MENU

マウスピースで歯並びを矯正! 費用や期間、適応症例、メリット・デメリットなどを詳しく解説します

歯並び マウスピース

マウスピース矯正とは、透明なプラスチック製のマウスピースを装着して、歯を少しずつ動かしていく矯正方法です。

マウスピース矯正の代表的なブランドとしては、インビザラインやクリアコレクト、キレイラインなどが挙げられます。

他にも、Zenyum(ゼニュム)やOh my teeth(オーマイティース)など、通院回数を減らしたり、費用を抑えたりすることができるブランドもあります。

この記事では、マウスピース矯正のメリットやデメリット、適応範囲や費用などについて、詳しく解説していきます。

目次

マウスピース矯正のメリット

マウスピース矯正には、以下のようなメリットがあります。

目立ちにくい

マウスピースは透明で薄いので、装着しても目立ちにくく、自然な笑顔を見せることができます。

ワイヤーやブラケットを使った矯正に比べて、見た目のストレスが少ないと言えます。

取り外しができる

マウスピースは取り外しができるので、食事や歯磨きのときに外すことができます。

そのため、食べ物が詰まったり、歯垢が溜まったりする心配がありません。

また、特別なイベントや写真撮影などのときにも外すことができます。

痛みや違和感が少ない

マウスピースは柔らかくて薄いので、装着時に口内に傷をつけたり、舌や頬を切ったりすることがありません。

また、歯にかかる力も弱いので、痛みや違和感も少なく感じられます。

費用が安い

マウスピース矯正は、使用するマウスピースの枚数や種類によって費用が異なりますが、一般的には10万円から100万円程度で治療ができます。

ワイヤー矯正では20万円から300万円程度かかることが多いです。

また、マウスピース矯正では、初期費用や通院費も安く済む場合があります。

マウスピース矯正のデメリット

一方、マウスピース矯正には、以下のようなデメリットや注意点もあります。

治せない場合がある

マウスピース矯正では、一部分だけを動かすため、全体的なバランスや噛み合わせに問題がある場合は治せません。

また、重度の出っ歯や叢生などはマウスピースでは力が足りずに治せません。

その場合は、手術やワイヤー矯正など他の方法を併用する必要があります。

その結果、費用や治療期間が増える可能性があります。

自己管理能力や意志力が必要

マウスピースは取り外しができるので、自分の意思で装着したり外したりすることができます。

しかし、それは逆に言えば、自分の意思で装着しなかったり外しすぎたりすることもできるということです。

マウスピースを装着しない時間が長くなると、治療効果が低下したり後戻りしたりする可能性があります。

そのため、マウスピース矯正を成功させるためには、自己管理能力や意志力が必要です。

食事や飲み物を摂るときは必ず外さなければならない

マウスピースは食事や飲み物を摂るときに外さなければなりません。

食事や飲み物を摂るときにマウスピースを装着したままにすると、マウスピースが汚れたり変形したりする可能性があります。

特に色の濃い飲み物や染色性の高い食べ物は、マウスピースに着色したりシミをつけたりする可能性があります。

そのため、食事や飲み物を摂るときは必ずマウスピースを外し、食後に歯磨きをしてから再び装着する必要があります。

マウスピース矯正の適応範囲

マウスピース矯正は、どんな歯並びにも対応できるわけではありません。

マウスピース矯正で治せる歯並びと治せない歯並びについて、具体的な例を見ていきましょう。

マウスピース矯正で治せる歯並び

マウスピース矯正で治せる歯並びは以下のような場合です。

軽度から中度の出っ歯

上の前歯が下の前歯よりも前に出ている状態です。

軽度から中度の出っ歯は、マウスピース矯正で上の前歯を後ろに動かすことで治すことができます。

軽度から中度の叢生

歯が重なって生えている状態です。

軽度から中度の叢生は、マウスピース矯正で隙間を作って歯を並べることで治すことができます。

軽度から中度の開咬

上下の前歯が噛み合わない状態です。

軽度から中度の開咬は、マウスピース矯正で上下の前歯を近づけることで治すことができます。

軽度から中度の深咬

上下の前歯が重なりすぎて噛み合う状態です。

軽度から中度の深咬は、マウスピース矯正で上下の前歯を離すことで治すことができます。

軽度から中度の偏咬

上下の前歯が左右にずれて噛み合う状態です。

軽度から中度の偏咬は、マウスピース矯正で上下の前歯を真ん中に寄せることで治すことができます。

マウスピース矯正で治せない歯並び

一方、マウスピース矯正では治せない歯並びは以下のような場合です。

重度の出っ歯

上下の前歯の出っ張りが大きくて、口唇が閉じられない状態です。

重度の出っ歯は、マウスピース矯正では力が足りずに治せません。

その場合は、手術やワイヤー矯正など他の方法を併用する必要があります。

その結果、費用や治療期間が増える可能性があります。

重度の叢生

歯が重なりすぎて生えている状態です。

重度の叢生は、マウスピース矯正では隙間を作ることが難しい場合があります。

その場合は、事前に歯を抜いたり削ったりする必要がある場合があります。

その結果、費用や治療期間が増える可能性があります。

重度の開咬

上下の前歯が全く噛み合わない状態です。

重度の開咬は、マウスピース矯正では上下の前歯を近づけることが難しい場合があります。

その場合は、手術やワイヤー矯正など他の方法を併用する必要があります。

その結果、費用や治療期間が増える可能性があります。

重度の深咬

上下の前歯が重なりすぎて噛み合う状態です。

重度の深咬は、マウスピース矯正では上下の前歯を離すことが難しい場合があります。

その場合は、手術やワイヤー矯正など他の方法を併用する必要があります。

その結果、費用や治療期間が増える可能性があります。

重度の偏咬

上下の前歯が左右に大きくずれて噛み合う状態です。

重度の偏咬は、マウスピース矯正では上下の前歯を真ん中に寄せることが難しい場合があります。

その場合は、手術やワイヤー矯正など他の方法を併用する必要があります。

その結果、費用や治療期間が増える可能性があります

マウスピース矯正の費用と治療期間

マウスピース矯正で治すことにしたら、気になるのは費用と治療期間ですよね。

マウスピース矯正でかかる費用とかかる時間について、詳しく見ていきましょう。

マウスピース矯正の費用と変動要因

マウスピース矯正でかかる費用は約10万円から100万円程度です。

これは個人差がありますが、一般的には以下のような要因によって変わります。

使用するマウスピースの枚数や種類

使用するマウスピースの枚数や種類によっては、費用が高くなる場合があります。

一般的には、動かす歯の数や位置が多くて複雑なほど、マウスピースの枚数や種類が多くなります。

その結果、費用が高くなる可能性があります。

初期費用や通院費

初期費用や通院費によっても費用が変わります。

初期費用とは、初診料や診断料、レントゲン料などのことです。

通院費とは、マウスピースの交換や調整などのためにかかる費用のことです。

これらの費用は、歯科医師やクリニックによっても異なります。

そのため、複数の歯科医師やクリニックを比較検討することがおすすめです。

マウスピース矯正の治療期間と変動要因

マウスピース矯正でかかる時間は約1年から3年程度です。

これも個人差がありますが、一般的には以下のような要因によって変わります。

動かす歯の数や位置

動かす歯の数や位置によっては、治療期間が長くなる場合があります。

一般的には、動かす歯の数や位置が多くて複雑なほど、治療期間が長くなります。

その結果、治療期間が長くなる可能性があります。

マウスピースの装着時間や交換頻度

マウスピースを装着しない時間が長くなると、治療効果が低下したり後戻りしたりする可能性があります。

そのため、マウスピースを毎日きちんと装着し、定期的に新しいマウスピースに交換することが大切です。

一般的には、1日に約20~22時間装着し、2週間ごとに新しいマウスピースに交換する必要があります。

装着時間や交換頻度を守れば、治療期間を短くすることができます。

通院回数や治療内容

通院回数や治療内容によっても治療期間が変わります。

通院回数とは、マウスピースの交換や調整などのために通う回数のことです。

治療内容とは、マウスピース矯正だけでなく、他の方法を併用する場合も含みます。

これらの回数や内容は、歯科医師やクリニックによっても異なります。

そのため、歯科医師やクリニックに相談してみることがおすすめです。

まとめ

この記事では、歯並びを整えるためのマウスピース矯正について紹介しました。

歯並びは、見た目だけでなく健康や自信にも大きく影響します。

マウスピース矯正で、あなたの理想の笑顔を手に入れましょう!

目次