOSレジ5選
スマレジ
スマレジは、登録店舗数11万店以上の実績を誇る、人気の高いクラウドPOSレジです。
小売店やアパレル、飲食店など幅広い分野で利用されています。
レジ機能だけでなく、売上分析や予算管理、在庫管理や複数店舗管理も可能です。
また、セルフレジや券売機としての機能もあり、さまざまな業態に合わせて運用できるのも魅力です。
【料金プラン】
- プラン: 月額料金
- スタンダード: 0円
- プレミアム: 4,400円~
【特徴】
- 会計機能だけでなく売上分析や顧客管理も行える
- クラウド管理されているため、最新版へのアップデートも簡単
- 外部サービスの連携が豊富で自由にレジをカスタマイズ
SQUARE POSレジ
SQUARE POSレジは、POSレジとキャッシュレス導入が手軽にできるのが特徴のPOSレジサービスです。
キャッシュレスの売上入金は、業界でもトップクラスに速いのも魅力的です。
また、ECサイトの作成はPOSレジのアカウントに紐づけて無料で作成できるため、ECサイト開設を検討している方にもおすすめなPOSレジです。
【料金プラン】
- プラン: 月額料金
- SQUARE POS: 0円
- SQUARE for Retail: 4,400円~
【特徴】
- POSレジとキャッシュレス導入が一緒にできる
- キャッシュレス決済手数料は3.25%と低コスト
- ECサイトとPOSレジの連携が無料でできる
Airレジ
Airレジは、低コストで導入することができるPOSレジです。
直感的に操作できるため、初めてPOSレジを導入するという方でも安心して利用できます。
費用を抑えて導入できるため、新規開業店舗や小規模店舗にもおすすめです。
【料金プラン】
- プラン: 月額料金
- Airレジ: 0円
- Airレジ プラス: 3,300円~
【特徴】
- 基本的なレジ業務ができるシンプルで汎用性が高いレジ
- 周辺機器のセット販売で手軽に始められる
- 会計ソフトやECサイトとの連携も可能
ユビレジ
ユビレジは、iPadを使って操作できるタブレット型のPOSレジです。
シンプルなデザインで直感的に操作できる機能性に定評があります。
また、業種に合わせてオプションや連携機能をカスタマイズできるのも魅力のひとつです。
小売店の場合は、「ユビレジ」のプレミアムプランに、「ユビレジ 在庫管理」をプラスすることで機能性を向上できます。
【料金プラン】
- プラン: 月額料金
- お試しプラン: 0円
- ユビレジ プレミアムプラン: 6,900円~
【特徴】
- 時間帯・曜日など様々な条件で売上分析ができる
- 複数店舗の一元管理も可能
- 外部サービスの連携先が豊富
Uレジ STORE
Uレジ STOREは、2022年度の「JMRアワード」3部門で1位を獲得した、小売店専用のPOSレジアプリです。
バーコード機能やセール機能、免税機能や予約販売の機能も搭載しています。
また、在庫管理や売上分析も簡単に行えるため、小売店の運営を効率化できます。
【料金プラン】
- プラン: 月額料金
- フリープラン: 0円
- スタンダードプラン: 2,178円~
【特徴】
- 小売店向けに特化した豊富な機能を備えたレジ
- 在庫管理や売上分析が簡単に行える
- クラウド型会計ソフトとの連携が可能
小売店におけるPOSレジの選び方
小売店におけるPOSレジの選び方の詳細 小売店におけるPOSレジを選ぶ際には、操作性、機能性、予算の3つのポイントに注意する必要があります。
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
操作性
操作性とは、POSレジを使う際にどれだけスムーズに操作できるかということです。
操作性が高いと、会計時のミスや時間のロスを減らせるだけでなく、顧客満足度も向上させることができます。
操作性を高めるためには、以下のような要素が重要です。
画面デザイン
POSレジの画面デザインは、見やすさや分かりやすさが大切です。
文字やボタンの大きさや色、配置などが適切であることが求められます。
また、必要な情報だけを表示し、余分な情報は省くことで、画面をシンプルにすることも効果的です。
タブレット型のPOSレジはタッチ画面で操作できるため、直感的に使えるというメリットがあります。
操作方法
POSレジの操作方法は、簡単で分かりやすいものが望ましいです。
入力や選択などの操作が少なくて済むようにすることで、作業効率を高めることができます。
また、操作方法が統一されていることも重要です。
同じような機能でも操作方法が異なると、混乱やミスを招く可能性があります。
カスタマイズ
POSレジのカスタマイズとは、自社のニーズに合わせて設定や機能を変更できることです。
カスタマイズができると、自社の業務フローや商品特性に合わせて最適なPOSレジを作ることができます。
例えば、商品登録やバーコード読み取りなどの基本的な機能だけでなく、セール価格やポイントカードなどの付加的な機能も設定できるようにすることが望ましいです。
機能性
機能性とは、POSレジがどれだけ多くの機能を備えているかということです。
機能性が高いと、店舗運営をより効率的かつ効果的に行えるようになります。
機能性を高めるためには、以下のような要素が重要です。
会計機能
POSレジの会計機能とは、商品の販売や決済を行うための基本的な機能です。
会計機能では、商品登録やバーコード読み取り、金額計算や領収書発行などが行えることが求められます。
また、キャッシュレス決済や免税対応なども対応できるようにすることで、顧客ニーズに応えることができます。
管理機能
POSレジの管理機能とは、店舗運営に関するデータや情報を管理するための機能です。
管理機能では、売上分析や在庫管理、顧客管理や予算管理などが行えることが求められます。
また、複数店舗の管理やECサイトとの連携なども対応できるようにすることで、オムニチャネル販売にも対応できます。
サポート機能
POSレジのサポート機能とは、POSレジの導入や運用に関するサポートを受けるための機能です。
サポート機能では、導入時の設定や教育、運用時のトラブルシューティングやアップデートなどが行えることが求められます。
また、電話やメールなどのコミュニケーション手段やFAQなどの情報提供も充実させることが望ましいです。
予算
予算とは、POSレジを導入する際にかかる費用のことです。
予算は、初期費用と月額費用に分けられます。
初期費用は、POSレジ本体や周辺機器、設置工事などの費用です。
月額費用は、サービス利用料やメンテナンス料などの費用です。
予算を決める際には、以下のような要素が重要です。
規模
POSレジの規模とは、導入する台数や店舗数などのことです。
規模が大きいほど、費用も高くなります。
規模に合わせて商品を選ぶことで、無駄な出費を抑えることができます。
例えば、小規模店舗や新規開業店舗は、低コストで導入できるタブレット型のPOSレジがおすすめです。
品質
POSレジの品質とは、性能や信頼性などのことです。
品質が高いほど、費用も高くなります。品質に合わせて商品を選ぶことで、安心して使えるPOSレジを手に入れることができます。
例えば、高性能や高信頼性を求める場合は、ターミナル型やPC型のPOSレジがおすすめです。
追加料金
POSレジの追加料金とは、初期費用や月額費用以外にかかる費用のことです。
追加料金には、消耗品や消耗部品の交換費用やオプション機能の利用料などがあります。
追加料金を把握することで、予想外の出費を防ぐことができます。
例えば、消耗品や消耗部品は定期的に交換する必要があるため、交換頻度や交換方法を確認することが望ましいです。
まとめ
ここまで、小売店におすすめのPOSレジを5つご紹介しました。
また、選ぶ際のポイントとして、操作性、機能性、予算の3つを詳しく解説しました。
小売店の経営者の方は、自社のニーズに合わせて、最適なPOSレジを選んでみてください。
POSレジを導入することで、店舗運営をより効率的かつ効果的に行えるようになるでしょう。