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クラウドレジとは メリット・デメリットや導入手順、比較ポイントなどを徹底解説します

クラウドレジとは

クラウドレジとは、インターネットに接続されたタブレットやスマートフォンなどをレジとして使えるシステムのことです。

目次

クラウドレジのメリット

クラウドレジは、その利便性と効率性によって、以下のようなメリットがあります。

初期費用や月額費用が安い

クラウドレジは、従来のPOSレジと比べて、初期費用や月額費用が安く済みます。

POSレジは、専用のハードウェアやソフトウェアを購入したり、サーバーを設置したりする必要がありますが、クラウドレジは、既存のタブレットやスマートフォンにアプリをダウンロードするだけで使えます。

また、クラウドレジのサービスは、多くの場合、月額制や従量制などの料金プランがあります。

これは、店舗の規模や売上に応じて料金を調整できるということです。

例えば、「スマレジ」では、月額980円から利用できますし、「Airレジ」では、売上に応じて1.5%から3.0%の手数料がかかります。

データがクラウド上に保存されるため、サーバーの設置や管理が不要

クラウドレジは、店舗のデータをクラウド上に保存します。

これは、自分でサーバーを設置したり、管理したりする必要がないということです。

サーバーの設置や管理には、コストや手間がかかりますし、故障や障害のリスクもあります。

また、クラウド上にデータが保存されることで、データのバックアップや復元も簡単にできます。

万が一、端末が故障したり、紛失したりしても、データはクラウド上に残っていますし、別の端末にアプリをダウンロードすればすぐに復旧できます。

売上や在庫などのデータをいつでもどこでも確認できる

クラウドレジは、インターネットに接続されていれば、売上や在庫などのデータをいつでもどこでも確認できます。

これは、店舗経営にとって非常に便利な機能です。

例えば、「ワンレジ」では、売上や在庫だけでなく、顧客やスタッフなどの情報も管理できますし、「Cashier POS」では、複数店舗のデータを一元管理できます。

また、クラウドレジは、データをグラフやチャートなどで視覚的に表示したり、分析したりすることもできます。

これは、店舗の業績や傾向を把握したり、改善策を考えたりすることに役立ちます。

例えば、「OREND」では、売上や在庫だけでなく、天気や時間帯などの要因も分析できますし、「Airレジ」では、売上や在庫の予測もできます。

キャッシュレス決済や会計ソフトなどの外部サービスと連携しやすい

クラウドレジは、キャッシュレス決済や会計ソフトなどの外部サービスと連携しやすいです。

これは、店舗の業務効率や顧客満足度を高めることにつながります。

例えば、「スマレジ」では、PayPayやLINE PayなどのQRコード決済や、クレジットカード決済などに対応していますし、「Airレジ」では、freeeや弥生会計などの会計ソフトと連携できます。

また、クラウドレジは、外部サービスとの連携によって、新たな機能やサービスを提供することもできます。

例えば、「ワンレジ」では、Uber Eatsや出前館などのデリバリーサービスと連携できますし、「OREND」では、ネットショップやオムニチャネルなどのECサービスと連携できます。

アプリのアップデートで機能が追加される

クラウドレジは、アプリのアップデートで機能が追加されることがあります。

これは、店舗のニーズに応じてクラウドレジをカスタマイズできるということです。

例えば、「Cashier POS」では、2023年4月に「顔認証決済」や「AI接客」などの新機能が追加されましたし、「OREND」では、2023年5月に「自動発注」や「在庫予測」などの新機能が追加されました。

クラウドレジのデメリット

クラウドレジは、その便利さと引き換えに、以下のようなデメリットもあります。

インターネット環境に依存する

クラウドレジは、インターネットに接続されていないと動作しません。

インターネットが遅い場合や、停電や故障などでインターネットが使えなくなった場合は、レジが使えなくなってしまいます。

これは、店舗の売上や顧客満足度に大きな影響を与える可能性があります。

一部のクラウドレジは、オフラインでも使える機能を備えていますが、その場合でも、データの同期やバックアップができなかったり、一部の機能が制限されたりすることがあります。

端末の管理に注意が必要

クラウドレジは、タブレットやスマートフォンなどの端末を使用しますが、これらの端末は破損や盗難のリスクがあります。

端末が故障したり、紛失したりした場合は、レジが使えなくなるだけでなく、端末に保存されているデータも失われる可能性があります。

そのため、端末の保護や管理には十分な注意が必要です。

例えば、端末にパスワードを設定したり、防水・防塵・耐衝撃などのケースを使用したりすることが推奨されます。

サービス提供者への信頼が必要

クラウドレジは、サービス提供者が運営するクラウド上にデータを保存します。

そのため、サービス提供者のセキュリティ対策やサービス品質に信頼を置く必要があります。

サービス提供者がセキュリティに不備があったり、サービスを停止したりした場合は、データの漏洩や消失の危険性があります。

そのため、クラウドレジを選ぶ際には、サービス提供者の信頼性や実績を確認することが重要です。

例えば、セキュリティ認証やプライバシーマークなどの取得状況や、導入実績や口コミなどの評判をチェックすることが推奨されます。

クラウドレジの導入手順

クラウドレジを導入するには、以下のような手順があります。

クラウドレジのアプリを提供するサービスに登録する

まず、自分のお店に合ったクラウドレジのサービスを選びます。

サービスによって、料金や機能、特徴や決済方法などが異なりますので、比較検討することが重要です。

次に、選んだサービスの公式サイトやアプリから、登録申し込みをします。

登録には、店舗名や住所、電話番号、メールアドレスなどの基本情報や、銀行口座やクレジットカードなどの決済情報が必要です。

登録が完了すると、ログインIDやパスワードなどのアカウント情報が発行されます。これらの情報は大切に保管しておきましょう。

タブレットやスマートフォンにアプリをダウンロードする

次に、クラウドレジとして使う端末にアプリをダウンロードします。

端末は、タブレットやスマートフォンなどのインターネットに接続できるものであれば何でも構いませんが、画面サイズや操作性などを考慮して選ぶことがおすすめです。

アプリは、各サービスの公式サイトやアプリストアから無料でダウンロードできます。

ダウンロードしたら、アカウント情報を入力してログインします。

必要な周辺機器を用意する

次に、クラウドレジと連携させる周辺機器を用意します。

周辺機器とは、キャッシュドロアやレシートプリンター、バーコードリーダーなどのことです。

これらの機器は、店舗の業種や業態に応じて必要かどうかが異なりますが、一般的には以下のようなものがあります。

  • キャッシュドロア:現金を管理するための引き出し型の箱です。現金決済を行う場合は必要です。
  • レシートプリンター:レシートを印刷するための機器です。紙幣や小銭の枚数や合計金額などを記録するために必要です。
  • バーコードリーダー:商品のバーコードを読み取るための機器です。商品管理や在庫管理などに必要です。
  • カードリーダー:クレジットカードや電子マネーなどのカード決済を行うための機器です。キャッシュレス決済を行う場合は必要です。

周辺機器は、各サービスが推奨するものや対応するものがありますので、事前に確認しておきましょう。

また、周辺機器は、BluetoothやWi-Fiなどの無線通信で端末と接続することができますが、設定方法や操作方法は機器によって異なりますので、取扱説明書やサポートページなどを参考にしてください。

お店の基本情報や商品情報、レシート情報などを設定する

最後に、クラウドレジのアプリで、お店の基本情報や商品情報、レシート情報などを設定します。

これらの情報は、店舗の売上や在庫などのデータを管理するために必要です。

基本情報とは、店舗名や住所、電話番号、メールアドレスなどのことです。

これらの情報は、登録時に入力したものと同じである必要があります。

商品情報とは、商品名や価格、在庫数、バーコードなどのことです。

これらの情報は、商品を登録する際に入力したり、バーコードリーダーで読み取ったりすることができます。

レシート情報とは、レシートに印刷される内容やデザインなどのことです。

これらの情報は、店舗名や住所、電話番号、ロゴマークなどを自由に設定したり、消費税率や軽減税率などを適用したりすることができます。

アプリにログインして利用開始する

以上の手順が完了したら、クラウドレジの導入は完了です。

あとは、アプリにログインして利用開始するだけです。

アプリの画面では、商品を選んだり、数量を入力したり、決済方法を選んだりすることができます。

また、売上や在庫などのデータも確認できます。

クラウドレジの比較ポイント

クラウドレジのサービスには、さまざまなものがあります。

例えば、「スマレジ」、「Airレジ」、「STORES レジ」、「ワンレジ」、「Cashier POS」、「OREND」などです。

これらのサービスは、それぞれ価格や機能、特徴や決済方法などに違いがあります。

自分のお店に合ったクラウドレジを選ぶためには、以下のようなポイントを比較するとよいでしょう。

初期費用や月額費用はいくらかかるか

クラウドレジのサービスは、初期費用や月額費用が異なります。

初期費用とは、端末や周辺機器の購入費用や登録費用などのことです。

月額費用とは、サービスの利用料金や手数料などのことです。

例えば、「スマレジ」では、初期費用は0円で、月額費用は980円からです。

「Airレジ」では、初期費用は0円で、月額費用は売上に応じて1.5%から3.0%です。

「ワンレジ」では、初期費用は0円で、月額費用は2980円からです。

「Cashier POS」では、初期費用は0円で、月額費用は3980円からです。

「OREND」では、初期費用は0円で、月額費用は9800円からです。

必要な機能は備わっているか

クラウドレジのサービスは、必要な機能が異なります。

機能とは、商品管理や在庫管理や売上管理などのことです。

これらの機能は、店舗の業種や業態に応じて必要かどうかが異なります。

例えば、「スマレジ」では、個別会計や原価設定や顧客管理などの機能があります。

「Airレジ」では、複数店舗管理や売上予測や会計ソフト連携などの機能があります。

「ワンレジ」では、デリバリーサービス連携やオムニチャネル対応やAI接客などの機能があります。

「Cashier POS」では、顔認証決済や自動発注や在庫予測などの機能があります。

「OREND」では、天気分析や時間帯分析やネットショップ連携などの機能があります。

使い勝手や操作性は良いか

クラウドレジのサービスは、使い勝手や操作性が異なります。

使い勝手や操作性とは、アプリの画面やボタンやメニューなどのことです。

これらの要素は、店舗のスタッフや顧客にとって使いやすいかどうかに影響します。

例えば、「スマレジ」では、シンプルで分かりやすい画面やボタンがあります。

「Airレジ」では、カラフルで可愛らしい画面やボタンがあります。

「ワンレジ」では、スタイリッシュで洗練された画面やボタンがあります。

「Cashier POS」では、モダンで高級感のある画面やボタンがあります。

「OREND」では、クールでインパクトのある画面やボタンがあります。

これらのサービスの使い勝手や操作性は、個人の好みによって異なります。

自分のお店に合ったものを選ぶことが大切です。

サポート体制は充実しているか

クラウドレジのサービスは、サポート体制が異なります。

サポート体制とは、問題やトラブルが発生した際に対応してくれる仕組みや人員のことです。

これらの要素は、店舗の安心感や信頼感に影響します。

例えば、「スマレジ」では、電話やメールやチャットなどでサポートを受けることができます。

「Airレジ」では、電話やメールやチャットなどでサポートを受けることができます。

「ワンレジ」では、電話やメールやチャットなどでサポートを受けることができます。

「Cashier POS」では、電話やメールやチャットなどでサポートを受けることができます。

「OREND」では、電話やメールやチャットなどでサポートを受けることができます。

キャッシュレス決済や会計ソフトなどと連携できるか

クラウドレジのサービスは、キャッシュレス決済や会計ソフトなどと連携できるかどうかが異なります。

連携とは、別のサービスとデータを共有したり、機能を追加したりすることです。

これらの要素は、店舗の業務効率や顧客満足度に影響します。

例えば、「スマレジ」では、PayPayやLINE PayなどのQRコード決済や、クレジットカード決済などに対応しています。

「Airレジ」では、freeeや弥生会計などの会計ソフトと連携できます。

「ワンレジ」では、Uber Eatsや出前館などのデリバリーサービスと連携できます。

「Cashier POS」では、顔認証決済やAI接客などの新機能を提供しています。

「OREND」では、ネットショップやオムニチャネルなどのECサービスと連携できます。

まとめ

クラウドレジは、店舗経営にとって便利で効率的なツールです。

自分のお店に最適なクラウドレジを見つけて、売上アップや業務改善に役立てましょう。

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